大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

大府市議会3月定例会、2日目。

2015-03-04 21:35:43 | 議会

大府市議会 3月定例会2日目。新年度予算案について、本会議場で議員から質疑ができます。
私は、詳しい審査は委員会で質疑応答で行うことになっていますので、事業ごとに関する質疑でなく、全体に関する質疑をすることにして、毎年この日に臨んでいます。
32年までの第5次総合計画における27年度、として、
進捗を点検してどのように編成に反映したか、
27年度には市民参加で作った総合計画として、市民を交えて折り返し評価をすること
それから、このところずっと、年度途中の機器の更新や修繕の後追い補正予算が相次いでいることに関し、
不便をきたしてからの予算化でない投資的経費の予算配分

などの主旨で質疑しました。
それと、歳入の確保について、不交付団体でなかなか国から仕送りがもらえないから、少しでも分取ってくることについて。

写真は休憩時間に撮ったもので、議員席、議員が出入りする扉をロビー側から、そして質問登壇したところから傍聴席がこんなふうに見えますよ、です。

お昼休みに、ちょうど打合せがあったのか、校長先生方が役所にいらしていて、自販機コーナーでばったり。
今年度で定年を迎えられる校長先生と対面でお話ができました。地域行事でもいつも子どもたちと共に笑顔でいらした先生の姿、うちの子どもたちもお世話になった小学校に私もいつしか里心がついてしまっていること、あれこれととりとめもなく、とにかく感謝をこめて。
偶然に感謝。






大府市議会3月定例会初日。土地開発公社&プレミアム商品券。

2015-03-03 21:35:01 | 議会

大府市議会 3月議会初日でした。写真は朝一番の控室。朝9時開会、12時から13時までの休憩を挟み、初日議決の年度末補正予算案の審議を経て本会議再開、本日の本会議が終わったのは15時過ぎ。明日は新年度予算案の本会議上程と質疑があります。

年度末の補正予算案では、3.1兆円の国の補正予算が自治体にまわってきた分の増額補正と、今年度中に予定していたうち、入札が安くできたなどの余剰分の予算を戻し、その分を積立金などに配分するなどの内容になるのですが。
私としては、国の緊急補正予算の取り扱いと、年度末の余剰分で土地開発公社が保有する土地を全て買い戻し、公社解散が現実のものとなることが大きな論点でした。

国の緊急補正予算については、大府市は財政力のある自治体として、なかなか国からは仕送りしてもらえない身の上ですから、全国で受け取るチャンスがあるも のを、どう上手く多めにひっぱってくるか、あるいはそれはできなかったのか、そして、国がやろうとしている目的に応じた使い方が、自分のまちでなされるの か(市民も当然国税の納税者ですから)、大府にとって有効に使うよう計画できたのか、ということで
土地開発公社の解散は、かねてより私はなくすべきとの考え方で、議会での発言もしてきていますし、WEB等の発信でもそう伝えてきていました。(リンクをご覧ください)
大府市土地開発公社について、とくこが過去にまとめた現状と考え方について、議会での発言について2012.6.9

結論からいうと、国の緊急補正予算からの取り分はあくまでも国の算定によるもので、自主申告で事業を提案しより多くもらえる工夫をする余地はなかった、という答弁だったということと、
プレミアム商品券を審査した委員会での討論で、各地でいっせいにやる(やらざるを得ない)ので、大府市はうまくやったねと言われるような、一過性にしない起爆剤となるような実施がされるように、と「注文をつけつつ」の賛成となりました。

手法も時期も選べない、国に言われてやらざるを得ないプレミアム商品券事業。
もちろん、商業関係者は歓迎しておられることも承知しています。やれば、何らかの効果はあるのだろうとも思います。
けれども、やはり言われて押し付けられてやることにどうしても違和感はありますし、商業関係者でない市民からは、一過性で撒くだけ、地域に定着ないとの批判があるのも確かです。
やるからには実入りのあるものにならないと、国税の納税者として報われません。大府市民だって国税の納税者でもあるのですから。

本日の会議が全て終わったあと、常任委員会の年間調査研究報告書を、委員長と共に副委員長として議長室で議長に提出。写真撮影があると事前に教えてもらっていたのに、ひっつめ髪にメイク直しもしないままになってしまったのはご愛嬌ということで。


この任期最後の、一般質問の通告書を提出しました。

2015-02-25 23:29:49 | 議会

慌しい一日でした。
朝のうちに一般質問の通告書を議会事務局にメールして。
10時に大府公民館へ。うちの地区の民生委員さんが、高齢者ふれあいサロンの開設に向けて準備をすすめておられるとのことで、その立ち上げのお話し合いのため。議案も出てるし慌しい一日になるのはわかっていたので、それだけに、話が進むような進まないような、まったりとした時間の流れのご高齢のみなさんのお話に癒されました。
13時過ぎに市役所へ。まず5階へ行き、時間ギリギリまで手直しを重ねた一般質問通告書の原本を持参提出。
13時30分から、4月26日執行の市議会議員選挙立候補予定者説明会へ。定数を21から19に減らしての改選になるところ、27名(陣営)の出席者。
立候補予定者の説明会に続いて、公職選挙法の研修会。

その後議会事務局に戻り、受理された通告書の内容で、読んで不明なところはなかったか確認。

19時からは、平成26年度川池地区雨水対策工事計画等説明会に出席。実際に浸水被害に遭われた方々から直接の意見が、担当課に向けて出されるリアルに立ち合わせていただきました。


さて、質問通告の内容は以下です。(ここからがまた長文でゴメンなさい!)

1 多様性のある暮らしやすい社会であるために
(1)男女共同参画の視点から

①性別だけでなく、属性にまで更に進めたダイバーシティについての考え方はどうか

②性別に関係なく親として、男性も子育てしやすい環境を作るための課題と取組はどうか

③性別を固定した社会通念と長時間に及ぶ労働慣行を改めていく必要性をどう考えるか

④性別固定の社会通念と労働慣行について、これまでの取組と効果、今後についての考えは

⑤他自治体において性的多様性をより積極的に認める条例化の動きがあるが、どう考えるか

⑥広範な課題に対する処方箋として、男女共同参画を改めて位置づける必要があるのではないか

(2)ステップファミリー(再婚世帯)の支援について

①大府市における再婚世帯とその割合等の現状はどうか

②多様な家族のあり方及びその環境にある子どもに対して、教育の現場ではどのような配慮がなされているか

③ステップファミリーならではの悩みに寄り添う体制づくりについての考えは


男女共同参画は、男女と冠されているが故に、また、かつての歴然とした女性差別の時代を是正するための女性運動、との印象から、男性に当事者意識の薄いものとなっています。ワークライフバランスが、男女共同参画の中で語られることも、ワークライフバランスを進めないといけないと考える男性が少なくなりがちのようにも思います。
現役世代がどうしても薄くなる。超少子高齢化では、納税世代の減少だけでなく、労働力が不足するだけでなく、そもそも「マンパワー」が足りないのです。女性を労働に動員するだけでは、社会問題全体は解決しません。
現役世代1人のマンパワーを、モーレツ社員として労働だけに注ぎ込んでいては、次世代を産み出すことも、育てることも、親の介護も、何もかも行き詰っていきます。
女性が輝く――とかって、子育て支援だけやってたって解決しませんってば。そもそも、女性のために子育て支援てのは、子育ては女性がするという当然の前提で成り立ってる話ですしね。
男女に関係なく、子育ても介護もする。働いて納税もする。仕事+もうひとつ何か持てる、できる社会にしないと、もう持続できません。
子育ても介護もない若いうちなら、サークル活動やボランティア活動、趣味などプライベートの時間を持つこともできる。それなら出会いもあるでしょう。交際相手との時間を持つこともできるでしょう。
社会保障費の増大で、家族介護を進めようとしているなら、仕事と介護も両立できないといけないし、そうでないなら、高額な税金を払って、公的扶助をどんどんふくらませるしかない。今のように、親の介護で現役世代が仕事を辞めないといけないなら、現役世代だってあっという間に貧困に転落し、社会保障の対象になってしまう。
社会通念と労働慣行を、今改めていかないといけない。

との問題意識からの質問です。


【27年度予算案】タブレットPCと電子黒板を活用した教育が、市内の全小中学校に拡大。

2015-02-13 12:45:14 | 議会

昨日、議員全員に説明のあった新年度予算案が、中日新聞知多版で記事になっています。(写真は記事の一部。記事全部の写真掲載は避けてあります)フューチャースクール実証研究校だった大府市立東山小学校だけでなく、市内の全小中学校にタブレットと電子黒板を使った授業が拡大することが、新年度予算案に盛り込まれています。
記事のしめくくりの市長コメント「形が見えるハコモノはないが、積極的な予算」、はい、ハコモノがないのは歓迎です。


大府市では、東山小学校が、文部科学省・総務省の情報教育(フューチャースクール)実証研究校、全国の小学校では10箇所のうちのひとつでした。
昨年度は厚生文教副委員長を務めさせていただき、東山小学校の実践を現場で拝見しました。委員会の視察先として、委員長とともに東京都葛飾区本田小学校を視察先に選定し訪問、更に個人視察で中学校の研究校、松阪市三雲中学校を視察しました。
委員会の視察では、委員一同で東山小学校と本田小学校の実践状況の違いをも確認しながら、一同「大府でも東山小以外に広げていきたい」と確認しました。視察後に、委員会から執行部に報告の形で意見交換し、私も個人のアイディアを盛り込みつつ、本田小学校の現地で聞き取ったことをお伝えし、予算確保の難しさを突破できないか提案させていただきました。、委員会 の視察報告とりまとめでも、市内学校への拡大を提言しました。
個人視察の三雲中学校訪問後は、持ち帰った資料を教育委員会に持参しました。
他に、一般質問で、学校ICTの推進と、東山小学校以外への拡大を問うた議員もありました。

全小中学校への導入は、議会のメンバーの総意だったと思います。

常任委員会で取組み提言したことが、予算化されたことで、またひとつ「会派でなく、議員が個々におねだりするのでなく、議会として」正しく二元代表として、予算につなげた成功体験になったかなと思います。

もちろん、本当に導入されるかどうかは、予算案の議決を以って決定となります。


3月議会いよいよ。新年度予算案説明会でした。

2015-02-12 22:39:09 | 議会

9時30分から議会運営委員意見交換会で、先例集の見直しの最終案を委員一同で確認。
議会運営委員会の年度報告書案も委員長から示され、持ち帰って確認してくることに。

11時からは会派代表者会議。3月議会に向けて意見書提出希望の会派から提案、来年度予算案のうち議会費の詳細など。

13時からは議案説明会で、全議員出席で新年度予算案の説明と、予算審査の手順について徹底。

新年度予算案については、今日記者発表してるそうなので、明日か近いうちに新聞に載ると思います。
資料の山になりますが、案が出てくると、課題の範囲が示された試験前のようで、集中が高まってきますね。

役所が、お預かりした税金を使って、一年間かけてやる仕事を、
一度にまとめて聞くと、ほんとに実に色々なことをやっているもんだなぁと改めて思います。

会議の合間に、渋谷区で性的多様性を認めた、同性パートナー証明を発行する条例案が予定されている件で、先輩議員とロビーで雑談。性的多様性を積極的に認めることで先輩と一致し、何か嬉しかったり。