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北海道虻田郡ニセコ町有島に有る、有島記念館へ行って来ました。
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北海道虻田郡ニセコ町有島に有る、有島記念館へ行って来ました。
有島武郎さんな記念館です。
有島記念館と記念公園
教会を思わせるモダンな記念館には、農場を解放したときの資料のほか、武朗の遺品や手紙などが展示されていて、有島文学の案内役もはたしています。
また、記念公園は、彼の小説にちなんだ「一房の葡萄」「泉」「星座」「生まれ出ずる悩み」などのコーナーが設けられていて、「有島文学の里」と名付けられています。
有島武朗は、札幌農学校を卒業し、北海道大学(当時、東北帝大農科大学)の教授も勤めた人で、後に作家生活に入りました。
「或る女」「生まれ出ずる悩み」など、多くの名作を発表し、このあたりを舞台にした「カインの末裔」では、戦前まであった、大農場で働く小作人の姿をえがいております。
北海道では、大正の中ころから小作争議が活発になりますが、父の武から農場を受け継いだ武朗は、大正11年、「水・空気・土地などの自然のものは、個人が持つべきではない」と、農場解放の宣言を行い、450haの土地をすべて小作人(69戸)に共有農場として解放したのです。
当時としては、まさに画期的なことでした。
現在、その農場跡には「父、有島武これを開拓し、子、武朗これを解放す」と刻まれた、有島解放記念碑が建てられています。