トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ(ユーホルビア)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産の常緑多年草
学名:Euphorbia caracias、
和名:ユーホルビア・カラキアス、
英名・Large Mediterranean Spurge、Bush Spurge、Albanian Squrge、
2011年1月、2月27日、3月10日、2016年1月16日、2月1日、22日、2018年5月3日、2020年3月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ユーホルビア・カラキアス Euphorbia caracias の花。花の直径は7mmほど、固まりは直径5cmほど。
草丈は60~70cmほど。花序の長さは10cmほど。花弁のように見えるのは苞で苞の色は黄緑色。中心部は紫褐色。葉は青緑色で線形~楕円形、長さは10cmほど。
標高の低い山道沿いに自生している。同じ場所に2月末に訪れると果実が出来ていた。
ユーホルビア(Euphorbia)属植物の一部は、その乳液、樹液に毒性があり、 接触すると皮膚、目に炎症を起こす。失明に至った例も報告されている。眼障害を報告されているものには、E.caracias も含まれている。(稲葉眼科ホームページより)
ユーホルビア・カラキアス Euphorbia caracias でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師 Euphorbus の名に因んでいる。種小名はギリシャの医師ディオスコリデスが用いたこの属の植物名Xapakiaçから派生したラテン名 characias から。
ユーフォルビア・カラシアスはトウダイグサ科の多年草である。所謂地中海沿岸産のトウダイグサの仲間の一種である。茎は太く、斜上または直立し樹高は1~1,5m程度となる。葉は淡青緑色の狭楕円形で、長さ10~15㎝程度で、茎に螺旋状に互生する。葉は、葉柄を持たず下垂してしまう。3~5月頃、盃状花序を出し、長い花柄の先に黄緑色の筒状花を多数つける。花弁の様に見える部位は、実際は苞である。花後には毛深い蒴果をつける。(GKZ植物事典より)
コメントありがとうございます。キノコのブログも作っていますが、難しくて途中で投げ出しています。100%食べられると思っても採取して食べることはしていません。写真を撮り検索し、ブログに掲載するだけに留めています。残念ながら野の花も同様で食べられると判っている野草でも採取はしないことにしています。リスボン植物園のギンナンなどは掃除して捨ててしまうには勿体ないですけれど、と思って見ています。MUZ
ポルトガル(Cascais周辺)に在住して1年とちょっとになります。
今回、ポルトガルの山菜を探していたところ、こちらへ辿り着きました。
キノコのサイトもありこちらも興味津々でございます。
日本に似た山菜はポルトガルにはありますでしょうか?
土筆、フキ、フキノトウ、タラの芽、こごみ、ワラビ、ノビル、芋茎等等・・・
もしかしてご存じではないかと思い。
美しい花写真、楽しみにしています。