賛同いただいた方々（団体・個人）→ コチラ
＜危険な老朽原発は、もうやめて / 町民の声（3.24 福井県高浜町）＞
クッキーモンスターも参加した集会後のデモ行進。高浜町内を１周しました。
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3月24日(日)、関西電力高浜原発がある福井県高浜町に
全国から３５０人が集まり
「老朽原発うごかすな！高浜全国集会」がひらかれました。
近くに町役場やJR若狭高浜駅がある「高浜町文化会館大ホール」でおこなわれた集会には
全国各地から「とりわけ危険な老朽原発は絶対止めたい」と願う人々が集まりました。
また、原発が集中する若狭湾一帯からは、
西は京都府北部の舞鶴、宮津から、東は福井県嶺南地方の敦賀まで
南は、滋賀県高島市など１０市町の住民が参加。
■主催者あいさつ 木原壯林さん（若狭の原発を考える会）
原発は、人類の手に負える装置ではなく、ひとたび重大事故を起こせば
人の命と尊厳を奪い去る装置であることを、福島の原発事故が
大きな犠牲の上に教えています。
それでも、関西電力は、40年の期限をはるかに超えた老朽原発である
高浜1、2号機（44年、43年超え）と美浜3号機（42年超え）まで
再稼働させようとしています。
老朽原発再稼働の策動を阻止しましょう。
■原子力発電に反対する福井県民会議・中嶌哲演さん
関電は、老朽原発の延命工事に巨費を投じている。
工事が終わってから声を上げても間に合わない。
「ただちに工事を中止せよ」と迫っていこう。
昨年野党が国会に提出した「原発ゼロ法案」が与党によって
たなざらしにされているが、審議開始を強く要求する。
■東海第二原発の地元から■
茨城県東海村議会議員 阿部功志さんがメッセージ
（以下、抜粋）
日本原電の東海第二原発は私たちの茨城県東海村にあり、唯一首都圏にある原発です。
東日本大震災で被災した４０歳の老朽原発です。
原電は、東海第二原発を再稼働させると２月２２日に明言しました。
おのれの利益追求のために茨城県民２９０万の存在を無視したのです。
私たちは４２の市民団体を代表して早速、原電茨城事務所に抗議しました。
３０キロ圏内に９６万人をかかえた原発を、自治体の避難計画もできないうちに、
しかも避難計画策定に何ら協力しないまま、動かそうなど、
正気の沙汰ではありません。
再稼働とは、事故によって命・生活・土地・財産・未来を奪われる不安に、
私たち地域住民が毎日毎日おびやかされ続けるということです
日本中のすべての原発を永久に動かさないために、
皆さん、連帯して闘っていきましょう。
▼老朽原発40年廃炉訴訟
◇老朽原発40年廃炉訴訟市民の会 共同代表・草地妙子さん
（老朽原発）高浜１・２号機、美浜３号機に出された
「延長運転認可の取り消し」を国に求めて名古屋地裁でたたかっている。
名古屋は若狭の風下地域で、ひとたび若狭に原発事故が起これば、
被害が及ぶ当事者。
提訴してから３年。国は関西電力にナマデータを提出させず
運転延長認可を出していることがわかった。
裁判の中でも、外の運動でもがんばっていきたい。
◇老朽原発40年廃炉訴訟弁護団 弁護団長・北村栄さん
老朽原発は、（長期にわたる）中性子の照射で、圧力容器が壊れやすくなっている。
ケーブルも古くなって燃えやすくなっている。
原発はただでさえ危ないのに、老朽原発は「古い」「もろい」、二重に危ない。
東京、大阪、名古屋で国相手の裁判をやると、最高裁の息がかかった裁判官を
送り込んでくる。そのため困難な裁判になる。内容でこちらが押していても、
最後は「社会通念」でひっくり返してくる。
老朽原発は危ないということを一人でも多くの人に知らせる。
私たちのような人が８割になれば勝てる。
息長く、明るく、楽しく続けたい。
■地元、高浜町住民（ふるさとを守る高浜・おおいの会）
高浜１・２号機、美浜３号機は「原則40年」の約束を破って、
延命工事のただなかです。
２年前、地元中の地元＝音海（おとみ）地区自治会は
「運転延長反対」を決議して、立て看板を出しました。
関電からいろいろ介入があるようですが、いまも断固、
看板を引っ込めていません。
最近、町の空気が変わってきた。これからは原発と共存共栄はない。
今動いている高浜３・４号機は、あと５年で（40年）期限が来る。
原発の終活の時代を迎えたのだと。
しかし、国や関電など推進勢力はあらゆる手ででてくるでしょう。
今年は対決の年になるでしょう。
■釜ケ崎日雇い労働組合（三浦俊一・副委員長）
ハコモノをどれだけ多く作ろうが、どれだけの防潮堤を作ろうが
働く人の安全がまったく確保されない原発（での労働）は、
「人殺し」の仕事です。
いま、「帰還事業」と「ひばく労働」がセットになっている。
帰還の基準を年間20ミリシーベルト＝殺人的基準に上げ、帰還させ、
帰還を強いられた住民を今度は原発で使っていく。
こんなあくどいやり方を許してはならない。
何億の経費をかけようが、人間の命を守る基準値が一切ないという
こういう産業はさっさとやめていただきたい。
■福井県労働組合総連合（五十嵐正夫・事務局長）
■京都総評 （梶川憲・議長）
■閉会あいさつ 林広員さん（オール福井反原発連絡会）
今日のひとつひとつの発言で、普通一般の原発再稼働はもちろん、
４０年超えの老朽原発再稼働に誰も同意はしていない、
再稼働を許していない、ということを確認できた。
私たち福井県民は全国のみなさんと力を合わせて、
これからも原発再稼働を許さず、全原発廃炉にむけて
声をあげていくことをお約束して閉会のあいさつとします。
■抗議アクション プラカード
集会のあと、
高浜町内を１周するデモ行進をおこないました。
集会でのカンパは１３万１８９３円をいただきました。
ありがとうございます。
いよいよ次は関西電力本店です。
大阪にある本店を大きな声で包囲しましょう。
期限切れ原発はＮＯ！
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５・１９(日)老朽原発うごかすな！関電包囲全国集会
～高浜１・２、美浜３号機は期限切れ～
◆と き：１３：００ ※集会後、御堂筋デモ
◆ところ：関西電力本店前（大阪市北区中之島）
◆主 催：原発うごかすな！実行委員会＠関西・福井
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＜３・２４高浜集会で発言された方々＞
＊主催者あいさつ（若狭の原発を考える会）
■地元、福井から
＊中嶌哲演さん（原子力発電に反対する福井県民会議）
■全国各地から
＊（茨城）東海第二原発の地元から メッセージ
＊（東京）たんぽぽ舎
＊（新潟）柏崎刈羽原発絶対反対地元住民有志 メッセージ
＊（香川）脱原発アクションin香川
＊上記以外、全国からのメッセージ紹介
■老朽原発廃炉訴訟をたたかう方々
＊40年廃炉訴訟市民の会 草地妙子・共同代表
＊40年廃炉訴訟弁護団 北村栄・弁護団長
■地元・若狭湾沿岸、京都府北部、滋賀県高島、住民のみなさん
＊(京都府宮津市)原発なしで暮らしたい宮津の会
＊(同 舞鶴市)舞鶴原発ゼロネットワーク
＊(同 綾部市)原発ゼロ綾部交流センター
＊(福井県高浜町)ふるさとを守る高浜・おおいの会
＊(同 おおい町)ふるさとを守る高浜・おおいの会
＊(同 小浜市)原発設置反対小浜市民の会
＊(同 若狭町)安全なふる里を大切にする会
＊(同 美浜町)森と暮らすどんぐり倶楽部
＊(同 敦賀市)原発住民運動福井・嶺南センター
＊(滋賀県高島市)滋賀県高島市会議員・是永宙さん
■労働組合から
＊ユニオンネットワーク・京都
＊釜ケ崎日雇労働組合
＊フォーラム平和関西ブロック メッセージ
＊福井県労働組合総連合
＊京都総評
＊閉会あいさつ （オール福井反原発連絡会）
★集会決議は → コチラ
＜＜＜＜＜番 外 編 ＞＞＞＞
高浜町文化会館での集会にさきだち、
滋賀県、京阪神からの方々を中心とした有志により
原発ゲート前抗議行動がとりくまれました。
11:30原発の先にある展望所に集まり、北門ゲートへデモ行進。
ゲート前で、関電に対して抗議の申入れ。
読み上げているのは「若狭の原発を考える会」木原壯林さん
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