サグレス岬の近くに巨石時代(紀元前4000年~2500年)のクロムレック(円形石柱群)の中心であったメンヒル(巨大石柱)が道端にひとつだけ立っている。ずっと手前にもひとつ、転がっていた。他の地域のクロムレックは花崗岩でできているが、ここのは大理石だ。形も他のメンヒルとは少し異なっている。そしてクロムレックが石ひとつだけというのはありえない。現在は周りは畑、そして別荘がいくつも建っている。ひょっとして、その他の石は建築材料に使われてしまったのではないだろうか。
昨年のクリスマスは南のアルガルベ地方で過した。セトゥーバルに比べて、春は一足早く来ていて、マトリカリア・レクティータがアルメンドレスの周りに白い花を咲かせていた。
マトリカリア・レクティータ Matricaria recutita
キク科、シカギク(メトリカリア)属、耐寒性1年草 、薬用植物、
ヨーロッパから西アジアにかけて分布、
学名:Matricaria recutita、
和名:カモミール、カミツレ(加密列)、
英名:German Chamomile、葡名:Camomila-vulgar
2015年12月22日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で撮影、
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