大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

大府市議会3月定例会初日。土地開発公社&プレミアム商品券。

2015-03-03 21:35:01 | 議会

大府市議会 3月議会初日でした。写真は朝一番の控室。朝9時開会、12時から13時までの休憩を挟み、初日議決の年度末補正予算案の審議を経て本会議再開、本日の本会議が終わったのは15時過ぎ。明日は新年度予算案の本会議上程と質疑があります。

年度末の補正予算案では、3.1兆円の国の補正予算が自治体にまわってきた分の増額補正と、今年度中に予定していたうち、入札が安くできたなどの余剰分の予算を戻し、その分を積立金などに配分するなどの内容になるのですが。
私としては、国の緊急補正予算の取り扱いと、年度末の余剰分で土地開発公社が保有する土地を全て買い戻し、公社解散が現実のものとなることが大きな論点でした。

国の緊急補正予算については、大府市は財政力のある自治体として、なかなか国からは仕送りしてもらえない身の上ですから、全国で受け取るチャンスがあるも のを、どう上手く多めにひっぱってくるか、あるいはそれはできなかったのか、そして、国がやろうとしている目的に応じた使い方が、自分のまちでなされるの か(市民も当然国税の納税者ですから)、大府にとって有効に使うよう計画できたのか、ということで
土地開発公社の解散は、かねてより私はなくすべきとの考え方で、議会での発言もしてきていますし、WEB等の発信でもそう伝えてきていました。(リンクをご覧ください)
大府市土地開発公社について、とくこが過去にまとめた現状と考え方について、議会での発言について2012.6.9

結論からいうと、国の緊急補正予算からの取り分はあくまでも国の算定によるもので、自主申告で事業を提案しより多くもらえる工夫をする余地はなかった、という答弁だったということと、
プレミアム商品券を審査した委員会での討論で、各地でいっせいにやる(やらざるを得ない)ので、大府市はうまくやったねと言われるような、一過性にしない起爆剤となるような実施がされるように、と「注文をつけつつ」の賛成となりました。

手法も時期も選べない、国に言われてやらざるを得ないプレミアム商品券事業。
もちろん、商業関係者は歓迎しておられることも承知しています。やれば、何らかの効果はあるのだろうとも思います。
けれども、やはり言われて押し付けられてやることにどうしても違和感はありますし、商業関係者でない市民からは、一過性で撒くだけ、地域に定着ないとの批判があるのも確かです。
やるからには実入りのあるものにならないと、国税の納税者として報われません。大府市民だって国税の納税者でもあるのですから。

本日の会議が全て終わったあと、常任委員会の年間調査研究報告書を、委員長と共に副委員長として議長室で議長に提出。写真撮影があると事前に教えてもらっていたのに、ひっつめ髪にメイク直しもしないままになってしまったのはご愛嬌ということで。