◆老朽原発再稼働 同意のための臨時議会 緊急抗議(ニュース 45号)
◆ご支援・ご参加と連帯行動のお願い(ニュース 46号)
★「6・6大集会」案内は → コチラ
■■ 美浜町、美浜原発前をデモ ■■
■ 雨と風でもみくちゃに ■
今年の3月20日の高浜以来、二度目の現地行動に参加した。
5月15日、私が主催者側だった入管法改悪反対の京都デモに「反原発」と
書かれた6メートルほどの長い旗が3つ参加していた。私はその光景が
とても嬉しかったのと同時に、自分が取り組んでいる問題以外のニュースを
あまり追えていないことを思い知らされた。
この日、原発行きのバスの中では参加者にマイクが回されて、各々の思いを
語ったり、資料を用意し学習会を始める人がいたり。行動、学習を共にし、
作り上げられた時間がそこにあった。普段調べていない問題だと
「自分は詳しく勉強できてない、でも原発なんて嫌だ、でも・・・」と一人で
ぐずぐずしてしまいがちだが、それを打破していくのが運動なのだなと思った。
もちろん、それは作り上げていく人たちの参加者を思いやる気持ち、
自らの知識、考えを共有しようという積極的な動きがなくては始めらない。
その動きを感じられることに意義深さと感謝を感じつつ、自分もその動きとなる
必要性を確かめる。
美浜町役場前で抗議行動(5月20日)
美浜に着くと、雨と強風にもみくちゃにされながら役場から美浜町内、
関電原子力事業本部までを歩き、最後に原子力発電所前での抗議。
シュプレヒコールも足取りにも疲れが見える。ゲート前に連なる警察官は
相変わらず。その後ろの施設内の展望台のような建物から数名の職員が
デモ隊を眺めていた。その時、なぜかコーラーのマイクが途切れる。
沈黙に耐えきれず肉声でシュプレヒコールを始める数名の参加者。
まばらに思い思いに叫び出す。私もつられて二言三言叫んだ。
そうやってデモ隊は展望台前を過ぎていく。ゲート前はせいぜい50メートル。
その短い距離が終わらないようにゆっくりと歩いた。
次の日、靴底がすり減りすぎてぱっくり剥がれてしまった。
丈夫な靴を買わないといけないなと思いつつ、展望台の職員たちを思い出す。
彼らには聞こえていたのだろうか。彼らはどんな顔をしていたのだろう。
美浜原発の再稼働を止めなくてはならない。
(京都市 石川日菜)
■■ 避難計画は絵空事 ■■
■おおさか大集会から、現地美浜町へ■
5月20日、40年超えの老朽原発・美浜3号機に燃料が装荷されるため、
現地で抗議行動がおこなわれると聞き、京都からのバスに同行させてもらった。
「若狭の原発を考える会」の人たちの粘り強いアメーバデモ、チラシ配りなどで、
原発立地の皆さんの多くは「原発はいらない」と考えているが、なかなか
抗議の場には出て来にくいという。だったら、関西の我々がかけつけ声を
上げていこう!それが、危険な若狭の原発で作った電気を使う、私たちの
使命じゃないか。
美浜町内デモで、関電原子力事業本部へ
昼前に到着、12時から役場前で抗議集会したあと、美浜町駅までデモ、
その後、駅近くの関西電力原子力事業本部前で抗議の声をあげ、申し入れを
おこなった。そしていよいよ美浜原発へ。
以前来たとき見学したPR館は閉鎖され、ゲート前には重々しい戒厳体制が。
ゲートを通りすぎた先の丹生(にゅう)地区の公園からは、手の届きそうな場所に
美浜原発が見えた。「原発が直接見えるかどうかで、不安が違ってくる」と橋田さん。
私の実家は柏崎刈羽原発から30キロだが、山に遮られて原発は見えず、
家族は全く無関心だ。それにしても丹生地区の人たちは、毎日目の前に原発を
見ながら、どのような心境であろうか。
美浜原発3号機を前に、抗議のシュプレヒコール
美浜原発で事故が起きたら、原発の前を通り避難しなくてはならない。
コロナ禍ならば東京ドーム44個分の避難所が必要だという。まさに避難計画は絵空事。
原発で儲けているのは、国や原子力ムラと結びつく、ほんの一部の連中であることは、
今回再稼働容認に向けた議会や議員の動きで明らかになった。そんな連中のために、
なぜ多くの人たちが犠牲にならなくてはならないのか。若狭の危険な原発で作る
電気は、本当にもういらない!
今回は緊急事態宣言で店の営業ができないため参加できたが、再稼働する日は、
店を休んでも現地にかけつけたい。一人でも多くの皆さんと現地で共に
反対の声を上げていきたい。6・6大阪大集会から、現地美浜町で会いましょう!
(集い処 はな 尾崎美代子)
■■第13回 老朽原発うごかすな!実行委員会が開かれる■■
■「6.6おおさか大集会」を成功させ、6.23美浜再稼働反対の現地行動へ■
5月24日、第13回「老朽原発うごかすな!実行委員会」が、福井の中嶌哲演さん
などみなさんともズームで結び、開かれました。
第13回 老朽原発うごかすな!実行委員会(5月24日)
前回実行委員会以来の私たちの闘いの報告と確認、そしてこのかんの関西電力や
福井県などの老朽原発再稼働に向けた急展開の動きや、消費者の関電離れ、
あるいは全国での裁判闘争についてなど、原発をめぐる情勢についての確認、
討論がおこなわれました。
その上で、「6・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」の準備について
最終確認をおこないました。すでに前号のニュースでも訴えましたが、
厳しいコロナ禍の中での集会の成功に向けて、各地での関連した取り組みを
やっていただくよう要請することや、個人でもできるハガキ、ファックス、電話など
を関西電力へ集中させることの重要性が確認されました。
「老朽原発うごかすな!」のポテッカーを集会で掲げることに応えて、
各地でもポテッカーを掲げる行動などの取り組みをしていただけるよう訴えます。
同時に、そうした私たちの行動をマスコミに報じさせることが呼びかけられました。
そして、各地で可能な限り街宣車を走らせ、訴えましょう。
(街宣用音源ダウンロードは → コチラ)
また、美浜原発3号機の再稼働の動きに対して、運転差し止めを求める仮処分を
申し立てる準備が福井で進んでいることが、報告され、全国的にも申立人を募る
ことになります。
さらに、関西電力が、美浜原発3号機を6月23日に再稼働させると発表した
ことに対して、6月6日の大集会を成功させた上で、次に、関西電力本店への抗議
と申し入れをおこなうことが話し合われました。
具体的な日時については、次回実務担当者会議で決まり次第、公表し、
参加を訴えます。
そして、6月23日、美浜原発現地での「再稼働を許さない」抗議行動に
各地から全力で結集することが確認されました。
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 47号』
ダウンロードは → コチラ
★「6・6大集会」チラシは → コチラ
★「6・6大集会 in おおさか」へのご支援をお願いします。
◆カンパ振り込み先(郵便振替)◆
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
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■■ 美浜町、美浜原発前をデモ ■■
■ 雨と風でもみくちゃに ■
今年の3月20日の高浜以来、二度目の現地行動に参加した。
5月15日、私が主催者側だった入管法改悪反対の京都デモに「反原発」と
書かれた6メートルほどの長い旗が3つ参加していた。私はその光景が
とても嬉しかったのと同時に、自分が取り組んでいる問題以外のニュースを
あまり追えていないことを思い知らされた。
この日、原発行きのバスの中では参加者にマイクが回されて、各々の思いを
語ったり、資料を用意し学習会を始める人がいたり。行動、学習を共にし、
作り上げられた時間がそこにあった。普段調べていない問題だと
「自分は詳しく勉強できてない、でも原発なんて嫌だ、でも・・・」と一人で
ぐずぐずしてしまいがちだが、それを打破していくのが運動なのだなと思った。
もちろん、それは作り上げていく人たちの参加者を思いやる気持ち、
自らの知識、考えを共有しようという積極的な動きがなくては始めらない。
その動きを感じられることに意義深さと感謝を感じつつ、自分もその動きとなる
必要性を確かめる。
美浜町役場前で抗議行動(5月20日)
美浜に着くと、雨と強風にもみくちゃにされながら役場から美浜町内、
関電原子力事業本部までを歩き、最後に原子力発電所前での抗議。
シュプレヒコールも足取りにも疲れが見える。ゲート前に連なる警察官は
相変わらず。その後ろの施設内の展望台のような建物から数名の職員が
デモ隊を眺めていた。その時、なぜかコーラーのマイクが途切れる。
沈黙に耐えきれず肉声でシュプレヒコールを始める数名の参加者。
まばらに思い思いに叫び出す。私もつられて二言三言叫んだ。
そうやってデモ隊は展望台前を過ぎていく。ゲート前はせいぜい50メートル。
その短い距離が終わらないようにゆっくりと歩いた。
次の日、靴底がすり減りすぎてぱっくり剥がれてしまった。
丈夫な靴を買わないといけないなと思いつつ、展望台の職員たちを思い出す。
彼らには聞こえていたのだろうか。彼らはどんな顔をしていたのだろう。
美浜原発の再稼働を止めなくてはならない。
(京都市 石川日菜)
■■ 避難計画は絵空事 ■■
■おおさか大集会から、現地美浜町へ■
5月20日、40年超えの老朽原発・美浜3号機に燃料が装荷されるため、
現地で抗議行動がおこなわれると聞き、京都からのバスに同行させてもらった。
「若狭の原発を考える会」の人たちの粘り強いアメーバデモ、チラシ配りなどで、
原発立地の皆さんの多くは「原発はいらない」と考えているが、なかなか
抗議の場には出て来にくいという。だったら、関西の我々がかけつけ声を
上げていこう!それが、危険な若狭の原発で作った電気を使う、私たちの
使命じゃないか。
美浜町内デモで、関電原子力事業本部へ
昼前に到着、12時から役場前で抗議集会したあと、美浜町駅までデモ、
その後、駅近くの関西電力原子力事業本部前で抗議の声をあげ、申し入れを
おこなった。そしていよいよ美浜原発へ。
以前来たとき見学したPR館は閉鎖され、ゲート前には重々しい戒厳体制が。
ゲートを通りすぎた先の丹生(にゅう)地区の公園からは、手の届きそうな場所に
美浜原発が見えた。「原発が直接見えるかどうかで、不安が違ってくる」と橋田さん。
私の実家は柏崎刈羽原発から30キロだが、山に遮られて原発は見えず、
家族は全く無関心だ。それにしても丹生地区の人たちは、毎日目の前に原発を
見ながら、どのような心境であろうか。
美浜原発3号機を前に、抗議のシュプレヒコール
美浜原発で事故が起きたら、原発の前を通り避難しなくてはならない。
コロナ禍ならば東京ドーム44個分の避難所が必要だという。まさに避難計画は絵空事。
原発で儲けているのは、国や原子力ムラと結びつく、ほんの一部の連中であることは、
今回再稼働容認に向けた議会や議員の動きで明らかになった。そんな連中のために、
なぜ多くの人たちが犠牲にならなくてはならないのか。若狭の危険な原発で作る
電気は、本当にもういらない!
今回は緊急事態宣言で店の営業ができないため参加できたが、再稼働する日は、
店を休んでも現地にかけつけたい。一人でも多くの皆さんと現地で共に
反対の声を上げていきたい。6・6大阪大集会から、現地美浜町で会いましょう!
(集い処 はな 尾崎美代子)
■■第13回 老朽原発うごかすな!実行委員会が開かれる■■
■「6.6おおさか大集会」を成功させ、6.23美浜再稼働反対の現地行動へ■
5月24日、第13回「老朽原発うごかすな!実行委員会」が、福井の中嶌哲演さん
などみなさんともズームで結び、開かれました。
第13回 老朽原発うごかすな!実行委員会(5月24日)
前回実行委員会以来の私たちの闘いの報告と確認、そしてこのかんの関西電力や
福井県などの老朽原発再稼働に向けた急展開の動きや、消費者の関電離れ、
あるいは全国での裁判闘争についてなど、原発をめぐる情勢についての確認、
討論がおこなわれました。
その上で、「6・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」の準備について
最終確認をおこないました。すでに前号のニュースでも訴えましたが、
厳しいコロナ禍の中での集会の成功に向けて、各地での関連した取り組みを
やっていただくよう要請することや、個人でもできるハガキ、ファックス、電話など
を関西電力へ集中させることの重要性が確認されました。
「老朽原発うごかすな!」のポテッカーを集会で掲げることに応えて、
各地でもポテッカーを掲げる行動などの取り組みをしていただけるよう訴えます。
同時に、そうした私たちの行動をマスコミに報じさせることが呼びかけられました。
そして、各地で可能な限り街宣車を走らせ、訴えましょう。
(街宣用音源ダウンロードは → コチラ)
また、美浜原発3号機の再稼働の動きに対して、運転差し止めを求める仮処分を
申し立てる準備が福井で進んでいることが、報告され、全国的にも申立人を募る
ことになります。
さらに、関西電力が、美浜原発3号機を6月23日に再稼働させると発表した
ことに対して、6月6日の大集会を成功させた上で、次に、関西電力本店への抗議
と申し入れをおこなうことが話し合われました。
具体的な日時については、次回実務担当者会議で決まり次第、公表し、
参加を訴えます。
そして、6月23日、美浜原発現地での「再稼働を許さない」抗議行動に
各地から全力で結集することが確認されました。
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加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
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