今年は元旦そうそう雨が降り、それから毎日の様に天気が悪く、晴れ間が待ちどうしくてしかたがない一月だった。そして昨日29日、天気予報では全国的に雨のはずが、朝から真っ青な青空、雲ひとつない。それっとばかりに野の花観察に出かけた。大西洋に突き出たこの地では風が強く、どうなることかと心配したが、しだいに風もやみ、暑くさえなってきた。教会の後ろには白い礼拝堂が断崖ぎりぎりに建ち、はるか下の大西洋で操業している漁船から礼拝ができる。断崖の上ではサルビア・ベルベナカが青い花を咲かせ始めていた。まだ咲き始めで瑞々しく新鮮な花だ。
サルビア・ベルベナカ Salvia verbenaca
シソ科、アキギリ(サルビア)属、地中海沿岸地域原産の多年草、
学名:Salvia verbenaca、和名:ミナトタムラソウ(港田村草)、野生のセージ、
英名:Wild Clary、Wild Sage、葡名:Erva-crista、Salva-dos-caminhos、
2016年1月29日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
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