ツツジ科、Ericaceae、エリカ属、地中海沿岸地域原産の常緑低木、
学名:Erica umbellata、
和名:エリカ・ウンベラタ、
葡名:Queiro、Torga、Queiroga、
2009年6月、2012年6月23日、2015年6月13日、2016年6月16日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で、2016年5月31日、2020年6月9日、コスタ・アズール地方で撮影、
エリカ・ウンベラタ Erica umbellata の花。春、壷形で、紫紅色を帯びた桃色の花が咲く。
葉は深緑の針状で小さく4個が輪生し、密生させる。花の直径は5mmほど。樹高は50cmほど。
同じ時期、この地域では3種類のエリカが同時に咲いていた。山肌をピンクに染めるほどに満開。園芸植物として知られるエリカの原種の一つ。
小説『嵐が丘』の館の周囲に生えていたのもエリカ、英語ではヒース(heath)と呼ばれる。(Weblio辞書より)
種小名の Unbellata というのは、ラテン語で「Umbella=日傘」を意味する。エリカ・ウンベラタ Erica umbellata でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名から。属名はギリシャ語で「砕く」の意のエレイケーに由来している。かつて、エリカが胆石を砕く薬効を持つと信じられていたことによる。種小名は「散形花序の」の意。
エリカ・ウンベラータはツツジ科の常緑樹である。樹高は50㎝程度となる。根際から叢出し、茎は直立する。葉は長さ2~4,5㎜程度の披針形で、枝に輪生する。2~7月、枝先に散形花序を出し。桃紫色で椀形の壺形花を多数つける。花径は5㎜程度である。 (GKZ植物事典より)
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