高須番長の書道ブログ

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怪物黒潮1 毎秒流量6500万トン 怪物黒潮はアマゾン川を小川と笑う。

2014-05-03 19:02:44 | 気候、海流の話
2014年5月3日

 アマゾン川は スーパー大河である。
アンデス山脈に端を発し、西に向かわず 東に向かったがために、
南米大陸を西から東まで横断することとなり、
御覧の通り、広大な流域面積を有することとなった。

 長さ 6,516kmは、世界2位
 (1位はナイル川6,695km)

 流域面積 7,050,000km2
 はダントツ世界1位。
 これは、日本の国土面積の
 18倍強に該当し、
 オーストラリアの国土面積に
 近い。 

いかに広大かがわかる。
アマゾン川がずば抜けて大きな川なのは、衆目一致するところだが、
そのキャパシティーとなると、どうか?

上には上があるもので、・・・・・・・・・・
怪物黒潮と比べると、アマゾン川もまるで小川である。

黒潮とアマゾン川の 流量を比較
すると、・・・・・・・・

黒潮・・・・・・・・6500万トン/毎秒
アマゾン川・・・・・20万トン/毎秒

キャパシティーとしては、なんと
黒潮は アマゾン川の325倍も
大きいのである。
ちなみに 全世界の河川の
流量を合計しても、黒潮の
60分の1に満たないという。




この巨大な流れが、日本の太平洋側の気候を温暖にし、
こと冬場においては、中国や韓国の同緯度地域に比較すると
日本は比較的しのぎやすい。
怪物黒潮の水蒸気が大気を暖め、シベリヤ寒気団の南下を
阻止してくれるのだ。

むろん、海中にあっては、陸上より顕著に黒潮の影響が見られる。

水族館や熱帯魚店に行くと、色とりどりの熱帯魚が泳いでいるが、 
夏から秋にかけては、漂流する流れ藻や台風に乗って、
一般に熱帯魚と呼ばれる、季節来遊魚の幼魚もやってくるのである。

シーズンともなれば、伊豆・三浦・南房・外房等へ
我々のような季節来遊魚愛好家は、ウキウキしながら(*^_^*)
向かうのである。

むろん外房の漁港にも、ツノダシ、ハタタテダイ等がやって来る。

 

 
 撮影だけでも楽しい。

 本当に千葉の海なの?

 本当ですとも(*^_^*)