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そうだ、京都(亀岡)に行こう。 その2。

2015-02-15 21:39:03 | 旅行
二日目、朝から出発。

今日はメインの保津川下りに行きます。

駐車場につくと結構なお客さんがいて流行っているなーと思ったいたら、
台湾からの観光客の団体で普段は殆ど人がいないらしく、本当ならこの時期はほぼ貸し切りだったというのは船頭さんの話。

保津川下りの時期は春の桜と秋の紅葉で、夏はゴムボート下りがあるらしく一番空くのが冬のようです。

それでも一番前になったので良い場所に座って、景色や船頭さんの漕いでいる姿などよく見れました。

船頭さんはキャラクターが強くて、前を二人、後ろで一人の計三人で漕ぐのですが、
前二人が強烈で、一人はよく喋る難波の商人風、一人は殆喋らす言うこともきつめの江戸っ子風。

当然人力で進むわけですが本当に流れの急な所しか休む所はなく一時間半程ありましたが殆ど漕ぎ続けてました。
見た目にも60代後半ぐらいなのに息も切らさず凄い体力です。

船は基本ゆったりと景色を見れますが、急な流れの所は激しく揺れて速度も上がります、
水しぶきも凄いので備え付けのビニールシートでガードします。

冬と其れ以外では船が違うらしく、冬は船の床に座り周りが囲われていてストーブもあり寒風を防げるようになっています、
冬以外は船に腰掛けるように座り水しぶきをもっとあびるっぽいです。

それで冬にだけ備え付けられているストーブの話。

ストーブは引火防止のために揺れがあると止まるようになってます、
家で使うやつでも寝転がっている時に足で蹴ってしまって付け直すというのはあるあるだと思います。

例に漏れずこの船に備え付けられているストーブにもそれはついています。

台湾人の方々と船に乗り込み最初はゆあったりとした速度で田舎の風景をみつつ、次第に山に入っていき最初の急流ポイント通過後、
後ろでざわざわしていました。

見ると今の振動でストーブが止まった様子。

江戸っ子風のおじさんが大声でつけかたを叫んでいますが台湾人の方ばかりなのでわかりません。

しょうがないので僕が中央に置いてあるストーブまで行きつけることに。

おじさんの説明では蓋をあけて芯を上げて中にチャッカマンを入れればいいという言う。

その通りにしても点かない、何回かやってもつきません。

そもそも振動で消えて場合、引火防止をリセットしてからでは点くはずがないです。

周りも見てみるとレバーがあったのでそれを下げて、ガスのダイヤルを回し直してからチャッカマンを入れると点きました。

前に戻ると江戸っ子のおじさんが、振動で良く消えるんだ、消えたらまたよろしくと言われ、
予期せずストーブ再点火役に任命されました。

気さくなおじさんと、「家のと違うタイプなので難儀しましたー」「あはは!最新式やでな!」
みたいな会話をしてまた景色を見ていると次の急流ポイントを通過。

後ろの方に、スイマセンと片言で話しかけられ点ける、戻る、3回ぐらいしました。

川の途中にある謂れのある岩の説明をしてもらいながら進むのですが、
基本岩の名称って言ったものがちの傾向があって、まぁ見えない事もないという感じでした、
岩場で櫂で岩をおしてぶつからないようにしつつ進むのですが、
途中にそれで出来た跡がある岩があると説明してもらったのですが、
既に何回も岩を押す場面はあって、跡も確認していたので、あまり反応しませんでした。

すると江戸っ子風のおじさんが、反応せ―へんわーと苦笑い。
だってもう何回か見たしなーと思いながら進んでいく船。

最後の急流ポイントを過ぎると、もう終わりなのでと囲いを解体し始めてもう立っていいですよとの事。

この辺りまで来るとひと気もあり手を降ったりしながら乗降場に到着し終着嵐山に着きました。


山間は小雨が降っていたのですが嵐山に着く頃には止んでいて良かったなと思っていた矢先、また降り出しました。

傘をさしながら嵐山を観光をすることに。

ぼちぼちと歩きながら駅に行きます、嵐山駅は凄いおしゃれになっていて外観からはまったく駅に見えません。

電車はワンマンタイプなのでホームまで入れます、着物を巻いた柱が何本もあってそれが綺麗でした夜は光るみたいです。

駅内を見て入り口に戻ってくると、人だかりが出来ていてどうやらロケをしているようでした。

初めてロケをしているのを見ました。

出演陣を見てみると、ジャルジャルと片方が解らなかったので後で調べてみるとアキナというコンビのようです。

20人ぐらいスタッフが居て、こんなに人が居るんだなーとか端で見ながら初めてみた芸人がジャルジャルかーとか思ってました。

満足したので観光続行。

嵐山駅の対面のお店が集まっている所を見て出てくると嵐山のマスコットが居ました。
正確には渡月橋のマスコット、月橋 渡(つきはし わたる)君。

このキャラクター、前から見ると胸に渡月橋と書いてある以外に特徴がありません、後ろに回ると申し訳程度に橋がひっついています。

その後お店を見て周って清凉寺まで歩いて、あぶり餅を食べて、近くの豆腐屋さんで豆腐とあげを買って、
降ったり止んだりしていた雨も此の頃には完全に止んでやっと傘なしで歩けるようなりました。

嵐山は和風なお店が多いです、和風なグッズも多く特に和傘やがま口財布が多く売ってます。

僕は昔から探している物があって、それが和財布、道中財布とも言われるものです。

通販では売っているのですが、仕様が特殊なので実物を見てからにしたいと兼ねてから思ってました。

それから何年か、昔の町並みのある所に行けば探していたのですが中々実物には巡り合わなかったのですが、
ついに嵐山にて出逢いました。

同じタイプで柄が四種類しかなかったので選ぶには少なかったのですが、やっと見つけたので買って使い心地も感じて次のを買おうと決めて、
周辺をひと通り見てもその四種類しかなかったのでそれを買いました。

その後竹林を歩いてから嵯峨嵐山駅に行き亀岡に戻り、帰路につきます、
途中亀山SAの食堂で注文した丼が辛すぎて味が解らなくてヒーヒー言いながら食べてその後チョコレートで紛らわしながら帰って来ました。