老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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40数年ぶりの 美浜集会に 300人!

2016-06-15 23:18:04 | 6・11美浜集会
★40数年ぶりの 美浜集会に 300人!

★デモ隊を地元歓迎              

40年超えの老朽高浜原発1・2号機の「工事計画認可」新聞報道が
なされた日、本年6月11日、福井県美浜町役場隣の
美浜町保健福祉センターはあとぴあホールで、
「美浜を原発のない町へ!」集会が、事前予測の三倍の参加者・300人
で開催されました。

主催は「美浜を原発のない町へ!」実行委員会で、
さいなら原発・びわこネットワークも賛同し、
滋賀と京都からマイクロバスを仕立てるお世話もして、
成功に寄与しました。

集会前段では、60年三池闘争時の歌「人とし生きるために」が、
<若狭の原発を考える会>橋田秀美さんから歌われ、
昔も今も変わらぬ人の命を顧みない金儲け優先の大企業と
自民党政権への怒りを共有しました。

講演は二本。
若狭の原発を考える会共同代表で、京都工芸繊維大学・木原壯林名誉教授は
「老朽原発美浜3号機の再稼働を許さず、原発のない町づくりを進めよう」と
題して、原発の危険性の基礎から説き起こし、活断層の巣となっている
若狭の原発の危険性と40年超え老朽原発の危険性を詳細に展開。

「自然災害を止めることはできないが、人が動かしている原発事故は
止められる。3・11以降の人間性を取り戻す運動の種火を
消してはならない」と結語。

井戸謙一弁護士は「司法の力で原発のない若狭へ」と題し、
幸いにも東日本壊滅には至らなかった「福島第一原発4号機の奇跡」
なども報告され、日本の活断層、とりわけ危険な若狭のそれを詳述され、
「原発をどうするかは、この国のありようを決める。何回かに一回の
勝訴でも、司法リスクがあると安心して投資できなくなる」と、
裁判闘争の重要性を披歴されました。


「3/9大津地裁仮処分決定」の井戸弁護団長

最後に主催者を代表し河本たけしさんより
「きょうは美浜町の内部的な努力と外部的な的確な働きかけが
見事に合致して成功した。この力で原発のない町づくりを推進しよう」
と力強い挨拶があり、デモに出発しました。


デモ出発前の鹿島啓一弁護士(写真左)


デモは、関西電力原子力事業本部を経由してJR美浜駅まで。
町内の子どもさんたちがデモ隊にたくさん手を振ってくれ、
大人の方含めて心からの歓迎を受けました。
   

関電原子力事業本部にデモ隊抗議

(さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第1号から)

ニュースの印刷は → コチラ
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