From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

エル・ゴラッソ・アカデミー フットボール学公開講座

2011-09-01 | サッカーネタ
昨夜はサッカー新聞紙エルゴラッソが主催する
公開講座の聴講に新宿文化センターまで行ってきました。

エル・ゴラッソ・アカデミー フットボール学公開講座

全体としては前半の城福と西部氏の映像を交えたFCバルセロナ戦術解析と
JクラブがクラブW杯でもしバルサと対戦した場合を
想定したお二方(というより城福氏)の戦術論が面白かった。

両氏曰くバルサのサッカーは
ポゼッションを7割取れば8割以上の試合に勝てるサッカーなのだそうで

・自陣~中盤に数的優位をつくる。
・ボールを奪われたら直ぐに奪い返す。

これをとにかく徹底していると基本的な解説を話されたうえで特に印象的だった話として

・パス回しの場合、パス交換する選手の後方に必ず待機する選手が必ずいること。
・パス回しにおける待機選手は、ボールを奪われた際最初のプレスを掛ける選手になる。
・ポゼッションに長けたバルサは高さに欠け、選手個々は守備が本来得意ではない。
・Jクラブがバルサに対抗するには奪った瞬間にボールを後ろへ回さない。
 2010-2011CLグループリーグでコペンハーゲンが見せたような
 コレクティブな精度の高いショートカウンターで攻める。
・もちろん精度の高いショートカウンターは1試合に1度か2度あれば良い方なのでそれに賭ける。
・ショートカウンター発動時にドリブルでもランでも良いので勝負できる強さ。
・高いポゼッションで相手にサッカーをさせないサッカーが スペイン、バルサのサッカーである。

こんな話が特に耳に残った。
もちろん、あくまでもオイラが聞いた印象によるものなので参考までに。
Jクラブがバルサに勝つにはという話でG大阪、名古屋、柏を例に話されていたけど
選手の固有名詞が色々と挙がってたのであえてオミット。

最後に城福氏は自身がやってみたいチーム作りとして
繋ぐチームにしろ、ロングボール放り込みのチームにしろ
覚悟のあるチーム作りに関わりたいと仰っていた。


後半の今年のJリーグに関する話はパネリストの違いもあるけど
予想通りテーマがあちこち散らばって1時間の尺に合わなくなった格好。
これはある程度予想出来たことだったけど。

とりあえず城福氏と西部氏の話が分かりやすく興味深く聞けたことが収穫かなと。

トークイベント後の懇親会は時間が無かったので今回はパスで。

この日も何やらどこかで見たようなサッカーオタクな方々がいっぱい来ていた様子。
それだけ注目されていたイベントだったということなんすかね。
入場料は城福氏の話でほぼペイされたようなものだったし、これもこれで良いのかなと。
次回(第2回)は10月に行われるとのことです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電動車椅子サッカー応援Tシャツ | トップ | 2014W杯 アジア3次予... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サッカーネタ」カテゴリの最新記事