北京五輪 女子サッカー準決勝 日本×米国

日本　２－４（１－２）　米国

うーん残念。
選手達は本当に最後まで頑張っていたのだが・・・。

サイドをスピードで破られたりＧＫの身長差を狙われてループ打たれたり、
クロスのミスがそのまま入ってしまう点は今の日本女子サッカー界の環境では
仕方ないことなんだよな・・・。

もうまさに横須賀シーガルズ女子が関東女子リーグの試合で大学勢に
米国と同じような展開で大量失点して負けるパターンそのものだと
思っちゃったんだよね。

もちろんスピード、フィジカルともに代表同士の試合だから差があるのは
当然だとしても・・・。


繰り返しになるけど繋ぐパスサッカーの横須賀シーガルズ
（事実上Ｕ－１８チーム）ｖｓフィジカル、判断スピードで勝る
大学女子サッカー（但し足元の技術はそれほどでもない）の試合の構図
そのものだったので、悔しさはあるけどショックはあまり無いというか・・・。
これは関東女子リーグだけでなく、女子のどのカテゴリーにも当てはまる
ことだけど・・・。

もっとも北京五輪で初めて日本女子サッカーを見た方がショックを受けたのは
想像に難くないのも分かるんですけどね。

本当はＧＫだけでもバスケ、バレーボール界から人材を引っ張りたいのが
本音だけども無いものねだりをしてもしょうがない。そのためにＪＦＡは
スーパー少女プロジェクトでＧＫ養成を重視しているわけで・・・。

厳しいことを言うと福元はあれらの失点の後キックミスとかあったから
ちょっと精神的に脆いかな・・・。でも、これまでの試合を通じて
グラウンダーのボールに対しては完璧なセーブだったし、褒めてあげないと
まだ若いし可哀想かなと。

フィールドプレーヤーに目を移すと、やはり連戦の疲労が目立ってたな・・・。
つか、米国のスタミナは一体どこから沸いてくるのだろうか・・・。


とりあえず、今は次の３位決定戦・ドイツ戦に向けて疲労回復に努めて
欲しいですね。
ここは佐々木監督のチームマネジメントの腕の見せ所。
相手は上海から移動するから同じ北京で試合の出来る日本には僅かであるけど
優位であるわけだし。

ホント、このチームで澤がいるうちにメダル取って欲しいね。
なんとしても・・・。



最後に、米国の右半身の刺青が凄い選手の刺青と出自の意味が分かって
ちょっとスッキリしたのは内緒です（ヲイ）