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From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

映画『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』

2010-06-20 | サッカーネタ
先日のエントリーでも書いたけど、会場の渋谷アップリンク・ファクトリーは
ホント、どこにあるのか分からない。

この前に見てきたとコメントしていただいた方、よく道に迷わなかったですねw

渋谷ってちょっと山の方へ歩くとオサレな住宅地に入ってしまう感じでホントに
ここ渋谷なのか?と不安に思うんですよね。
ぶっちゃけこんな略図を携帯画面でお巡りさんやコンビニの店員さんに見せたって
分からないというのはよく分かりました(苦笑)。
迷って2度同じ所に出た交番で1度目とは別のお巡りさんに
住所と道を確認しようやく辿り着く。

会場はアップリンクがプロデュースするカフェレストラン「タベラ」と併設されている。
むしろ併設というよりレストラン内部の裏手にミニシアターがあると言った方が
いいかもしれない。シアターは通常の映画館というよりミニスタジオといった風情か。
普通の飲食店にあるような椅子が9席×6列、54~55名程度の小さな劇場。
それにしても、あの界隈のレストランはどこもオサレな雰囲気でいいですね。
確かに若い女の子連れてデートするにはいいロケーションといえるかも。

話が逸れたw


映画の感想を述べると非常に興味深い内容が多かったし、面白かった。
中で気になったのはレフェリー間で使う無線通信のやり取りが非常にバラエティに
富んでいること。あのワイヤレス無線機って使用するとしても必要最低限の確認程度
の使用頻度だろうと思っていたけど、頻繁に主審が副審、第4審判とやり取りしてるんですね。
その会話の内容は映画を見ていただくとして、個人的にはちょっとあの無線機に
頼りすぎているのではないかなと感じもした。それは映画ラストでUEFA幹部が発表した
あるコメントと相反しているものではないかと思うのだけど・・・。

それと今はW杯真っ最中だけど、W杯では母国語以外理解出来ない選手も多い中で
どうやってレフェリーと選手・監督が信頼関係を築いていけるのだろうか?
欧州のレフェリーを支える家族は皆主人の仕事を理解し、かつサッカーの知識も詳しいけど
日本のレフェリーを支える家族はどうなんだろうか?と想像も色々と膨らむ。
でも旦那の仕事を理解されすぎちゃうのも逆に家族の存在がかえってプレッシャーに
なりかねないかもねとか・・・(ここは劇中でも少し触れていたけど)

試合が終わって審判室に入ったレフェリーたちが「今日はいい試合だった」と讃えあったり
試合前やハーフタイムでは集中を高め、円陣を組んで出て行くところなどは、ああレフェリーも
同じ人間、そしてチームなんだなということがよく分かるシーンは良かったですね。

そこで思うことは、スタジアムという器には選手のロッカールームも大事だけど
審判のための控え室の存在もまた重要だということ。
ローカルフットボールの世界ではレフェリーの方々も選手同様プライバシーの無い
グラウンドの片隅で打ち合わせや反省会をしたり選手と同じ所でアップしていたりしますからね。
今年出来た赤羽スポーツの森公園競技場にも審判室はあったけど、あそこは通路から
内部が窓ガラス越しに丸見えでしたね。せめて場内通路側はブラインドを閉めた方が
良いと思うけど(チクリ)。

日本では審判問題が日常茶飯事に起きてしまっているけど観客がジャッジに対して
ブーイングしたり文句を言うとダイレクトに日本語で耳に入ってしまうから、
レフェリーも威厳を正そうとしてますます堅くなってしまうのかなとも。
ローカルフットボールの世界では選手がレフェリーを刺激させないように盛んに
声を掛け合っているけど、そういうちょっと見下されたような、ルール上の異議ではない
けど微妙なグレーゾーンな言葉を聴いてレフェリーは何を思うのだろう。
言われるレフェリーにも問題のあるジャッジがあるかも知れないけど相手も人間。
上のレベルのレフェリーも大変だけど、草の根レベルのレフェリーも
仕事の難しさは変わらないんじゃないかと感じますね。
というか日本ではレフェリーってジャッジのレベルも高くないけど地位もまた
まだまだ高くないのではないかと感じてきました。

最後に映画そのものとしては、もう少し試合のプレーに関する説明テロップかナレーション
が欲しいなと思う場面も。UEFA杯決勝のシーンは映画の演出上それもアリだなとオイラには
まだ分かるけど予選リーグの一つ一つのプレーのジャッジに関しては何分の誰のプレーまで
サッカーに詳しくない人はもちろんのことオイラもよく覚えていないですからね。
でも欧州のファンはプレーの一挙手一投足まで克明に覚えているだろうから、
欧州のファンに向けての対策なのかも知れませんけどね。






映画『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』予告編



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3 コメント

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Unknown (るど)
2010-06-21 11:00:50
みるからに東急本店や文化村の横のバス通りを代々木や幡ヶ谷方面に歩いて五分のところですかね
返信する
Unknown (take-05(管理人))
2010-06-21 12:32:12
>るどタソ

どもども。
幡ヶ谷方面と言われると田舎者のオイラにゃちょっと
分かりづらいのですが、東急本店からさらに奥へ
進んだ所でしたね。
夜はスポーツバーになるようなカフェが多く
オランダ戦当日だったので代表関連グッズ等で
飾られた店が多かったです。
返信する
良コラム (take-05(管理人))
2010-07-06 12:50:34
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201007050009-spnavi

タイムリーな良コラムを見つけたので
こちらもメモ。

そういえば、この映画のポスター写真の
ロセッティ主審(イタリア)はアルゼンチンvsメキシコで
テベスのオフサイドを見逃してゴール判定した
審判でしたね・・・。
返信する

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