From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

2007関東女子サッカーリーグ前期第2節 横須賀シーガルズFCvs日本体育大学

2007-04-30 | 横須賀ふっとぼー(女子観戦記)
2007関東女子サッカーリーグ第2節
2007.4.29 14:15KO
会場:馬入運動公園天然芝G
横須賀シーガルズFC22-12日本体育大学
0-1
得点者

吉田(瑞)
大滝
時間
02分頃
18分頃
28分頃
60分頃
得点者
?番


?番



 午前中に男子の県2部vs樺沢FC戦の応援に行ったヨコスカインチャ本隊と平塚で合流し徒歩で馬入Gへ。ここの正式名称は馬入ふれあい公園サッカー場というらしい。話はよく聞くけど実際に訪れたことが無かったので、訪れてみるとなるほど、こりゃ素晴らしい。横須賀は平地も河川敷が取れる大きな河川がないのでこの規模のサッカー場ですら羨ましく感じてしまう。

 で、サッカー場の手前には湘南のクラブハウスがあった。こちらも噂通りのプレハブ造り。でもこの規模はJクラブとしてはどうかという意見はあるかもしれないけど、市井のNPOクラブだったら理想的な規模やねと。おっと前置きが長くなった。ということで観戦記は下段より。

 ちなみに男子は樺沢FCに2-0で勝利とのこと。ただし内容はかなりグダグダだったとか。ま、勝ったからいいけど・・・。

 会場のコンディションは天気は素晴らしい晴れ空だったが、海沿いから吹く風がやや冷たく強い。対戦する日体大は監督が交代し、登録選手数も減ったというが一昨年、昨年と大学チームを苦手とした印象が強いシーガルズ。この日の試合はどういう展開になるか。(といっても選手の大半が高校~中学年代だから当然といえば当然なんだけど)

 シーガルズはこの日は本来GKであるはずの1番吉田(麗)がCBに入りフォーメーションはリベロを置いた3-4-3とも5-2-3ともいえる変則的な布陣。どうもシーガルズ女子の試合はこのフォーメーションという概念が掴みにくい。つか、元々システマチックな布陣を敷くことを指向してないのかも。GKはこのほどU-17代表候補入りを果たした40番久野が先発出場。同じくU-17代表候補MF10番鈴木も先発。

 試合は立ち上がり2分位に日体大の選手が中盤からループ気味のシュートを決めて先制。ちゅかこの失点パターンは一昨年前と同じなんだけどGKの高さに難があるから仕方ないんですけどね。しかし日体大、あざといなと。

 対するシーガルズ、イマイチパッとしない試合の入り方で眠っているんじゃないかと思うくらい受身な入り方だったけど失点してから目が覚めたというよりマーキングが掴めてきたのか、いつもの流麗なパスワークは見られなかったけど守備においては積極的に相手に詰めようとしていて「負けたくない」という意志が感じられたのはよかったと思います。特に前線で攻守に駆け回っていたFW11番吉田(瑞)は運動量もあるしテクニックも素晴らしくエースFW9番大滝よりも目立ってましたね。オイラはただ上手いだけじゃなく、頑張れて前線においてリーダーシップが取れる選手が好きですね。

 日体大はかつてオイラが観た神奈川大のようにスピードがあるというわけでもなく意外にもパスの手数を掛けて攻めるチームだったので、ある意味シーガルズとは相性の良いチームだったかも。DFラインの足元が不安定だったので前線の吉田(瑞)、大滝らがプレッシャーに翻弄されるシーンがちらほらと。そして18分頃シーガルズ前線のプレッシャーが功を奏したのか、シーガルズOGのGKがシーガルズFW吉田(瑞)にプレゼントボール。吉田はGKの動きをよく見て難なく同点弾をゲット。さらに28分頃には大滝が日体大DFのパスをカットしてドリブルで持ち込んでシュート、2-1と逆転して前半を折り返します。

 ハーフタイム時は「こりゃ勝てるかも」と思いましたが後半は一転して常に守備的な戦い方を強いられたシーガルズ。日体大がボールを支配する時間が長くなりシーガルズはカウンターから大瀧、吉田(瑞)に預けてあとは何とかという展開が多くなりますが、周りのフォローがなければ如何ともしがたいシーンが往々と。もっとも前半から前線の選手に対するフォローや中盤の押し上げが少ない場面はかなり見受けられましたが・・・。そして60分頃にコーナーキックからのもつれから日体大選手の放ったシュートがクロスバーに当たりこぼれ玉にも上手く詰められてしまい2-2の同点に。その後、FW9番大滝選手が相手DFラインを抜け出してGKと1対1になるというビッグチャンスが3度もありましたが、相手GKの好守等に阻まれ、いずれも決められず。うーん、もったいない。交代選手を投入しても守備的な戦い方、ペースの変化も乏しく時間だけは過ぎ、そしてタイムアップ。

 前半、中盤でのボール奪取に体力を割きすぎたのかも知れませんが80分の試合時間を考えると、後半このような展開をせざるを得ないのならば前半中か、または後半のビッグチャンスに何としても3点目を奪って勝負をつけるべき試合でした。


 この試合、選手たちに取っては勝てる試合だったと感じた選手は多かったと思います。1月の入れ替え戦で、もうあのような試合だけはやりたくないと思う選手も多いはず。この日の悔しさを忘れず「試合に勝つ強い気持ち」に切り替えて次の試合に臨んでほしいところです。





(おまけ)
 試合後、サッカーゴールの撤収に男手がいるということで助太刀に参加。ここのグラウンドに入れる機会を得ることが出来ました。手入れが行き届いた緑の天然芝グラウンドに入ったのは、これが初めて。選手、関係者の視線が無ければ芝の上をゴロゴロ転がって大の字になりたかったのですがwこういう芝でプレーが出来る選手は本当に幸せ者だなって思いますたよ。

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4 コメント

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とりあえず (take-05)
2007-05-02 01:07:07
変なテキスト文は消すことができましたw
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試しにマッチリポ付けてみました (take-05)
2007-05-01 15:41:27
今年に入ってから己の備忘録として手打ちでマッチリポらしきものを打たせていただいておりますが、中野太陽会のブログに便利そうなマッチリポ作成サイトが紹介されていたので試しに作ってみますた。
http://loopshoot.com/TextMatchReport/

(他にフォーメーションが作れるものがあったけど、めんどくさいので省略w)

でも、貼り付けるとリポの上部に<style type="text/css"></style>なんて文字列が表示されてしまうんですが、何なんですかね、これ。
とりあえず今夜はこのままにしときますが、原因が分からないままなら、また元に戻すつもりっす。
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Re:あれから一年 (take-05)
2007-05-01 10:47:20
sukayumeさん、コメントありがとうございます。
先日は次の試合までお付き合いして戴き感謝感謝です。
正確に言うとあれから約1年半ですね。

現在高3の選手も当時は高1でしたからね。今は体も出来てきて大学生相手でも遜色ない競リ合いを演じることが出来たのも、納得いく話かなと。

欲を言えば芝が短く刈り込んであったならばもう少しパスを速く、正確に送って欲しかったですね。

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あれから一年 (sukayume)
2007-04-30 16:30:46
あの大津からもう一年なのですね。
ずっと追って観て来たわけではなく、大津と馬入ではピッチコンディションが雲泥の差ですが随所に横須賀らしさが見られ、崩されての知ってではない好試合だっただけに惜しかったですね!

負けても笑っている選手の目立つJ選手よりもエースストライカーとして悔し涙にくれる姿をまじかに見て、更に努力して一皮むけた選手となる期待感を持ちました。

尚。芝草のピッチは保土ヶ谷サッカー場より少し短めかなとも思いました。
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