高須番長の書道ブログ

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季節来遊魚採集2015-22 掬うとは 救うことなり 来遊魚?

2015-12-07 00:36:02 | 季節来遊魚の採集と飼育
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2015年12月6日

  先頃 2015年シーズンのスタッツをアップしたばかりだが、
三浦の冬景色を撮影に行きたくて、また来てしまった。

番長の好きな み・う・ら に・・・・。

ブログのネタができた後、「もしや・・・」という気持ちが頭をよぎり、
漁港に立ち寄ることとする。

もしやとは?

2014年12月8日のブログ記事を思い出す番長。


== 以下 やや長いが 2014年12月8日の記事を引用する ==

タイトルは「掬うとは 救うことなり 来遊魚」と、ある。

      <中略>

まあ、ダメもとで いままで行ったこと無い漁港も行ってみようか?
何カ所目かの漁港。
漁港にしては、水は澄み渡りかえってチョウチョウウオがいそうにない
と、思った漁港で・・・・・・・・・・。

「うん?何か水面に浮いている?」

まことか?岸壁から1mほど離れた水面に・・・・・
何と!チョウハンが ぷかぷか浮いている。!!!
いかにも瀕死を思わせる動きに・・・・
「これはいかん!」と、 大慌てで タモで掬う番長。

すぐさまタンクに入れ、原付のヘルメットボックスへ
タンクごと収納する。

これ以上水温を下げる訳には行かぬのだ。




なんと、水温13℃。チョウハンよ、よくぞがんばった。
もうこれ以上水温を下げる訳には行かぬ。
何はともあれ この状態で原付を走らせれば、
エンジンからの熱伝導で多少なりとも
水温を上げることは可能である。
 

 

 



  家に帰り、水温を計る。
おお!(^。^) よかった。水温が16℃くらいまで上がっている。
原付のエンジンのおかげで、道中で3℃くらい水温が上がった。

 

 

 

16℃であっても、
飼育水槽とは
10℃位の温度差がある。

慎重に慎重に、
水合わせを行う。

どうやら、しのいでくれた
ようである。






今シーズンは 5月からチョウチョウウオの採集をしてきたが、
瀕死状態のチョウチョウウオを採集したのは初めてである。

はからずも、チョウハンのこの身をタモで掬うことで、
あるいはその命を救うことと、なったのではないか?

チョウハンを仮に僕が タモで掬わなかったら・・・・・
果たして、命ながらえることができただろうか?

それは誰にもわからない。

これも、一期一会であろう。

縁あって対峙した小さな命を 我々採集家は 守ってあげるべきだと、
僕は思う。

これが、採集家の優しさではないか?とも・・・・・。




       と、 偉そうな事を書いている。


ちょうど1年たち、昨シーズンと同じように、瀕死のチョウチョウウオが
漁港に浮いているのではないか?といった気持ちが頭をよぎった。

三浦の漁港の一つに立ち寄る。

すると、水面近くに チョウハンとアケボノチョウチョウウオがいる。(^^)/
こういう事もあろうかと、
念のために持ってきた タモで 追ってみると、・・・・

「ややっ?  動きが鈍い。」
チョウハン、アケボノチョウチョウウオとも、割と簡単に掬うことができた。

まさに、昨年と同じである。

「掬う」とは「救う」ことであったのだ。

 


 


水温は15℃ 、昨年の12月7日は13℃ だったので2℃高い。
よって、瀕死とまではいかなかったが、今後急激な寒波が到来したら
海水温も一気に下がるだろう。

そうなる前に、2匹の命を救うことができた。

小さな命が番長の手のひらで踊る。
写真を撮ったらすぐにバケツに入れてあげるからね。

そう語りつつ、番長は満ち足りた気分であった。

 

 

 

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