
2010 KSL1 2/11節 2010.05.30(Sun) 11:05KO 会場:保土ヶ谷公園サッカー場 観衆:100人(目測) | ||||
横浜猛蹴 | 3 | 1-0 | 1 | 横浜GSFCコブラ |
2-1 | ||||
得点者 38中澤 28鳥毛 39金子 | 時間 41分 64分 72分 86分 | 得点者 2二宮 |
created by :TextMatchReport :more_info

横浜猛蹴スタメン 4-4-2
18飯田 28鳥毛
23米山 11相澤
38中澤 10堀川
36清水 2大坪 6佐々木 25松岡
1竹内
GK 1竹内一泰 (1981.04.25/明治学院大学/横浜市立東高校)
DF25松岡宏樹 (1985.12.13/神奈川大学/金井高校)
DF 6佐々木勝洋(1987.10.28/関東学園大学)
DF 2大坪智治 (1981.09.30/産業能率大学/横浜市立東高校)
DF36清水誓也 (1991.01.16/静岡県立吉田高校)
MF10堀川豪 (1984.07.04/神奈川大学)
MF38中澤健人 (1990.05.07/静岡県立吉田高校)
MF11相澤良介 (1986.04.06/神奈川大学)
MF23米山雄斗 (1984.06.16/神奈川大学)
FW28鳥毛雄一 (1984.09.10/日本体育大学/舞岡高校)
FW18飯田朋 (1986.03.24/神奈川大学)
横浜猛蹴・選手交代
68分 28鳥毛 → 39金子祐揮(1984.04.25/神奈川大学/Central United)
警告
18分 10堀川豪
53分 11相澤良介
58分 ?
61分 18飯田朋

横浜GSFCコブラ・スタメン 4-2-3-1
9志連
22山崎 21秋山 18細田
10大空 8長瀬
24押久保 16大平 3笠原 2二宮
35若田
GK35若田和樹 (1984.10.25/法政大学)
DF 2二宮淳貴 (1988.03.31/千葉大学/いずみクラブ)
DF 3笠原嵩太 (1987.06.26/法政大学)
DF16大平潤 (1983.10.28/早稲田大学/YSCC)
DF24押久保佑太(1987.04.06/東海大学/横浜創英高校)
MF 8長瀬孝和 (1985.10.03/日本大学)
MF10大空昌宏 (1982.07.02/静岡産業大学/V・ファーレン長崎)
MF18細田啓介 (1986.04.05/関東学院大学)
MF21秋山真之 (1982.02.27/早稲田大学)
MF22山崎俊輔 (1985.10.20/静岡産業大学)
FW 9志連真人 (1983.09.07/東京学芸大学)
横浜GSFCコブラ・選手交代
46分 21秋山真之 → 5外池大亮 (1975.01.29/早稲田大学/湘南ベルマーレ)
80分 9志連真人 → 19田巻賢太郎(1981.10.30/日本大学/日大藤沢高校)
退場
55分 18細田啓介
(スタメン等の情報は誤りがあるかも知れません。ご容赦を)
===================================

ローカル版・横浜ダービー(ヨコヨコダービー)に詰め掛けた大観衆。
コブラ側の集客力(動員力)は何時もながら目を見張るものがある。
(画像をクリックすると拡大)
神奈川県1部ではすっかりお馴染みの因縁カード(?)となった横浜を名乗る両チームの対決。
横浜猛蹴(以下、猛蹴)は、この横浜GSFCコブラ(以下、コブラ)を苦手としている
ようで、過去2年間未勝利だとか。
どちらも今年こそ県リーグ1部2位以内、関東大会進出~関東2部昇格を目標とするチーム。
コブラ側はスタンドのある保土ヶ谷での試合ということもあってジュニア層を中心とした
大応援団が終結。こういうのを見ると本当に羨ましいと思う。
天気は曇りで5月下旬と思えないほど肌寒かったが、選手にとっては動きやすい環境ともいえる。
試合はキープ力に勝るコブラが前半からボールを支配。猛蹴はディフェンシブに戦って
隙あらば、伝家の宝刀カウンターで勝機を伺う展開。コブラは4-2-3-1の2列目MF
22山崎と18細田が盛んにポジションチェンジしてマークを惑わせる。でも21秋山に
ボールが収まると、少し持ちすぎの傾向があり猛蹴守備陣が帰陣しやすくなってしまう。
それまではテンポよくパスを繋いでくるのに彼のところでスピードダウンしてしまうのが
気になった。なお、コブラ8番長瀬の縦のスルーパスはなかなかイイものを持っている。
チーム随一の上手さを誇る10大空はアンカー的な動きが多く攻撃ではあまり目立ってなかった。
ボールを回せるのにフィニッシュへ中々結びつかないと、やはり勝負運が逃げていくもの
なのだろうか。41分、猛蹴のカウンター。猛蹴はFW陣も守備に撤し、これが前半3度目
のカウンターだった。11相澤の折り返しから23米山がスライディングシュート!
こぼれ球をボランチ38中澤がミドルで押し込み猛蹴が先制!!
なお、この中澤は36清水と並び静岡県立吉田高校の出身。以前触れたがオイラは彼らの
高校選手権の試合を1試合見たことがある。その試合では途中出場した姿しか見たことが
無かったけど2年目を迎えた今年は猛蹴の中核選手として成長している。
全国的に見たら無名校出身の彼らだけど、こうして県1部レベルのチームで成長し続けて
いる姿を見ると他チームのことながら、頑張って欲しいなと思う。
前半はこのまま1-0猛蹴リードで折り返し。

後半になるとコブラは元Jリーガー・外池(5番)を投入する。外池はベルマーレや
マリノスなどで活躍した実績あるベテラン。現在は某大手広告代理店勤務の傍らコブラの
選手として活動している。スピードは衰えたものの、長身を生かしたポストプレーや
セットプレー時は相手チームにとって大変な脅威となる。
この外池とマッチアップしたのが猛蹴CB大坪。外池は21秋山の位置にそのまま入り
ポストプレーではたく役割が多かったけど、大坪は体を張って外池のプレーを限定的な
ものによく抑えていた。
後半も耐える立場の猛蹴だったが18飯田の時折見せるミドルもまた不意に打ってくるのも
また心理的に効果があったと思われる。
猛蹴側のファウルも多かったのでセットプレーの数が多かったコブラだが、猛蹴守備陣の
頑張りやコブラ側のミスもあって中々ゴールへ結び付けられない。そんな焦りがプレーの
中で出てしまったのか、55分、コブラ18細間が猛蹴のファウルを貰ったあと報復行為を
行ってしまったのか何かで一発レッドで退場してしまう。これは保土ヶ谷のスタンド鉄柵
付近で起こったことなので詳しくは分からないが残念な退場劇となってしまった。
コブラは10人になった後は外池をトップに入れた形をとるようになる。
前線の布陣はこんな感じ。
5外池
22山崎 9志連
8長瀬 10大空
そして後半も半ばを迎えた64分、コブラのクリアボールを猛蹴36清水がダイレクトで
18飯田にパス(これがまた良かった)。飯田は縦に抜け出る28鳥毛にオフサイドに
ならないタイミングでパスを送ると鳥毛は飛び出すGKを交し無人のゴールへ流し込み
追加点を挙げる!この一連の流れはまさに猛蹴のサッカーだなあと感じる良い流れの中での
ゴールだった。
2-0とリードを広げた猛蹴は68分に選手兼監督の鳥毛が金子と交代。
猛蹴の前線はこう。鳥毛はピッチ外の監督として指揮を執るようになる。
18飯田 11相澤
23米山 39金子
38中澤 10堀川
しかしその4分後、コブラは2二宮がミドルを突き刺して反撃。
猛蹴の運動量も若干落ちてきたのでコブラは猛蹴のサポートの動きが薄い部分を突いて
攻撃を仕掛けてくる。この苦しい時間帯、25松岡(公式プログラムと番号が違ってるけど
この試合は25を付けていたとのこと)が盛んに激を飛ばしてチームを引き締める。
コブラはPA前でFKのチャンスを作るけど、前半同様決め切れない。もったいない。

86、猛蹴のカウンターから23米山から39金子にパスが渡り、金子はGKとの
1対1を落ち着き払ったシュートで流し込み3点目をゲット。
その後は猛蹴がゲームをしっかりクローズさせ、試合終了のホイッスル。

勝った猛蹴としては終始ディフェンシブな戦いを余儀なくされた厳しい試合だったが
プラン通りの試合をこなせたのではないかと。コブラは2戦目にして初黒星。
退場者が出たことが痛かったが、チーム力としては昨年よりも上がっているので
今後の対戦相手は注意が必要だろう。
(おまけ)

この日集まったコブラ側のちびっ子サポーター。
反対側のゴール裏にも集まってチャントを歌ってたりしていた。
歌は鞠系チャントが多かったかも。
(画像をクリックすると拡大)
(2018/12/28追記)
2010/05/30横浜猛蹴vs横浜GSFCコブラハイライト
こちらも秘蔵VTRが掘り出されたので追記。
雰囲気だけでも分かっていただければと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます