From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2012東海サッカーリーグ2部第3節 FCアスルクラロ沼津 vs 春日井クラブ

2012-06-12 | アスルクラロ沼津(観戦記)
2012/06/03 2012 東海サッカーリーグ2部 第3節
14:00KO(45分ハーフ)
会場:愛鷹広域公園多目的競技場(沼津市)
観衆:200人(目測)
FCアスルクラロ沼津31-00春日井クラブ
2-0
得点者
15奥田秀吉    
9内藤勇太郎   
19横田デニロルイス
時間
45分
64分
75分
得点者



FCアスルクラロ沼津 2012東海2部第3節 vs春日井クラブ
7前川翔太 9内藤勇太郎
8星川翔太6鈴木康平
23加藤祐也15奥田秀吉
5堀健一26脇野隼人
2下山竜之介4安倍量太
 30安藤和希 


FCアスルクラロ沼津 選手交代
46分  6鈴木康平  → 14横田デニロルイス
84分  8星川翔太  → 27原文秀
90+2分 15奥田秀吉 → 11奥田真之介

FCアスルクラロ沼津 警告・退場
47分 26脇野(警告)
74分  2下山(警告)
78分 26脇野(警告)
78分 26脇野(退場)

================================================


春日井クラブ スタメン 4-4-2

       9堀場   6深澤

25清水              21楫

       7松永  26高塚

11渡辺  13伊藤  10磯本  4藤井

         30下川

春日井クラブ 選手交代
46分  4藤井 → 27深谷
46分 21楫  → 20船橋
68分 25清水 →  5阿南

春日井クラブ 警告・退場
43分 13伊藤(警告)
54分 26高塚(警告)

*記録は管理人独自集計による。
春日井クラブのデータは春日井サッカー熱中症『春日井クラブNEWS』さんのデータを参照させて頂きました。
================================================



6月3日は沼津市にある県立愛鷹広域公園多目的競技場へ東海社会人サッカーリーグ2部
FCアスルクラロ沼津vs春日井クラブの試合を見に行ってきました。

FCアスルクラロ沼津(以下アスルクラロ)は沼津市を本拠地に置く総合スポーツクラブ。
アスルクラロとは、スペイン語の「明るい青」の意味。
サッカーの他テニス、新体操のクラブを設けており、代表はサッカー解説者・山本昌邦氏の実弟・浩義氏。

   

かつてJFLに所属していたジヤトコFCと、その後継チーム・FCイースタン04
(04年のみ東駿河湾リーグで活動)以来、8年ぶりに愛鷹をホーム開催可能なチームが
この舞台に上がってきたことは非常に喜ばしいこと。
誤解を与えかねないので断りますが、アスルクラロ沼津はジヤトコFC~FCイースタン04とは
直接的な繋がりは無いけれども、監督は元ジヤトコの小花浩司氏、コーチには川村淳一氏(選手兼任)
FW樋口知行選手が所属し、選手、スタッフには元ジヤトコの関係者も所属しており、多少なりとも
縁のあるチームといえますね。
他にも第88回高校選手権静岡県大会で藤枝東を破ったアスルクラロ下部組織出身の飛龍高校の
メンバーも所属しており地元に根付いたチームともいえますね。
この日は東海リーグ昇格後・初のホーム開催ということで、アスルクラロのグッズがなんと80%引きの
格安価格で販売していたのでシャツとマフラーを購入。
記念にこの試合限定で持ち込んだジヤトコマフラーと並べて試合観戦に臨むことに。

  

愛鷹の会場はグッズ販売の他にも東海プリンスリーグ開催時のような飲食売店も1軒開店し
ピッチ上にはスタジアムDJまでいる気合の入れよう。ジヤトコFC時代はウグイス嬢の
アナウンスのみだったので、静岡東部をホームとするチームでのスタジアムDJは初の試みかと。
スタンドには下部組織の少年達も含め父兄などを含めると200人ほどの観客。
ジヤトコ時代とはまた別の総合クラブ的なアットホームな雰囲気でのキックオフとなりました。

2012東海SL2部 FCアスルクラロ沼津vs春日井クラブ(1)


前半はお互い出方を伺うような形で推移するが、アスルクラロは9番内藤選手を縦に走らせるプレーで
ゴールを狙うが、春日井の選手にインターセプトされたり最後の詰めが甘くシュートまで至らない場面が続く。
相手の春日井クラブはスピードは無くとも足元の技術がしっかりしている選手が多く、キチンと繋いで
シュートまで持っていくシーンが多く、前半は春日井クラブペースかなと思う時間帯が多かった。
しかし前半の終わりとなった45分。アスルクラロ8星川選手のヒールパスから9内藤選手がシュート!
これは春日井クラブDFに阻まれるも、こぼれ球を拾って前進した15奥田秀吉選手がミドルシュートを
放ち、これが決まってアスルクラロが先制!!前半終了間際の良い時間に先制したアスルクラロが
1点リードで前半を折り返します。


ハーフタイムにはアスルクラロ少女新体操チームによるハーフタイムショーも開催。
小ぢんまりながらも運営は興行を意識した形で、雰囲気は良かったですね。

2012東海SL2部 FCアスルクラロ沼津vs春日井クラブ(2)

後半は1点ビハインドとなった春日井クラブが攻勢に出る。
立ち上がりから丁寧にパスを繋いで組み立てる春日井クラブがシュートまで持っていくが
枠を捉えきることができない時間帯が続く。
64分、アスルクラロはスローインの流れから9内藤勇太郎選手がゴール前で流し込み2点目をゲット!
これは春日井から見れば一瞬の気の緩みから来る勿体ない失点だったかも。

2012東海SL2部 FCアスルクラロ沼津vs春日井クラブ(3)

さらに75分にはカウンターから9内藤選手のパスを受けた交代出場選手19横田デニロルイス選手が
右足を一閃!豪快なシュートによるボールはゴール右隅に突き刺さりアスルクラロが3得点目をゲットし
リードを広げます。


その後は春日井も一矢報いるのかと思ったけど、繋ぐには繋ぐけど淡々とした流れでペースアップできず
アスルクラロにあまり脅威を与えることが出来ないまま時間が過ぎタイムアップ。
終わってみれば3-0とアスルクラロが無事ホーム開幕戦を白星で飾ることが出来、東海2部昇格後
初勝利を祝うことが出来たのでした。

3日の日は見事ホームでの勝利を挙げることができたアスルクラロでしたが続く10日に行われた
ホーム・セレステでのFC川崎(岐阜県)の試合は0-5で敗れてしまったもようです・・・。
ここでアスルクラロに少し苦言を呈すことになりますが、このとき見た試合レベルが東海2部のアベレージ、
または静岡県1部上位のレベルとなると、サッカーの目が肥えた静岡の人々の観戦意欲を沸かせるには
攻撃時を中心に物足りない部分があるのは否めませんね。
特にアスルクラロ下部組織の少年達は幼い頃からかなり鍛え込まれていますから、結構シビアに見ているのかも知れません。
私もジヤトコ~FCイースタン04の消滅以来、長らく神奈川県下中心のサッカーを見てきたせいかも知れませんが
この試合のレベルよりも正直なところ神奈川県1部のチームや関東2部・横浜猛蹴の試合等の方が見ていて面白いと感じました。
東海や静岡県社会人リーグ関係者の方は嘘だと思ったら、こちらの神奈川県リーグ1部の動画エントリーを見てください。
違いが分かりますから。

東海リーグは静岡県東部から見ると西の方へ遠征が中心となってしまうのですが、地理的に神奈川や関東の方が
近いので、リーグ戦をこなすのも大変ですが、時折神奈川の方へ出向いてTMを経験しレベルアップを図られた
方が良いのではないかと思います。かつてFCイースタン04は横浜桐蔭大学や六浦FC等と神奈川県下の
チームとTMを組みレベルアップを図っていたことがありましたので。
チームを強化するには選手を入替えるのは手っ取り早いのですが、せっかくのクラブチームですから
私はその手段だけは安易にとって欲しくないと思います。今いる選手の成長と刺激のためにも、
今後は関東近隣の強豪チームと出稽古に出かけチームのレベルアップ向上に励んでいって欲しいなと感じます。

名実ともに静岡県東部を代表するトップチームとして、地に足を付けた向上と飛躍を期待しています。
頑張れ!!FCアスルクラロ沼津!!!

2012東海SL2部 FCアスルクラロ沼津vs春日井クラブ ハイライト

上記の3本のゴールシーン動画と記念すべきホームゲームの選手入場などを合わせてもう1本動画をまとめてみました。
見たい方は見てください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2012 神奈川県リーグ1... | トップ | 久々の三ツ沢(HT) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アスルクラロ沼津(観戦記)」カテゴリの最新記事