
2013/07/14 JFL15:01KO 会場:麻溝公園競技場(神奈川県相模原市) 観衆:1,418人 | ||||
S.C.相模原 | 3 | 1-0 | 1 | 藤枝MYFC |
2-1 | ||||
得点者 5田村 仁崇 18松本 祐樹 8曽我部 慶太 | 時間 30分 80分 85分 86分 | 得点者 18橋本 巧 |
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S.C.相模原
(2013JFL第20節 vs藤枝MYFC)
28 鈴木 淳 | 20 御給 匠 |
22 吉村 修平 | 8 曽我部 慶太 |
19 鈴木 将也 | 10 佐野 裕哉 |
17 小澤 雄希 | 2 天野 恒太 |
5 田村 仁崇 | 4 橋本 真人 |
1 森田 耕一郎 |
S.C.相模原 選手交代
59分 28鈴木 淳 → 18松本 祐樹
74分 20御給 匠 → 9森谷 佳祐
89分 22吉村 修平 → 鈴木 健太
S.C.相模原 警告・退場
なし
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藤枝MYFC スタメン 4-4-2
9アラン 11西山
8久富 18橋本巧
20奥田 7石井
3奈良林 19冨成 13藤巻 23中津留
1村尾
藤枝MYFC 選手交代
46分 19冨成 → 15佐藤
59分 11西山 → 14村瀬
72分 20奥田 → 16有田
藤枝MYFC 警告・退場
84分 8久富(警告・ラフ)
【公式記録(PDF)】
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日本工学院グラウンドでの試合の後は、JFL第20節S.C.相模原vs藤枝MYFCの試合を観戦。
相模原は昨年の天皇杯神奈川県予選準決勝以来、藤枝MYFCに至っては
2011年の地域リーグ決勝大会以来の観戦となる。
相模原の麻溝ホームも2011年に関東2部リーグで横浜猛蹴と対戦した時以来の訪問になる。
2年前は有料試合でバックスタンドも完全には完成していなかったためバック側からの観戦。
麻溝のバックスタンドはトイレの数が非常に多く、この点は良かったと思う。
出店も以前より多くなり、流石はJFLに昇格したのだなと思わせる部分を感じさせた。
2013.7.14 藤枝MYFC 応援風景
藤枝MYFCといえば、この独特な応援風景。
「ヤレヤレヤレヨー」の、一度聴いたら耳から離れない破壊力はこの日も健在。
試合の方は相模原ペースながらも時折、藤枝も前線の突破などからチャンスを伺う展開。
8分、相模原8曽我部の突破からのクロス。20御給のヘッドはクロスバーに当たる。
藤枝も8久富の突破からのクロスを供給しCKなどのチャンスを作る。
久富は横浜FC時代以来久々に見たけど、突破ならまだまだ十分Jでも通用する鋭さだった。
2013JFL第20節 SC相模原vs藤枝MYFC 相模原先制点
試合が動いたのは前半29分、相模原の左クロスから20御給が頭で落とし最後は5田村。
この日は地元スポンサーDAYということもあり、当該スポンサー看板へ駆け寄るパフォーマンスも。
前半は1-0相模原リードで折り返し。


後半は暑さも手伝い相模原も1点リードを大切にしたいためか若干ペースダウン。
藤枝は選手交代策や長いボールを入れてくる攻撃重視で攻め立てたが折からの
強風でボールが流れてしまう場面も。
このまま1-0で終わるかと思った80分、相模原のカウンター。
交代出場の18松本の左サイドでのヘッドの落としから9森谷がリターンとなるスルーパス。
これを受けた18松本が決め相模原が2点目。
交代出場の両選手による鮮やかな追加点で盛り上がる相模原イレブン。(画像左)
その5分後には藤枝も14村瀬の裏へのパスを受けたこの日好調だった8久富の右サイドの突破からの
クロスに18橋本が頭で合わせ1点を返す。
しかしその1分後に相模原も左サイドの17小澤の縦パスを受けた9森谷は自分を追い越す動きの22吉村へパス。
吉村はタッチライン際で中へ折り返す浮き球クロスを上げる。藤枝DFはニアにいた相模原18松本の動きに引き付けられ
スペースを空けてしまい最後はファーに走りこんできた8曽我部が落ち着いて決め3点目(画像右)


終わってみれば、決めるべき時に鮮やかなパス交換とフリーランによる綺麗な組み立てで
ゴールを量産した相模原の完勝とも言える試合だった。
藤枝も久富の突破など、見どころはあったけど、組織の成熟度で言うと相模原が少し上手のように思えた。
相模原は攻守ともに明らかに関東リーグ時代よりレベルアップしているなと実感。
暑さもあって、流石にペースダウンもしたのだけど個々も身体の強さやスペースへのパス配給などは
既にプロ級、J2レベルと遜色ないなと感じた。
以前は大事な所でポカをするチームだったけど、それもなく本当にJFLでは普通に強い中堅チームになっている印象。
ちょっとこの域にまで達すると、地域リーグレベルのチームが相模原の隙に乗じて一泡吹かすのは難しいのかも知れない。
相模原の選手もサポーターと喜びを分かち合ったりダンスを踊ったりとかなりノリも明るい様子。
これも以前には見られなかった良い流れだと思いますね。

試合後は相模原サポのリーダーが藤枝の応援席に行き、何かプレゼントを差し上げる場面も。
ホンダロックと対戦したときの「ええじゃないか」乱入は無かったけど
共にJ3参入を表明しているチーム同士、地道にこの舞台(JFL)を盛り上げていこうという様子が感じられた良い場面だった。
2年ぶりに来た麻溝だったけど、かつてあったギスギス感が抜けた雰囲気から相模原の変わりぶりを
改めて肌で実感できたのは良い収穫でしたね。両チームの選手関係者の皆さん、暑い中お疲れ様でした。

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