木曾宿場町を訪ねて
10月14日の「鉄道の日」を記念してJR全線乗り放題きっぷが発売されている。この切符は3日~18日の内に3日間乗れる、青春18きっぷの弟分にあたるもので、今回は中仙道の木曾の宿場町を訪れることにした。
10月13日
福島駅7:35でスタート、郡山から磐越西線で新潟へ、信越本線、北陸本線で富山に着いたのが18:00、初日なので無理して高山本線に乗りJR西日本とJR東海の境界の猪谷駅に降りたのが19時半、駅近くの関所公園にテントを張り1日目が終了する。
10月14日
2日目は猪谷から高山へ、中仙道とは関係ないが相方のリクエストである、秋の高山祭りが終わったばかりの町並みを午前中眺めて高山から美濃太田へ、そこから太多線で多治見に着き中央本線に乗り中津川に来ると、ここからは中仙道の木曽路である。
10月15日
昨夜は南木曽駅の目の前で木曾川に架かる吊橋を渡り天白公園に宿泊した。
この木曽川沿いに宿場町が点在していて最初の目的地は「妻籠宿」である。南木曽駅からバスで15分のところにある山間の集落で、昔の宿場といっても最近は観光化されて、商い本位の店が多い中、ここの一部の未舗装で手をかけていない江戸時代そのままの通りは必見であった。
次に訪れたのが関所の町「木曾福島」で、ここは木曽路の中心の大きな町で温泉地でもあり目的の露天風呂に入り2日ぶりに汗を流す、そこから15k先の木曾街道と飛騨街道の分岐点の「薮原宿」に宿泊した。
10月16日
中仙道の中でも碓氷峠に次ぐ難所とされていた薮原宿から奈良井宿への鳥居峠越えに挑戦することにした。天気にも恵まれて薮原駅に荷物を預け8時に出発、歩道は整備されていて歩き易く昔の石畳らしき物が残っていたり沿道には石碑や石仏が建ち、由緒ある中山道であったことを思わせる山道である。
約7kを3時間かけて山越えして着いたのが「奈良井宿」で1kに渡る古い町並で木曾十一宿で最もにぎわった宿場町だとか、その時代の旅人の気分を味わえる町であった。
10月17日
薮原に2泊して帰路に着く、中央本線で松本、篠ノ井線で長野へ、そこからはローカル線で人気の飯山線と只見線を乗り継いで福島駅に着いたのが23:04であった。
クラツックカーレース、正しい名称は「ラ・フェスタ・ミッレミリア2009」というらしく、10日~13日の4日間、東京をスタートして主に福島県を中心に裏磐梯を拠点にしてローカルなルートを走る、1600kmのレース?ラリーというよりオールドカーのツーリングで、100台の中には有名タレントや著名人が参加しているようである。