■■ 「原発のない社会へ びわこ集会」を終えて ■■
■ ウクライナの事態を憂慮し、戦争反対を決議 ■
ロシアのウクライナ侵略、原発をも攻撃し、それに乗じて、安倍元首相や
維新松井代表の核共有政策議論の提起などとんでもない情勢、コロナ禍の中、
3月5日に集会は開催されました。
「忘れないフクシマ・まもりたいいのちとびわ湖」をメインスローガンに、
「原発のない社会へびわこ集会」は10回目の開催です。
東電福島第1原発事故の直後から、滋賀県下、各地で
「反原発・脱原発」を掲げる市民運動グループができました。
隣県、福井県・若狭には15基(廃炉作業中廃炉決定を含む)もの原発の存在が
その大きな要因でした。
個々で活動するグループが一堂に会して、統一して集会が持てないものかとの
相談会の参加者による実行委員会が「びわこ集会」の主催者として、
2013年3月10日に開催。
それを受け継いで2022年びわこ集会は、10年ぶりの講談家・神田香織さんの
トーク、嘉田参議院議員、平尾米原市長からの連帯のあいさつ。
三日月滋賀県知事のメッセージ紹介など多彩な内容でした。
井戸弁護士より「老朽・美浜原発3号機の運転差し止め仮処分は
極めて重要な裁判であり、放射能安全神話を打ち破る必要あり」などの
基調報告がされました。
福島からの避難者・佐藤さんよりの訴えがあり、集会アッピール採択が
おこなわれました。
ロシアのウクライナ侵略を糾弾し、即時撤兵を求め、アメリカやNATO諸国が
軍事介入しないことを求める特別決議を満場の拍手をもって決定しました。
500名の参加者は、湖岸の寒風の中、2時間の集会後、デモ行進をおこないました。
さあ、デモに出発です
美浜・高浜の老朽原発うごかすな! 美浜3号の廃炉! 高浜・大飯をただちにとめろ!
原発汚染水を海洋放出するな! 原発ゼロ法案を成立させよう!
原発被災者のふるさとを返せ! と、シュプレヒコールの声を高くあげながら。
(集会呼びかけ人 野坂昭生)
■■ 3・5原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい ■■
■ 「3・11子ども甲状腺裁判」支援、ウクライナ侵略の暴挙糾弾 ■
3月5日12時半より、JR奈良駅前広場で3・11メモリアル
「原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」が天気にも恵まれ、模擬店や
展示、署名コーナーもあり、350名の参加で盛大におこなわれました。
折からのロシアのウクライナ侵攻への怒りが沸騰する中での集会でした。
開幕恒例の和太鼓に始まり第1部は「うたごえコンサート」、5つのグループの
元気な歌声に勇気を頂きました。
メイン集会は、堀田美恵子共同代表の挨拶に始まり、
来賓・脱原発をめざす奈良県議会議員連盟(太田敦県議)の紹介、
被災地からのメッセージ紹介、3・11犠牲者への黙祷と続きました。
今回の講演者は吉田明生さん(京都脱原発原告団事務局長)で、
①原発の電気は使わない運動
②関西電力という会社
③老朽原発うごかすな!の運動
④現在の注目すべき原発裁判について、
原発運動の重点課題をまとめてお話ししていただきました。
「再エネ重視…といっても、持続可能性、自然環境保全、地域や市民が主人公
という視点が大切で、自然環境を無視し、巨大なメガソーラー、メガ風力で
安直に儲けようという事例が増えている」と力説され、
平群や山添村のメガソーラー問題を抱える参加者は大きく頷いていました。
吉田さんの話しに聞き入る参加者
リレートークでは、
①萩原ゆきみさん(原発賠償京都訴訟原告団共同代表)
②八木健彦さん(「メガソーラーを考える奈良の会」代表)
③楠 正志さん(一社「市民エネルギー生駒」代表理事)が、
それぞれ取り組まれている課題を力強く訴えられました。
つづいて、「3・5原発ゼロ・被災者支援奈良のつどいアピール」と
「 ロシアのウクライナへの侵略に抗議し、即時撤兵を求めます」の
二つのアピールを採択しました。
アピールは特に「3・11子ども甲状腺裁判」支援と
「ロシアのウクライナ侵略の暴挙糾弾、原発施設攻撃・占拠の大惨事の危険性
およびこの機に乗じて出てきた日本における『核共有論』への批判」が
盛り込まれました。
集会の締めは松本俊一共同代表がおこない、三条通りなど奈良の中心街を
パレードしました。
(実行委員会 溝川悠介)
■■ 老朽美浜3号運転禁止仮処分申し立て ■■
■ 第3回審尋 弁護団頑張る ■
◆裁判長の姿勢に変化?
昨年6月に申立てた仮処分、新たな裁判長になってから2回目となる
第3回目の審尋が3月7日、大阪地裁であった。
申し立て人を先頭に入廷行進
審尋は弁護団と申立人しか入れないので、審尋終了後の記者会見と報告集会に
参加した。
「22年10月予定の美浜原発の運転再開を止めるためには、この「仮処分」が
一番早く有効な方法である」とは、井戸弁護士の昨年の勉強会の時の話。
もう時間がない。だが冒頭「裁判長より『三者間の共通認識を持ちたい』という
提案があった。その誠実な姿勢を評価し、次回5・23、次々回7・4の審尋の
日程を決めた」との報告。今回の我々の主張を整理してこれでいいですかと
確認するなど自分で判決を書くという決意が伝わり、場合によっては期待が
持てると、河合弁護士。
◆「ばらつき条項」削除するな!
今年2月、原子力規制委員会は地震動審査ガイドの改正案を了承した。
要するにこのことは「相撲で土俵を割って負けたら、土俵を動かしたということ。
ルール違反もいいところで、本末転倒も甚だしい。」と、怒りを露わにする
河合弁護士。「原子力の世界ではこういうことはよくある。闇を知って怒りを
多くの人びとと共有することが大切。」静かに訴える井戸弁護士。
お二人を筆頭に「脱原発弁護団全国連絡会」の存在は心強く闘う勇気が貰える。
みんなでがんばろう。
(脱原発市民ウォーク in 滋賀呼びかけ人 岡田啓子)
■■ 3月5日、京都府八幡市でヒトリデモ ■■
3月5日、6人が参加して京都府・八幡ヒトリデモをおこないました。
京阪電車・樟葉駅前=くずはモールで、リレーアピール(3月5日)
■■アメリカ村、ヒトリデモ( 大阪心斎橋)■■
3月7日、昼前の心斎橋からアメリカ村を、12人が参加して、ヒトリデモ。
さすがに人通りは少なく、ちょっと残念でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 69号』
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加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
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■ ウクライナの事態を憂慮し、戦争反対を決議 ■
ロシアのウクライナ侵略、原発をも攻撃し、それに乗じて、安倍元首相や
維新松井代表の核共有政策議論の提起などとんでもない情勢、コロナ禍の中、
3月5日に集会は開催されました。
「忘れないフクシマ・まもりたいいのちとびわ湖」をメインスローガンに、
「原発のない社会へびわこ集会」は10回目の開催です。
東電福島第1原発事故の直後から、滋賀県下、各地で
「反原発・脱原発」を掲げる市民運動グループができました。
隣県、福井県・若狭には15基(廃炉作業中廃炉決定を含む)もの原発の存在が
その大きな要因でした。
個々で活動するグループが一堂に会して、統一して集会が持てないものかとの
相談会の参加者による実行委員会が「びわこ集会」の主催者として、
2013年3月10日に開催。
それを受け継いで2022年びわこ集会は、10年ぶりの講談家・神田香織さんの
トーク、嘉田参議院議員、平尾米原市長からの連帯のあいさつ。
三日月滋賀県知事のメッセージ紹介など多彩な内容でした。
井戸弁護士より「老朽・美浜原発3号機の運転差し止め仮処分は
極めて重要な裁判であり、放射能安全神話を打ち破る必要あり」などの
基調報告がされました。
福島からの避難者・佐藤さんよりの訴えがあり、集会アッピール採択が
おこなわれました。
ロシアのウクライナ侵略を糾弾し、即時撤兵を求め、アメリカやNATO諸国が
軍事介入しないことを求める特別決議を満場の拍手をもって決定しました。
500名の参加者は、湖岸の寒風の中、2時間の集会後、デモ行進をおこないました。
さあ、デモに出発です
美浜・高浜の老朽原発うごかすな! 美浜3号の廃炉! 高浜・大飯をただちにとめろ!
原発汚染水を海洋放出するな! 原発ゼロ法案を成立させよう!
原発被災者のふるさとを返せ! と、シュプレヒコールの声を高くあげながら。
(集会呼びかけ人 野坂昭生)
■■ 3・5原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい ■■
■ 「3・11子ども甲状腺裁判」支援、ウクライナ侵略の暴挙糾弾 ■
3月5日12時半より、JR奈良駅前広場で3・11メモリアル
「原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」が天気にも恵まれ、模擬店や
展示、署名コーナーもあり、350名の参加で盛大におこなわれました。
折からのロシアのウクライナ侵攻への怒りが沸騰する中での集会でした。
開幕恒例の和太鼓に始まり第1部は「うたごえコンサート」、5つのグループの
元気な歌声に勇気を頂きました。
メイン集会は、堀田美恵子共同代表の挨拶に始まり、
来賓・脱原発をめざす奈良県議会議員連盟(太田敦県議)の紹介、
被災地からのメッセージ紹介、3・11犠牲者への黙祷と続きました。
今回の講演者は吉田明生さん(京都脱原発原告団事務局長)で、
①原発の電気は使わない運動
②関西電力という会社
③老朽原発うごかすな!の運動
④現在の注目すべき原発裁判について、
原発運動の重点課題をまとめてお話ししていただきました。
「再エネ重視…といっても、持続可能性、自然環境保全、地域や市民が主人公
という視点が大切で、自然環境を無視し、巨大なメガソーラー、メガ風力で
安直に儲けようという事例が増えている」と力説され、
平群や山添村のメガソーラー問題を抱える参加者は大きく頷いていました。
吉田さんの話しに聞き入る参加者
リレートークでは、
①萩原ゆきみさん(原発賠償京都訴訟原告団共同代表)
②八木健彦さん(「メガソーラーを考える奈良の会」代表)
③楠 正志さん(一社「市民エネルギー生駒」代表理事)が、
それぞれ取り組まれている課題を力強く訴えられました。
つづいて、「3・5原発ゼロ・被災者支援奈良のつどいアピール」と
「 ロシアのウクライナへの侵略に抗議し、即時撤兵を求めます」の
二つのアピールを採択しました。
アピールは特に「3・11子ども甲状腺裁判」支援と
「ロシアのウクライナ侵略の暴挙糾弾、原発施設攻撃・占拠の大惨事の危険性
およびこの機に乗じて出てきた日本における『核共有論』への批判」が
盛り込まれました。
集会の締めは松本俊一共同代表がおこない、三条通りなど奈良の中心街を
パレードしました。
(実行委員会 溝川悠介)
■■ 老朽美浜3号運転禁止仮処分申し立て ■■
■ 第3回審尋 弁護団頑張る ■
◆裁判長の姿勢に変化?
昨年6月に申立てた仮処分、新たな裁判長になってから2回目となる
第3回目の審尋が3月7日、大阪地裁であった。
申し立て人を先頭に入廷行進
審尋は弁護団と申立人しか入れないので、審尋終了後の記者会見と報告集会に
参加した。
「22年10月予定の美浜原発の運転再開を止めるためには、この「仮処分」が
一番早く有効な方法である」とは、井戸弁護士の昨年の勉強会の時の話。
もう時間がない。だが冒頭「裁判長より『三者間の共通認識を持ちたい』という
提案があった。その誠実な姿勢を評価し、次回5・23、次々回7・4の審尋の
日程を決めた」との報告。今回の我々の主張を整理してこれでいいですかと
確認するなど自分で判決を書くという決意が伝わり、場合によっては期待が
持てると、河合弁護士。
◆「ばらつき条項」削除するな!
今年2月、原子力規制委員会は地震動審査ガイドの改正案を了承した。
要するにこのことは「相撲で土俵を割って負けたら、土俵を動かしたということ。
ルール違反もいいところで、本末転倒も甚だしい。」と、怒りを露わにする
河合弁護士。「原子力の世界ではこういうことはよくある。闇を知って怒りを
多くの人びとと共有することが大切。」静かに訴える井戸弁護士。
お二人を筆頭に「脱原発弁護団全国連絡会」の存在は心強く闘う勇気が貰える。
みんなでがんばろう。
(脱原発市民ウォーク in 滋賀呼びかけ人 岡田啓子)
■■ 3月5日、京都府八幡市でヒトリデモ ■■
3月5日、6人が参加して京都府・八幡ヒトリデモをおこないました。
京阪電車・樟葉駅前=くずはモールで、リレーアピール(3月5日)
■■アメリカ村、ヒトリデモ( 大阪心斎橋)■■
3月7日、昼前の心斎橋からアメリカ村を、12人が参加して、ヒトリデモ。
さすがに人通りは少なく、ちょっと残念でした。
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