From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2021神奈川県社会人サッカーリーグ3部チーム紹介(3P)

2021-06-10 | 神奈川県社会人サッカーリーグ登録チーム一覧
2021神奈川県社会人サッカーリーグ3部(132チーム)(2020年度122チーム)
*( )内の順位は2020年度リーグ順位
摘要: △昇格、☆新規、★ブロック移動、*チーム名変更

3P(8チーム)*新設
1.鎌倉市役所(3SA1位、県2部昇格T・Bブロック2回戦(初戦)敗退)
公式サイト等
なし
2016年度より県3部に登録。ホームカラーはピンク。
16、17年度は3Bであったが18年度より3SAに移動してきた。
リーグ戦は登録初年度の4位が最高で県2部昇格Tには縁遠いチームであるが
ここの特筆すべき点は全国自治体職員サッカー大会での躍進ぶりだろう。
2017年度は準優勝、18、19年度はベスト4の成績を納めている。
関東2部横浜猛蹴に所属する同市役所勤務の選手が1、2名助っ人でこの大会に
加入しているとはいえ他都道府県では県1部、2部クラスの精鋭が揃う全国大会で
この成績を残すことは至難の技とも言えるので、県3部ながらもチームとしての
潜在能力は高いと見て良いのだろう。
県3部登録後の直近成績は以下の通り。
2020 3SA1位(5勝0敗0分(1不戦勝) 勝ち点15 得失差+15)
     県2部昇格T2回戦(初戦)(vsJFC FUTURO(3D2位))2-4●
2019 3SA5位(4勝4敗0分 勝ち点12 得失差0)
     全国自治体職員サッカー大会ベスト4
2018 3SA7位(2勝5敗0分 勝ち点 6 得失差-6)
     全国自治体職員サッカー大会ベスト4
2017 3B5位 (3勝3分3敗 勝ち点12 得失差+3)
     全国自治体職員サッカー大会準優勝
2016 3B4位 (4勝1敗4分 勝ち点16 得失差+5)

2.日揮サッカー部(3SA2位、県2部昇格T・Cブロック1回戦敗退)
公式サイト等
なし
石油化学、LNG、天然ガスの大規模プラントの製造を手掛ける横浜・みなとみらい地区に
本社を有する大手企業・日揮ホールディングス株式会社のサッカー部である。
県3部には2009年度より登録(3SA)している。
先述した千代田化工建設(県3部3L)、東洋エンジニアリング(東京)を合わせて
「エンジニアリング御三家(専業三社)」とも呼ばれる。
日揮といえば2013年のアルジェリア人質事件でその名を知った方も多いかも知れないが
駅前不動産スタジアム(鳥栖スタジアム)の設計に携わっていたことなどサッカーとの関わりもある
企業でもあったりする。2016年度には3SA2位に付けたが県2部昇格Tには出場していない。
チーム事情で参加を辞退するケースもあるということなのだろう。
2020年度は4年ぶりにブロック2位となり県2部昇格トーナメントに出場するも
1回戦で東急レイエスFCに敗れた。
直近5年間の成績は以下の通り。
2020 3SA2位(4勝1敗0分       勝ち点12 得失差 +4)
     県2部昇格T1回戦(vs東急レイエスFC(3C1位))0-3●
2019 3SA6位(3勝3敗2分       勝ち点11 得失差- 1)
2018 3SA4位(3勝2敗1分(1未消化) 勝ち点10 得失差+ 2)
2017 3SA4位(3勝3敗1分       勝ち点10 得失差+11)
2016 3SA2位(3勝1敗2分       勝ち点11 得失差+12) 
     県2部昇格T不出場

なお、日揮ホールディングス株式会社はみなとみらい某所に居を構えている。
某有名ビル近くの1階にあるため、みなとみらいを訪れた方なら場所が分かるだろう。

3.HAMA-TEA2002(3SA3位)
公式サイト等
なし
チーム名から察するに2002年に誕生したと思われる。
県3部には2003年度より登録と県3部の中では歴史がある。
初登録以降ずっと3SA所属のチームである。
00年代はブロック内では強い方であり、県2部昇格Tには03年度(1回戦敗退)、
08年度(1回戦敗退)に出場している。
2010年代に入ると成績が低迷する時代を迎えたが近年力をつけ始めており
2018年度は久々にブロック2位となり県2部昇格Tに出場した。(1回戦敗退)
直近5年間のリーグ戦成績は以下の通り。
2020 3SA3位(0勝5敗0分(2不戦敗)勝ち点 0 得失差-15)
2019 3SA3位(4勝2敗2分      勝ち点14 得失差+ 5)
2018 3SA2位(5勝0敗2分(1未消化)勝ち点15 得失差+ 2) 
     県2部昇格T1回戦敗退(vsFC NEXTAR(3A1位) 1-3)
2017 3SA3位(4勝2敗1分      勝ち点13 得失差+ 4)
2016 3SA6位(0勝4敗2分      勝ち点 2 得失差- 9)

4.江の島FC(3SA3位)
公式サイト
https://enoshimafc.com/
Twitter
https://twitter.com/ensmfc_official
Facebook
https://www.facebook.com/enoshimafc2020/
Instagram
https://t.co/xwmOedte8Z?amp=1
2030年度にJリーグ入りを目指すという藤沢市江の島を拠点とするチーム。
2020年度に彗星のごとく現れた新進気鋭のチーム。
藤沢からJリーグを目指すとなると藤沢ユナイテッドFC、エブリサ藤沢に続き3番目になる。
SNSやnoteを使ったビジョンの展開が上手い。
2020年度は終盤に鎌倉市役所、日揮サッカー部に敗れブロック3位に終わった。
今年度は監督、スタッフ等を一新し、新加入選手も15歳(!)の選手を含めた7名を加え再起を誓う。
チーム強化だけでなく県3部社会人チームながらマイナビアスリートキャリアと提携し
アスリートのキャリア支援を行うようになった。(プレスリリース
公式サイトも2021年6月に開設した。

2021登録選手(年齢は2021.06.09現在)
GK13田邉海 (21)(FC WASEDA → 日本学園高→江の島FC)
DF 5須賀弘之(25)(三菱養和調布SC → 都立東久留米総合高→江の島FC)
DF 6金子宙夢(21)(小川FC → FC HORTENCIA→江の島FC)
DF 8村尾蒼太(23)(兵庫県立小野高 → 神戸大学je joue→江の島FC)
MF 4梅森大介(27)(東京立正高 → 國學院大學蹴球部 → Fuerte Tokyo→江の島FC)
MF 9杉原智希(20)(西本郷中 → 横浜栄高→江の島FC)
MF10大澤一輝(25)(ヴェルディSS AJUNT → 町田ゼルビアU-18 → 中央学院大学サッカー部 →
             早稲田ユナイテッド → Surfers paradise Apollo(AUS)→ Mudgeeraba(AUS)→江の島FC)
MF15渡部碧流(21)(国立SSS → 東京ヴェルディJY → FC多摩 → 開志学園JSC→江の島FC)
MF17榛谷廉明(22)(FC渋谷 → 実践学園高 → 國學院大學 FC ROSSO→江の島FC)
MF20大西輝 (22)(三菱養和調布SC → 稲城三中 → 野津田高 → N.S.FC→江の島FC)
MF23古川寛也(19)(西本郷FC → 西本郷中 → 鵠沼高→江の島FC)
MF24宮田尚幸(19)(丸山台SC → 丸山台中 → 横浜栄高→江の島FC)
MF35廣瀬健吾(22)(武蔵野大学サッカー部→江の島FC)
FW11坂元裕星(25)(太宰府南FC → 筑陽学園中 → 筑陽学園高 → Chapdanda FC(ネパール)→江の島FC)
FW18松田文哉(20)(瀬田SC → 瀬田中 → 日本学園高→江の島FC)

2021新加入選手・スタッフ()内は年齢(2021.06.09現在)、サッカー歴
監督         峯山典明
フィジカルトレーナー 山﨑貴太
GKコーチ      東蒼輝
マネージャー     浜田真帆
GK12田崎雅仁 (18)(福島県立白河高校)
DF21久米昂士郎(19)(ジュビロSS磐田→藤枝東高校)
DF22米山謙伸 (19)(FC芹が谷 → 多摩大目黒中 → 多摩大目黒高校)
DF25 御手洗輝 (19)(FC REALE U12 → FC REALE U15 → 中央国際高校)
MF 7太田翔  (20)(福島県立白河高校→ALL ROUNDER F.C.(東京都2部))
MF14三好玄氣 (15)(FC REALE)
MF19石田統眞 (21)(横浜栄高校→FCMOSALA (神奈川県3部))
(2021.07.15追記)
MF16杉本周平(31)(国立SSS→國學院久我山高校)
MF26面井洸聖(20)(武蔵越生高校)
MF27太田啓達(19)(日大三島高校)
MF44吉田伊吹(19)(平塚学園高校)

昨年度の成績は以下の通り。
2020 3SA3位(3勝2敗0分 勝ち点9 得失差+1)

5.デスペルーホ藤沢U-21(3SA4位)
公式サイト(デスペルーホ藤沢として)
https://despelujo.or.jp/
Twitter(同上)
https://twitter.com/despe_official
Facebook(同上)
https://www.facebook.com/despeofficial/
Instagram(同上)
https://www.instagram.com/despe_official/
YouTube(同上)
https://www.youtube.com/channel/UCHLj_EGdLLqaIp0unY3DROg
県2部に所属するデスペルーホ藤沢の若手チーム。
デスペルーホ藤沢自体が高校でサッカーを辞めてしまう大学生に真剣勝負の場を与えたい
想いから設立された経緯があるため、若い学生選手に県2部昇格Tを通じて大人のサッカーの
真剣勝負を通じ、悔しさや喜びを分かち合って欲しい願いから立ち上げたチームであり
Jリーグを目指すクラブのセカンドチームとはまた一線を画した方針となっている。
2020年度は県内育成界界隈では有名なミルウォール氏(@millwall_l)が
選手登録し県リーグデビューを果たした。
2020年度の成績は以下の通り。
2020 3SA4位(2勝3敗0分(2不戦勝)勝ち点6 得失差0)

6.A.N.F.C(FC厚木なかよし)(3SA5位)
公式サイト等
なし
A.N.F.Cと書くとどこのチームか一見分からないが、もう一つの名称は「海自FC厚木なかよし」
全国自衛隊サッカー大会ウォッチャーならピンと来る方も多いはず。
ここは海上自衛隊厚木マーカスの兄弟チームである。マーカスがトップチームならば
このA.N.F.Cはセカンドチームにあたる。セカンドチームと言っても若手チームという訳ではなく
むしろマーカスの第一線を退いた選手中心で構成されているチームとみた方が良いと思われる。
なお、全国自衛隊サッカー大会では2009年度大会で見事優勝という結果も残している。
県3部には2006年度よりその名を見ることができ、県2部昇格Tには08〜11年度、
15〜17年度に出場しているが、いずれの大会も1、2回戦で敗退と苦渋を味わっている。
ホームカラーはレッド。
2020年度は県1部のマーカスはリーグ参戦辞退となってしまったが、なかよしは県リーグで
活動出来たようで1勝4敗の成績ながらもシーズン通して戦うことが出来た。
直近5年間のリーグ戦、各種大会の成績は以下の通り。
2020 3SA5位(1勝4敗0分(1不戦敗)勝ち点2 得失差-5)
     全国自衛隊サッカー大会中止(コロナ禍の影響による)
2019 3SA4位(4勝3敗1分 勝ち点13) 
     全国自衛隊サッカー大会ベスト8
2018 3SA3位(4勝2敗1分 勝ち点13) 
     全国自衛隊サッカー大会ベスト4
2017 3SA2位(5勝0敗1分 勝ち点16) 
     県2部昇格T1回戦敗退(vsFC Girasole(3B2位) 1-1(PK1-4)) 
     全国自衛隊サッカー大会ベスト8
2016 3SA1位(4勝1敗1分 勝ち点13) 
     県2部昇格T2回戦(初戦)敗退(vsFC SOCIOS(3C2位) 1-4) 
     全国自衛隊サッカー大会中止(熊本地震のため)
管理人の観戦試合は以下の通り。
1.第43回全国自衛隊サッカー大会決勝
  海自なかよし 1-1(4PK2) 海自大村(04.29(Tue)@国立西が丘)観戦記
2.2014神奈川県社会人サッカーリーグ3部3SA第9節 
  A.N.F.C 1-6 横須賀マリンFC(2014.09.06@横須賀リーフスタジアム)観戦記

7.富士通川崎サッカー部(3SAリーグ参加辞退)
公式サイト等
なし
富士通川崎フットボールクラブ(川崎フロンターレの前身)がプロ化した後にフロンターレへ
参加せず社員選手中心に発足した。県3部には2002年度よりその名を見ることが出来る。
もっとも富士通川崎サッカー部が長年在籍した県3部3Kは川崎市リーグと兼ねる特殊なリーグ戦で
県3部登録した川崎市リーグのチームが市リーグの上位が県2部昇格Tに進出するルールであった。
2018年度よりこのルールは無くなり3SAに移動している。
2020年度はリーグ参加辞退となってしまったが今年こそは参戦して欲しい所である。
直近5年間の成績は以下の通り。
2020 3SAリーグ参加辞退
2019 3SA7位(2勝5敗0分       勝ち点6 得失差-22)
2018 3SA6位(2勝4敗0分(1未消化) 勝ち点6 得失差- 4)
2017 3K(川崎市リーグと兼務)
2016 3K(川崎市リーグと兼務)

8.Glanz FC(3E4位)
公式サイト
https://glanzfc.amebaownd.com/
Twitter
https://twitter.com/GLANZFC2015
Instagram
https://www.instagram.com/glanz_fc/
横浜創英高校OBが設立。2016年度より県3部に加盟。
2021年度は3Eからこの新設3Pブロックに移動してきた。
県2部昇格Tには県リーグ登録初年度から4年連続で出場する強豪であるが
同トーナメントで県2部昇格の夢が絶たれ悔しい思いをしている。
ライバルチームはLazo横浜(3E)。
近年は公式サイトを開設し、複数の協賛スポンサーを迎えるほどに成長している。
2020年度は県2部昇格T出場を果たせなかったため、ここも昇格T出場が
仕切り直しの第1歩となるだろう。
直近5年間の成績は以下の通り。
2020 3E4位(4勝3敗0分(2未消化)勝ち点12 得失差+18)
2019 3E2位(6勝0敗1分(1未消化)勝ち点19 得失差+26)
     県2部昇格T1回戦敗退(vs藤沢ユナイテッド(3SS1位) 0-2)
2018 3E1位(7勝1敗0分      勝ち点21 得失差+35)      
     県2部昇格T2回戦(初戦)敗退(vsFC NEXTAR(3A1位) 2-2(PK1-3))
2017 3E1位(6勝0敗1分(2未消化)勝ち点19 得失差+33)
     県2部昇格T2回戦(初戦)敗退(vsY.F.C(3G2位) 1-1(PK0-3))
2016 3E2位(5勝0敗2分(2未消化)勝ち点17 得失差+16)
     県2部昇格T2回戦敗退(vs山王FC(3H1位) 1-4)
管理人の観戦試合は以下の通り。
1.第39回神奈川県社会人サッカー選手権1次トーナメント〔Cブロック〕1回戦
  藤沢ユナイテッドFC 2-0 Glanz FC(2019.12.01@馬入ふれあい公園サッカー場(人工芝))観戦記

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