横須賀ダイエーショッパーズプラザ4F横須賀HUMAXシネマズにて鑑賞。
日本の映画界を含めた表現文化が60年以上も、イデオロギー対立やら何やらで
あの戦争についての客観的な視点での作品を世に出せず
もたもたしている間に、またもやアメリカから彼らなり視点による客観的な対日戦争映画
(これは戦後映画だけど)を作られてしまった。
「硫黄島からの手紙」に続き、また映画で先を越されてしまったというのが第1感想。
多分、今の日本映画界でこの手の映画を作っても
まだ当分しばらくはエモーショナルな内容の作品しか作れないだろうから
あと何年経てば当時生きた人達も感じていたであろう
後世の自国民による映画界におけるこの戦争の客観的な評価の作品が
作られることになるのだろうと、心の中で頭を抱えながら見てしまった。
ロマンスの部分は要らないという意見もあるが、それはハリウッドが
作った映画なのだから、そこは致し方ないこと。
ただ、マッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズは、もう少しエゴイスティックにやらないと
歳も歳なのでオーラが少々足りないようにも感じた。某缶コーヒーCMのイメージも付きまとうわけだし。
しかしながら天皇を「信奉」するという意味を現代日本人もこの映画を観て本当に理解できただろうか。
自分も頭で分かったように感じて実は分かっていないのかも知れない。
だからこの映画を「よくやれている」などと上から目線な気分で見てしまうのかも
と、反省も感じた作品だった。
日本の映画界を含めた表現文化が60年以上も、イデオロギー対立やら何やらで
あの戦争についての客観的な視点での作品を世に出せず
もたもたしている間に、またもやアメリカから彼らなり視点による客観的な対日戦争映画
(これは戦後映画だけど)を作られてしまった。
「硫黄島からの手紙」に続き、また映画で先を越されてしまったというのが第1感想。
多分、今の日本映画界でこの手の映画を作っても
まだ当分しばらくはエモーショナルな内容の作品しか作れないだろうから
あと何年経てば当時生きた人達も感じていたであろう
後世の自国民による映画界におけるこの戦争の客観的な評価の作品が
作られることになるのだろうと、心の中で頭を抱えながら見てしまった。
ロマンスの部分は要らないという意見もあるが、それはハリウッドが
作った映画なのだから、そこは致し方ないこと。
ただ、マッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズは、もう少しエゴイスティックにやらないと
歳も歳なのでオーラが少々足りないようにも感じた。某缶コーヒーCMのイメージも付きまとうわけだし。
しかしながら天皇を「信奉」するという意味を現代日本人もこの映画を観て本当に理解できただろうか。
自分も頭で分かったように感じて実は分かっていないのかも知れない。
だからこの映画を「よくやれている」などと上から目線な気分で見てしまうのかも
と、反省も感じた作品だった。
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