
第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝 2011.01.01(Sat) 14:00KO 会場:国立霞ヶ丘競技場 観衆:41,348人 | ||||
鹿島アントラーズ | 2 | 1-0 | 1 | 清水エスパルス |
1-1 | ||||
得点者 フェリペ・ガブリエル 野沢 拓也 | 時間 26分 59分 77分 | 得点者 ヨンセン |
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鹿島アントラーズ スタメン
13興梠 9大迫
11フェリペ 8野沢
・ガブリエル
15青木 40小笠原
32宮崎 6中田 19伊野波 7新井場
21曽ヶ端
鹿島アントラーズ 選手交代
63分 11フェリペ・ガブリエル → 10本山
87分 7新井場 → 24當間
90+2分 9大迫 → 25遠藤
鹿島アントラーズ 警告・退場
79分 10本山(警告)
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清水エスパルス スタメン
18ヨンセン
23岡崎 10藤本
30小野 17山本真
16本田
4太田 33ボスナー 5岩下 25市川
1山本海
清水エスパルス 選手交代
67分 17山本真 → 7伊東
82分 30小野 → 11原
87分 16本田 → 22大前
清水エスパルス 警告・退場
53分 23岡崎(警告)
76分 33ボスナー(警告)
試合後 5岩下(警告)
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恒例の元日国立・天皇杯決勝観戦も今年で5年連続となる。
今年は鹿島と清水の対戦という10年ぶりの同カードとなった。
前半は完全に鹿島ペース。清水はどういうわけか鹿島がいつもの
小笠原が攻撃の基点とする中盤ボックスの4-4-2ときているのに
本田をアンカーとする4-3-3で受ける形に。
これでは中盤の人数でギャップが出来てしまい、太田とボスナー、
岩下と市川の間に裏を通すスルーパスをバンバン通されてしまい
大迫、興梠に走りこまれ再三チャンスを作らせてしまう。
これにより本田はラインの裏へのケアを意識してかDFラインに
吸収されがちになり小野と山本真はボールを持っても鹿島中盤に
挟み込まれてボールをロスト。ヨンセンはしっかり鹿島CB陣が
見張り岡崎、藤本はサイドで孤立またはサイドでクロスを上げよう
にもヨンセンがケアされ2列目の飛び出しが期待できないようでは
クロスを上げる効果も半減と攻守に渡って散々な出来。
26分、鹿島左CKからフェリペ・ガブリエルがヘッドで合わせて
鹿島が先制。その後も興梠のポスト直撃弾など鹿島が再三決定機の
山を築くが1-0のまま折り返し。
後半は清水もシステムを修正し小野を左サイドに入れ
中盤を小野-山本真-本田-藤本と4-4-2にしたことで清水も
攻撃のリズムをようやく作れることに。最初からこうしておけば
前半はあそこまで混乱することは無かったはずなのだが・・・。
小野、藤本のクロスなどからチャンスを作れるようになった清水は
58分に本田の縦パスにライン裏を上手く抜けたヨンセンが
GKの位置を見計らったループシュートで同点。
しかし鹿島も63分に本山を投入し巻き返しを図る。
本山投入でリズムを取り戻した鹿島は77分に得た直接FKを
野沢が蹴りこみ勝ち越し。
その後、清水も原や大前を投入し起死回生を図るものの結局
上手く守りきられ2-1で鹿島の勝利に。

鹿島は相変わらずというか、何時ものごとく勝負強いなと。
清水寄りで見ていたけど、どうして清水は前半あんな戦い方をしたのだろうかと。
準決勝終了後、中2日で仕上げたコレオは立派だけど、なんか決勝でコレオを
綺麗に仕上げたチームは勝てないってジンクスを聞いたことあるけど
ホントなんですかね。なんか実際にやってるサポに失礼な話だけど。
国立のコレオがどれだけ大変かは、こちらのブログにまとめてあるので
参考までに。
ナビスコ決勝:コレオグラフィーまとめ(サッカー蟻地獄)

試合後、喜ぶ鹿島サイドをよそ目にバクスタから順に挨拶する清水イレブン。
もう既報済みなので、多くは書かないけど来季はホントにどうなっちゃうのだろう。
健太監督には6年間お疲れさまでしたとしか言いようが無く・・・であるけど。
あと最後に横浜FC絡みで言うと太田は横浜を出てから成長したよなあと思う。
特にクロスの精度や勝負を仕掛ける場面で見せ場を作れたところは良かったかなと。
主審も家本氏だったけど、彼もかつて酷評されたような出来ではなくバランスの取れた
ジャッジだったと思う。そういえばまだ主審告白は途中までしか読んでなかったことに気づく。
これも最後まで読み通してみれば氏への評価も変わってくるかも知れないなと。
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