From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2017J3第34節 アスルクラロ沼津vs栃木SC(2017.12.03)

2017-12-28 | アスルクラロ沼津(観戦記)
2017明治安田生命J3第34節 
2017.12.03(Sun)13:03KO
会場:愛鷹広域公園多目的競技場 天気:晴 観衆:8,649人


アスルクラロ沼津 1-1(1-0) 栃木SC
得点者
 7分:薗田卓馬(アスルクラロ沼津)1-0
77分:ネイツ・ペチュニク(栃木SC)1-1

アスルクラロ沼津(2017明治安田生命J3第34節vs栃木SC)

      19薗田  10青木

17太田               9中村

      15菅井   6沓掛

27松藤  22徳武   3藤原  18尾崎

         31大西

アスルクラロ沼津 スターティングメンバー(生年月日/※出生地/前所属チーム)
GK31 大西 勝俉 (1990/07/29/大阪府/愛媛FC)
DF18 尾崎 瑛一郎(1984/12/7/静岡県/ガイナーレ鳥取)*C
DF 3 藤原 拓也 (1992/12/18/徳島県/神奈川大)
DF22 徳武 正之 (1991/08/18/東京都/ツエーゲン金沢)
DF27 松藤 正伸 (1992/04/27/東京都/ソニー仙台FC)
MF15 菅井 拓也 (1991/08/2/宮城県/ヴァンラーレ八戸)
MF 6 沓掛 勇太 (1991/11/12/東京都/藤枝MYFC)
MF17 太田 一輝 (1993/01/27/静岡県/関東学院大)
MF 9 中村 亮太 (1991/01/28/愛知県/FC大阪)
FW10 青木 翔大 (1990/08/11/神奈川県/横浜FC)
FW19 薗田 卓馬 (1993/06/14/鹿児島県/福岡大)

アスルクラロ沼津 SUB
GK 1 福留 健吾 (1987/05/14/鳥取県/水戸ホーリーホック)
DF21 渡邉 志門 (1990/12/10/広島県/FNQ FCヒート(豪州))
DF 8 河津 良一 (1992/05/22/大阪府/ジェフユナイテッド千葉)
MF11 前澤 甲気 (1993/03/21/静岡県/ソニー仙台FC)
MF28 谷口 智紀 (1992/10/22/京都府/奈良クラブ)
MF50 染矢 一樹 (1986/10/13/大阪府/大分トリニータ)
FW29 渡辺 亮太 (1991/03/11/東京都/AC長野パルセイロ)

監督 吉田 謙 (1970/3/1/東京都/前職:アスルクラロ沼津ヘッドコーチ)

アスルクラロ沼津 選手交代
87分:MF 9 中村 亮太 → MF11 前澤 甲気
89分:FW10 青木 翔大 → FW29 渡辺 亮太
90分:DF27 松藤 正伸 → DF21 渡邉 志門

アスルクラロ沼津 警告・退場
なし

シュート      5(前2後3)
ゴールキック    8(前4後4)
直接FK     15(前8後7)
間接FK      2(前2後0)
オフサイド     1(前0後1)
PK        0(前0後0)
CK        5(前2後3)
*記録は管理人独自集計による。(公式記録はJリーグ公式データをご参考ください。)
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栃木SC(2017明治安田生命J3第34節vsアスルクラロ沼津)

      14西谷  25ペチュニク

 8廣瀬              21牛之濵

      24和田  11岡﨑

 7菅   22メンデス 4広瀬  26夛田

        15レオーニ

栃木SC スターティングメンバー(生年月日/※出生地/前所属チーム)
GK15 ジョニー レオーニ (1984/06/30/スイス/AC長野パルセイロ)
DF26 夛田 凌輔(1992/08/07/大阪府/AC長野パルセイロ)
DF 4 広瀬 健太(1992/06/26/埼玉県/湘南ベルマーレ)
DF22 メンデス (1995/04/25/ブラジル/ツエーゲン金沢)
DF 7 菅 和範 (1985/11/11/愛媛県/FC岐阜)
MF21 牛之濵 拓(1992/07/14/鹿児島県/グルージャ盛岡)
MF11 岡﨑 建哉(1990/05/31/広島県/ガンバ大阪)
MF24 和田 達也(1994/06/21/大阪府/松本山雅FC)
MF 8 廣瀬 浩二(1984/03/13/京都府/サガン鳥栖)
FW25 ネイツ ペチュニク(1986/01/03/スロベニア/大宮アルディージャ)
FW14 西谷 和希(1993/10/05/栃木県/流通経済大)

栃木SC SUB
GK23 川田 修平(1994/04/05/埼玉県/大宮アルディージャ)
DF29 川田 拳登(1997/07/09/埼玉県/ザスパクサツ群馬)
DF 5 尾本 敬 (1984/07/21/千葉県/水戸ホーリーホック)
MF 2 西澤 代志也(1987/06/13/埼玉県/浦和レッズ)
MF 6 古波津 辰希(1993/09/11/沖縄県/流通経済大)
FW19 服部 康平(1991/04/04/東京都/SC相模原)
FW20 藤沼 拓夢(1997/06/14/埼玉県/大宮アルディージャ)

監督 横山 雄次(1969/07/06/埼玉県/前職:湘南ベルマーレ トップチームヘッドコーチ)

栃木SC 選手交代
55分:MF 8 廣瀬 浩二 → DF29 川田 拳登
69分:MF21 牛之濵 拓 → FW19 服部 康平
87分:MF24 和田 達也 → MF 6 古波津 辰希

栃木SC 警告・退場
79分:FW25 ネイツ ペチュニク(警告)
88分:FW19 服部 康平

シュート      8(前6後2)
ゴールキック    8(前4後4)
直接FK     14(前6後8)
間接FK      1(前0後1)
オフサイド     1(前1後0)
PK        0(前0後0)
CK        3(前2後1)
*記録は管理人独自集計による。(公式記録はJリーグ公式データをご参考ください。)
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2017年12月3日。沼津市・県立愛鷹広域公園多目的競技場
アスルクラロ沼津のJ3初挑戦の年もこの試合が最終節。
その最終戦が優勝を掛けた1戦になろうとは開幕時、一体誰が想像出来ただろうか。

諸般の事情により今回は単身・愛鷹競技場に乗り込む。
現地は快晴。絶好のサッカー日和となった。


あまり余裕を持たず急いで来たので、つい失念してしまっていたが
当日は2018シーズンのアスルクラロ沼津ソシオメンバーカードの更新コーナーが
設けられていて、その場で更新作業と入金が行えるようになっていた。
後で行うことも可能だったが、後にすると忘れそうなのでその場で更新。
更新すると、これまで継続されていたメンバーナンバーが変わってしまうため
東海2部時代に登録した50番以内のナンバーが無くなってしまうのは少し寂しかったが
これも時代の流れなのかも知れない。

 
そんな更新書類を記入していた時、とある更新スタッフの方に声を掛けられた。
その声の主は2015年まで横浜猛蹴の選手として活躍された望月悠平さん。
会った時は思わず大声を上げてしまったのは言うまでもなく(笑)
今は故郷静岡の家業の会社がアスルクラロ沼津のスポンサー会社であるため
今回はそのスタッフとして来場されたのだとか。
後に猛蹴関係者から聞いた話によると2015シーズンは既に帰静されて
静岡から試合会場へ駆けつけていたとのこと。
彼のゴールといえば2014年のコチラと2015年のコチラのゴールが記憶に新しい。
どちらもtonan前橋サテライト戦というのも興味深い。

 
彼と近況や沼津愛鷹で猛蹴話に華を咲かせてしまったため
アスルドダック氏とお会いする時間が取れなくなってしまったが
代わりに全力ステージにおいてフリースタイルフットボールパフォーマー・TOMMYさんのスーパーパフォーマンスを堪能。
その模様はコチラのエントリーで述べたのでここでは割愛。
スタグルはどこも大混雑で食べる機会を失ってしまった。
時間も押していたので急いでスタンド内へ。
 



 

メインスタンドへ上がり目に飛び込んできたのは、愛鷹競技場を埋め尽くす人、人、人の群れ・・・。

これだよ、この光景が見たかったんだよ自分は・・・。

2017.12.03アスルクラロ沼津ゴール裏円陣


 
しかし、感傷にばかり浸っていてはいられない。
勝てば優勝の沼津、引き分け以上で2位の昇格圏内に入る栃木。
試合前には沼津ゴール裏サポーターが大きな円陣を組んでいた。
(大きくなりすぎて円ではなく四角い円陣になってしまったが)
それぞれの想いを載せて試合は13:00にキックオフ。


試合は前半7分、右サイドのクロスから薗田卓馬が頭で合わせ沼津が先制!!
歓喜に沸く愛鷹。見ているコチラが武者震いするほどのゴールシーンだった。


【公式】ゴール動画:薗田 卓馬(沼津)7分 アスルクラロ沼津vs栃木SC 明治安田生命J3リーグ 第34節 2017/12/3


その後は栃木が右クロスなどから攻め込むが沼津GK大西のビッグセーブもあり1-0で折り返し。


ハーフタイムにはTOMMYさんのパフォーマンスも再び披露。


後半も追い付こうと攻め込む栃木の時間が続く。
64分には栃木14西谷のシュートを大西がビッグセーブ。
しかし77分、栃木は右クロスのこぼれ球をペチュニクが押し込んで同点に追い付く!!
それまでイラつき気味に見えたペチュニクだったが、決めるべきところで決めてくる部分は
流石だと感じるゴールだった。

【公式】ゴール動画:ネイツ ペチュニク(栃木)77分 アスルクラロ沼津vs栃木SC 明治安田生命J3リーグ 第34節 2017/12/3



その後は沼津もパワープレーで追い付こうと粘るも追加点は生まれずタイムアップの笛。
栃木はこの引き分けにより優勝こそ秋田に譲る形となったが2位以内を確保し
見事J2昇格を決めることとなった。

 
沼津にとっては優勝してもライセンスの関係から即J2へ昇格出来るわけではない試合。
それは誰もが分かっていて、焦っても仕方のないことなのも分かっている。


2017/12/03アスルクラロ沼津・吉田監督シーズン終了セレモニー挨拶

でも、それ故に今年このメンバーで優勝してみたい。
それが出来なかったからこそ、悔しい。吉田監督のセレモニーでのスピーチは
あの栃木サポからも賞賛を得るほど素晴らしいものだった。

こうしてアスルクラロ沼津の夢の2017明治安田生命J3のシーズンは幕を閉じた。




今から20年前の1997.10.26 W杯フランス大会アジア最終予選UAE戦が行われる裏で愛鷹で行われたPSMとしての静岡ダービー。
この時が自分の愛鷹初観戦だった。当時の観客数は確か8000人以上だったと記憶しているが、この静岡ダービーの間借り興行ではなく
いつか東部を代表するチームがJの試合として愛鷹が埋まらないものかと妄想したものだった。あれから20年・・・。

      
     
      
そして20年経った今日、静岡県東部を、沼津を代表するチームのホームゲームで8,000人を超える観客での試合を行えることが出来た。
結果は悔しいものになったけど、この悔しさ、そして8000人を超える観客で埋まる愛鷹。20年前に一体誰が想像出来ただろうか。
それだけでも私は嬉しい。

この試合後、沼津も多くの選手の退団、更新、新加入の発表がなされ
ある者は力を認められ上のカテゴリーへ、ある者は同じJ3のライバルクラブへと
新天地に向け動きを見せている。
沼津も吉田監督をはじめ既存選手の多くも契約更新し新たなシーズンに向け準備が進んでいる。

今季は天皇杯を含めアスルクラロ沼津の試合には9試合も見ることが出来た。
これもひとえにJ3元年ということもあり、自分の我儘を理解をしてくれた家族には感謝を。
来年はここまで見れるかどうか分からないけど、アスルクラロ沼津のさらなる活躍を
陰ながらでも見守り続けたい。
アスルクラロ沼津に関わる全ての皆さん、この1年間お疲れ様でした。

【公式】ハイライト:アスルクラロ沼津vs栃木SC 明治安田生命J3リーグ 第34節 2017/12/3



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