From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

男女高校サッカー選手権終わる。

2016-01-12 | サッカーネタ
10日、11日をもって、高校サッカー選手権男女両大会が幕を閉じた。

男子は東福岡が5-0で初の決勝進出を果たした國學院久我山を下し
17年ぶりの優勝。夏の全国高校総体優勝に続く、全国2冠を達成。
女子は藤枝順心が3-2で神村学園を倒し06年の15回大会以来2度目の選手権優勝という結果に。

まずは優勝した両校の皆さん、おめでとうございます。
特に女子は横須賀シーガルズ出身の肝付萌選手の2ゴール1アシストの活躍で
優勝に華を添えることが出来たのは横須賀シーガルズ女子を応援していた者として
嬉しかったです。高校卒業してもサッカーを続けて下さって欲しいですね。


で、今回の高校生年代は2020年の東京五輪の主役になる世代と宣伝されていた
世代にあたるわけだけど、もちろんこの高校年代で現役生活を終える選手もいる。
そして、こういった高校で現役を諦める環境の選手は今後10年でより一層増えてくる
のではないかなと思う。
なにしろ昨今メディアに取り上げられる年収200万円以下の家庭では大学社会人で
スポーツ続けていくことなんか土台無理だろうし、中学でスポーツを続けていく夢を
諦める家庭も今後増えていくのではないだろうかとも。
今は五輪景気や部員を何百人と囲い込めば何とか持っていけるのかも知れないけど
現状の親の収入源(部費、集金)に頼ってばかりいる育成年代の部活動や街クラブは
東京五輪が終わって景気的に下火になったりした途端に財政危機を迎えてしまうのかも知れないなと。

その辺の危機感は各競技団体や街クラブ、部活関係者、ファンはちゃんと予期されているのだろうか。
今後は部活、街クラブそして協会もこの問題に真剣に取り組まなければ競技団体として
生き残れない時代であることを目前、又は現在進行形として捉えないと。
男子で埼スタを54,000人、女子でも5,000人以上集めた、良い試合内容だったという目先の現実で
満足してては、決して楽観は出来ないのではないだろうかと感じる男女両選手権だったのであった。

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