◆「再稼働に同意しないで!」ハガキ を みんなで出そう
◆福井県知事・県会議長に緊急申し入れ(ニュース 43号)
★「6・6大集会」案内は → コチラ
↓
■■4月12日 高浜原発4号機再稼働反対! 現場で闘い抜いて ■■
関電は、「定期検査中の高浜原発4号機の運転を再開する」と4月9日発表し、
12日に約半年ぶりに原子炉を起動しました。
<老朽原発うごかすな!実行委員会>は、12日午後、京都、大阪、滋賀のほか、
地元福井からの参加者を加え、30名強で、高浜町音海の展望台から
高浜原発北ゲート前までデモ行進、そこで抗議のシュプレヒコールとアピールを
おこないました。文字通り怒りの叫びのような「原発はいらない叫びの歌」の
初披露もありました。
高浜原発に抗議のデモ(4月12日)
アピールの中では、高浜原発3、4号機で続発しているトラブルの数々、
若狭の原発で万一事故が起こった際の避難の困難性、これまでずっと関電に
電気料金を払ってきたことに腹が立って悔やんでいること、高浜原発で
使用されているMOX燃料の処理には冷却だけで300~400年かかること、
など、参加していたほぼ全員が思いを語りました。
共通するのは、関電という企業の「今だけ、金だけ、自分だけ」という
醜い姿を告発する内容でした。さらに、福島第1原発事故で兵庫県に避難
してきた方の著書を紹介しながら原発事故のもたらす過酷な現実をうったえる声も
ありました。数年にわたって若狭でチラシまきをして続けてきた活動の中で
地元の人々の声を聞くことができるようになったという、自身の経験を語る声も
ありました。
聞いていたのは、参加者のほかには、おもに警察官と警備会社のガードマン
だったかもしれませんが、こうした思いは、参加者が語ることによって、
今後、いろいろなところで広く伝わる力をもっていくと思います。
高浜4号機再稼働反対!のコール
北ゲート前の抗議を14時半に終えた後、いくつかのグループに別れて
高浜町内にチラシ配布をおこないました。関電は、再稼働されている
高浜3、4号機のほか、今後、さらに老朽原発の1、2号機の再稼働も
企図しています。原発うごかすな!、老朽原発うごかすな!の声を
いっそう大きくしていきましょう。
(京都脱原発原告団 吉田めいせい)
■■ 原発を動かしたい人たちへ ■■
■4・12高浜現地闘争の中で思ったこと■
フクシマ原発事故は、私たち若狭地域に住むものたちにも、日本国民全体にも、
忘れてはならない事実を突きつけました。
10年経ってもまだ故郷に帰れない人たち、どれだけ被曝して、この先
どんな影響が出るかわからずにおびえている人たち、溜まり続ける汚染水、
その汚染水を「薄めて流せば問題ない」と、海に垂れ流そうとしていること、
被曝の危険に晒されながら廃炉作業で働く人たち、使用済み核燃料と、廃炉のゴミ、
これらをどうするかも決まってないこと、これら大問題をすべて先送りして、
再稼働を続けていることは、正気の沙汰とは思えません。
ましてや、40年を超えた老朽原発まで動かそうとは。フクシマ事故前も、
科学者、専門家の意見に耳を傾けなかったことが、あの事故を起こしたのに、
今も、反対する者たちの意見を聞こうとはしていません。
もし、今、事故が起きたら、私たち若狭の住民はどうすればいいのですか?
UPZの住民は、自分の家、学校、職場にじっとしていれば被曝しないのですか?
ヨウ素剤は誰がいつ持ってきてくれるのですか? 何時までに飲めば効果が
期待できるのですか?汚染された土地は、きれいにして戻してくれるのですか?
事故で出た汚染水は、やはり若狭湾に流すのですか? 放射能で汚れた原発は
責任持って始末できるのですか? 原発再稼働を認める方たちは
これらの質問に答えるべきです。
3・11の時は、誰も責任を取りませんでした。今度、原発再稼働を認める方々は、
ご自分が事故の責任を取る覚悟でなければ、再稼働を認めてはいけません。
覚悟のひとかけらもない知事や町長、議員が、再稼働を決めるなんて、
情けなさと、怒りと、悔しさが入り混じった気持ちです。
西川前知事は、新幹線のため私たちの命と暮らしを売り払いました。
そして杉本知事は、50億円という目先のお金に、県民や国民の安心、安全を
売り渡しました。「さもしい人」と歴史に残る方々、後世の人たちに、
なんと言い訳するのですか?
(原発設置反対小浜市民の会 世戸玉枝)
■■福島原発事故により出る「汚染水」の海洋投棄を止めよう■■
◆多くの放射性物質が除去できていないのに「処理水」といウソ
2011年3月11日の原発事故で溶け落ちた核燃料の冷却や原発近くを流れる
地下水が混ざり1日あたり140トンの汚染水が今も発生している。
この汚染水は、現在多核種除去設備(ALPS)にて、除去しようとするも、
上手く機能していないことは東電も認めている。
更に、「処理」したさまざまな放射性核種の84%が放出基準を満たしていない
ことや、昨年(20年)8月には放射性炭素14が除去できていないことも判明した。
大量の放射性ストロンチウムやセシウムも残っていることもわかるなど、
とても「トリチウムだけが残っている『処理水』と言えない」ことも判明した。
現在、福島第1原発敷地内の1000基強のタンクに約125万トンの汚染水が
貯留されている。東電は、これが2022年秋頃に満杯になると言う理屈を立て、
海洋「放出」を画策していたのです。
このような、とても「処理した」と言えないような汚染水を、菅政権は、
4月13日に、関係閣僚会議で「放出」(投棄)を決定した。
全国漁業組合は直前の首相との面談で「海洋放出絶対反対」を表明。
◆政府が決定しても、「投棄」までまだ2年。反対の声をあげよう
現在、タンクに溜まっている汚染水でのトリチウム量は約860兆ベクレル、
政府が言うように年22兆ベクレルで海洋に放出するにしても約39年かかる。
この汚染水の投棄は、海洋汚染や海産物汚染になり「風評被害」ではなく
「実被害」だ。技術者や研究者も参加する「原子力市民委員会」は、
海洋放出ではなく、「大型タンク貯留案」(48年分が貯留可能)や
「モルタル固化処分案」を提案しているが、金をけちる東電や政府は検討しない。
海洋投棄に関しては隣国の韓国、中国からも懸念が表明されました。
人類の手におえない原発は廃炉にするしかありません。
(脱原発はりまアクション 菅野逸雄)
はりまアクション、第110回目「福島原発事故は終わっていない毎月11日行動。
4月11日、加古川市
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 44号』
ダウンロードは → コチラ
★「6・6大集会」チラシは → コチラ
★「6・6大集会 in おおさか」へのご支援をお願いします。
◆カンパ振り込み先(郵便振替)◆
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る
◆福井県知事・県会議長に緊急申し入れ(ニュース 43号)
★「6・6大集会」案内は → コチラ
↓
■■4月12日 高浜原発4号機再稼働反対! 現場で闘い抜いて ■■
関電は、「定期検査中の高浜原発4号機の運転を再開する」と4月9日発表し、
12日に約半年ぶりに原子炉を起動しました。
<老朽原発うごかすな!実行委員会>は、12日午後、京都、大阪、滋賀のほか、
地元福井からの参加者を加え、30名強で、高浜町音海の展望台から
高浜原発北ゲート前までデモ行進、そこで抗議のシュプレヒコールとアピールを
おこないました。文字通り怒りの叫びのような「原発はいらない叫びの歌」の
初披露もありました。
高浜原発に抗議のデモ(4月12日)
アピールの中では、高浜原発3、4号機で続発しているトラブルの数々、
若狭の原発で万一事故が起こった際の避難の困難性、これまでずっと関電に
電気料金を払ってきたことに腹が立って悔やんでいること、高浜原発で
使用されているMOX燃料の処理には冷却だけで300~400年かかること、
など、参加していたほぼ全員が思いを語りました。
共通するのは、関電という企業の「今だけ、金だけ、自分だけ」という
醜い姿を告発する内容でした。さらに、福島第1原発事故で兵庫県に避難
してきた方の著書を紹介しながら原発事故のもたらす過酷な現実をうったえる声も
ありました。数年にわたって若狭でチラシまきをして続けてきた活動の中で
地元の人々の声を聞くことができるようになったという、自身の経験を語る声も
ありました。
聞いていたのは、参加者のほかには、おもに警察官と警備会社のガードマン
だったかもしれませんが、こうした思いは、参加者が語ることによって、
今後、いろいろなところで広く伝わる力をもっていくと思います。
高浜4号機再稼働反対!のコール
北ゲート前の抗議を14時半に終えた後、いくつかのグループに別れて
高浜町内にチラシ配布をおこないました。関電は、再稼働されている
高浜3、4号機のほか、今後、さらに老朽原発の1、2号機の再稼働も
企図しています。原発うごかすな!、老朽原発うごかすな!の声を
いっそう大きくしていきましょう。
(京都脱原発原告団 吉田めいせい)
■■ 原発を動かしたい人たちへ ■■
■4・12高浜現地闘争の中で思ったこと■
フクシマ原発事故は、私たち若狭地域に住むものたちにも、日本国民全体にも、
忘れてはならない事実を突きつけました。
10年経ってもまだ故郷に帰れない人たち、どれだけ被曝して、この先
どんな影響が出るかわからずにおびえている人たち、溜まり続ける汚染水、
その汚染水を「薄めて流せば問題ない」と、海に垂れ流そうとしていること、
被曝の危険に晒されながら廃炉作業で働く人たち、使用済み核燃料と、廃炉のゴミ、
これらをどうするかも決まってないこと、これら大問題をすべて先送りして、
再稼働を続けていることは、正気の沙汰とは思えません。
ましてや、40年を超えた老朽原発まで動かそうとは。フクシマ事故前も、
科学者、専門家の意見に耳を傾けなかったことが、あの事故を起こしたのに、
今も、反対する者たちの意見を聞こうとはしていません。
もし、今、事故が起きたら、私たち若狭の住民はどうすればいいのですか?
UPZの住民は、自分の家、学校、職場にじっとしていれば被曝しないのですか?
ヨウ素剤は誰がいつ持ってきてくれるのですか? 何時までに飲めば効果が
期待できるのですか?汚染された土地は、きれいにして戻してくれるのですか?
事故で出た汚染水は、やはり若狭湾に流すのですか? 放射能で汚れた原発は
責任持って始末できるのですか? 原発再稼働を認める方たちは
これらの質問に答えるべきです。
3・11の時は、誰も責任を取りませんでした。今度、原発再稼働を認める方々は、
ご自分が事故の責任を取る覚悟でなければ、再稼働を認めてはいけません。
覚悟のひとかけらもない知事や町長、議員が、再稼働を決めるなんて、
情けなさと、怒りと、悔しさが入り混じった気持ちです。
西川前知事は、新幹線のため私たちの命と暮らしを売り払いました。
そして杉本知事は、50億円という目先のお金に、県民や国民の安心、安全を
売り渡しました。「さもしい人」と歴史に残る方々、後世の人たちに、
なんと言い訳するのですか?
(原発設置反対小浜市民の会 世戸玉枝)
■■福島原発事故により出る「汚染水」の海洋投棄を止めよう■■
◆多くの放射性物質が除去できていないのに「処理水」といウソ
2011年3月11日の原発事故で溶け落ちた核燃料の冷却や原発近くを流れる
地下水が混ざり1日あたり140トンの汚染水が今も発生している。
この汚染水は、現在多核種除去設備(ALPS)にて、除去しようとするも、
上手く機能していないことは東電も認めている。
更に、「処理」したさまざまな放射性核種の84%が放出基準を満たしていない
ことや、昨年(20年)8月には放射性炭素14が除去できていないことも判明した。
大量の放射性ストロンチウムやセシウムも残っていることもわかるなど、
とても「トリチウムだけが残っている『処理水』と言えない」ことも判明した。
現在、福島第1原発敷地内の1000基強のタンクに約125万トンの汚染水が
貯留されている。東電は、これが2022年秋頃に満杯になると言う理屈を立て、
海洋「放出」を画策していたのです。
このような、とても「処理した」と言えないような汚染水を、菅政権は、
4月13日に、関係閣僚会議で「放出」(投棄)を決定した。
全国漁業組合は直前の首相との面談で「海洋放出絶対反対」を表明。
◆政府が決定しても、「投棄」までまだ2年。反対の声をあげよう
現在、タンクに溜まっている汚染水でのトリチウム量は約860兆ベクレル、
政府が言うように年22兆ベクレルで海洋に放出するにしても約39年かかる。
この汚染水の投棄は、海洋汚染や海産物汚染になり「風評被害」ではなく
「実被害」だ。技術者や研究者も参加する「原子力市民委員会」は、
海洋放出ではなく、「大型タンク貯留案」(48年分が貯留可能)や
「モルタル固化処分案」を提案しているが、金をけちる東電や政府は検討しない。
海洋投棄に関しては隣国の韓国、中国からも懸念が表明されました。
人類の手におえない原発は廃炉にするしかありません。
(脱原発はりまアクション 菅野逸雄)
はりまアクション、第110回目「福島原発事故は終わっていない毎月11日行動。
4月11日、加古川市
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 44号』
ダウンロードは → コチラ
★「6・6大集会」チラシは → コチラ
★「6・6大集会 in おおさか」へのご支援をお願いします。
◆カンパ振り込み先(郵便振替)◆
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トップページに戻る