福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

山里の「うちなー」

2019-10-06 23:14:14 | 日記
 福富町最大のイベント「アクアフェスタ」が幕を閉じた。隊員は初めての参加が、運営側の一員としての参加となった。ステージもブースイベントも食も、思っていた以上に盛りだくさん。最後は恒例という、ステージからの餅まきで締めた。準備や運営を通じていろんな人と新たに知り合え、同僚や「先輩」住民たちともしっかり話ができて楽しかった。
 コーフンしたことの一つが、三線の演奏だ。西条から福富に先月引っ越してきた男性を含むグループが、沖縄民謡を披露した。
 隊員は大の沖縄好き。二十歳のころから、沖縄の知人宅に仲間と居候し、ゆるりと心地よく「うちなー」を堪能していた。働きだしてからは、短い休みに1人用テントとフィンを担いで離島のキャンプ場を巡り、透き通ったサンゴの海や地元のおじいが弾く三線の音色に、だらしなくうっとりして過ごした。金はなかったけど、ずいぶん贅沢な時間だったな。
 当時、飲むのはオリオンビール&泡盛! 勢いづいて社会人サークルで三線を習いだし、みんなで沖縄のエイサー大会にも挑んだ。1年間のアジア放浪の旅の友も三線。滞在先や道ばたで弾き、現地の人に不思議がられた。ついには、エイサーを習っていた今の奥さんとも知り合って結婚した。
 記者となってからは、三線を手に取る機会はほとんどなくなっていた。まさか、どっぷりと山里の福富町のステージで三線と琉球太鼓の音色が聴けるとは!
 聞けば、西条の沖縄料理店で演奏をしているグループとのこと。なるほど、レベル高い! ステージ終了後、恐る恐るその男性に「あのぉ、僕も好きなんです、三線」と告白。福富でも三線やりたいですね、なんて話ができた。
 2日目のステージで聴いたハモンドオルガンとドラムのセッションも、めちゃかっこよかった。福富、ほんとおもしろい人たちが集まるなぁ。この過疎の地になぜ、こんなバライティ豊かな人が続々と…。山里の謎は深まる!

アクアフェスタ始まる

2019-10-06 07:22:45 | 日記
 隊員が暮らす福富町の最大のイベント「アクアフェスタ」が、5日に幕を開けた。町内外の特産品の販売、地元を流れる川の生き物とふれ合うミニ水族館、農業用アイガモによるレース、幼児からじいちゃんばあちゃんまで登場するステージなどなど…。
 隊員は会場の撮影を担当。併せて、同僚隊員と一緒に「福富案内コーナー」たるテントを設け、町に関するパンフやチラシを配ったり、スポットを説明したりしている。といえば様になっているが、町のことはまだあまり分かっていないので、要は町内外から訪れた人たちをテント前でナンパして、おしゃべりしている! 隊員2人と漫画家の卵さんと作った「福富ガイドマップ」も絶賛配布中(!?)。少部数なので、関心ある方は会場にお越しいただき、手に取ってね。 最終日の6日も楽しい出会いを期待しています。