大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【27年度予算案】タブレットPCと電子黒板を活用した教育が、市内の全小中学校に拡大。

2015-02-13 12:45:14 | 議会

昨日、議員全員に説明のあった新年度予算案が、中日新聞知多版で記事になっています。(写真は記事の一部。記事全部の写真掲載は避けてあります)フューチャースクール実証研究校だった大府市立東山小学校だけでなく、市内の全小中学校にタブレットと電子黒板を使った授業が拡大することが、新年度予算案に盛り込まれています。
記事のしめくくりの市長コメント「形が見えるハコモノはないが、積極的な予算」、はい、ハコモノがないのは歓迎です。


大府市では、東山小学校が、文部科学省・総務省の情報教育(フューチャースクール)実証研究校、全国の小学校では10箇所のうちのひとつでした。
昨年度は厚生文教副委員長を務めさせていただき、東山小学校の実践を現場で拝見しました。委員会の視察先として、委員長とともに東京都葛飾区本田小学校を視察先に選定し訪問、更に個人視察で中学校の研究校、松阪市三雲中学校を視察しました。
委員会の視察では、委員一同で東山小学校と本田小学校の実践状況の違いをも確認しながら、一同「大府でも東山小以外に広げていきたい」と確認しました。視察後に、委員会から執行部に報告の形で意見交換し、私も個人のアイディアを盛り込みつつ、本田小学校の現地で聞き取ったことをお伝えし、予算確保の難しさを突破できないか提案させていただきました。、委員会 の視察報告とりまとめでも、市内学校への拡大を提言しました。
個人視察の三雲中学校訪問後は、持ち帰った資料を教育委員会に持参しました。
他に、一般質問で、学校ICTの推進と、東山小学校以外への拡大を問うた議員もありました。

全小中学校への導入は、議会のメンバーの総意だったと思います。

常任委員会で取組み提言したことが、予算化されたことで、またひとつ「会派でなく、議員が個々におねだりするのでなく、議会として」正しく二元代表として、予算につなげた成功体験になったかなと思います。

もちろん、本当に導入されるかどうかは、予算案の議決を以って決定となります。