
はーい 美味しそうに出来上がりました。

やはり、カニ飯🦀は美味しいですねー

ズワイガニ
この北海道は沿岸はカニの産地です。日本近海で獲れるカニは30種類ほどと言われておりますが、そのうち北海道で獲れる代表的なものは毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニ、そしてズワイガニがあげられます。
ズワイガニは、福井、石川両県では越前ガニ、山陰地方では松葉ガニ、丹後ではタイサガニと呼ばれる日本海特産のカニです。
同じ仲間の毛ガニやサクラガニに比べてスマートで、女性的な姿をしています。これは、ほかのカニが死んだ魚をエサにするのですが、ズワイガニは生きた魚をハンティングして食べるのため、スリムな体形でいなければならない為でしょう。
味はタラバガニや毛ガニより、淡白で飽きの来ない味です。茹でたものを、そのまま素手でむしりながら二杯酢でいあただきます。
また、寒い冬の味として、鉄砲汁やカニ刺しは、ズワイガニの右に出るカニは無いと、食通の方はおっしゃります。
襟裳で採れた昆布も一箱一緒に届きました。
昆布
襟裳の海岸線は北海道を代表する昆布の産地で、おもに三石昆布が採れます。
夏になると小さな磯船で昆布を採り、天気の良い日には家族総出で昆布干しに精をだします。
ところで北海道は、全国の9割近くの昆布を生産しています。昆布は冷たい海に育つ海藻で、比較的深い岩について繁殖します。成長も早く、半年で3m~5m、時には15mぐらいにもなります。
しかし収穫するのは、厚みのました2年生、3年生のものです。
襟裳周辺の昆布採り期間は6月から9月下旬までで、磯船を漕ぎ出し長い竿の先につけたカギで昆布をねじり取ったり、引き寄せたりします。
そして、とった昆布は家族総出で浜辺に並べて干しますが、干し上がる時間が短ければ短いほど、良い品質の商品になるので、その忙しさは大変です。
北海道の昆布の種類は、太平洋側で採れるマコンブ・ミツイシコンブ・ナガコンブ、日本海やオホーツク海の沿岸で採れるリシリコンブ、日本海のホソメコンブと、大きく5つに分けられます。
それぞれ用途も違い、おでんや昆布巻きになるのはミツイシコンブ・ナガコンブ、出汁をとるにはリシリコンブ、短冊形の「潮ふき昆布」にするのは、ふくよかなマコンブと、いろいろです。
また、むかしから、昆布を食べると長生きをすると言われますが、コンブは「海藻の王様」とよばれるほど豊富な栄養を含んでいます。とくにカルシウムが多く、その他、ヨード・鉄・ミネラルも含まれ、カリウムも多いそうです。
コンブは「日本の伝統の味」であることはもとより、私達の生活にも、欠くことの出来ない大切な栄養食品です。