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アニメ2。

2016-09-22 19:05:11 | 感想
アニメ消化二作品目はデュラララ。

ブレインズベース内でデュラララを制作していたチームが独立して朱夏という新スタジオを設立、
まずはデュラララのラストまでを起承転結になぞらえ、全60話+5話という完全アニメ化を果たしてくれました。

そんなデュラララは成田良梧原作による池袋を舞台にした群像劇ですが、これが非常によく出きていて、
それぞれのキャラクターたちが各々に動きいくつのも事件が発生して収束していくのはまさに群像劇のだいご味。

それは二期からも変わらず新たにキャラクターを増やしつつもだんだんと主要キャラ達の物語が収束していくのはもの悲しさがあります。

二期からはあまり本編にかかわってこなかったキャラクターもいましたが、それはそれでありかと思いました、
あまり関わらずともそのキャラクターとかかわったる出来事が一つの作用を生み出す、
それだけのために登場して、また別々の生活を続けているという感じがよかったです。

最終的にみんな仲直りして、園原さんが恋愛感情を自覚して、あれだけの境遇と事件に合いながら、普通なボーイミーツガールで絞めるのがよかったです。
しかも恋愛感情に気付いただけでその後はご想像におまかせな感じも。

臨也は人間が好きで、規格外の人間のしずちゃんが嫌いで、
帝人は園原さんが好きで、園原さんは好きな感情がわからなくて、
正臣は沙紀が好きなのか、沙紀は正臣が好きなのかそれとも同じような境遇になれ合っているだけなのか、

いろいろなキャラクターたちの愛情描写がこの作品にはありますが
結局のところこの作品で、お互いに愛をささやき合っているのは新羅とセルティだけというのがいいです。

ラストシーンなんかは帝人たちよりよっぽど目立っていたしロマンティックでした。

全60話も見るとこの世界観とキャラクターたちのその後が見れないのがさみしくなりますが、
最終回が惜しくなるのはいい作品の証拠なのでそれはそれでいいことです。

さて次は何を見ようかな。