アカバナ科、Onagraceae、ヤナギラン(エピロビウム)属、多年草、
学名:Epilobium angustifolium、別名:Chamerion angustifolium、
和名:ヤナギラン(柳蘭)、
英名:Fireweed、Great Willowherb、Rosebay Willowherb、
2016年1月20日、2017年1月29日、2018年6月5日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
エピロビウム・アングスティフォリウム Epilobium angustifolium の花。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3~4センチの紅紫色の花をたくさんつける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。雄しべは8本である。雌しべは1本で、柱頭は4つに裂ける。
葉の長さは5~8センチくらいの長い披針形で、互い違いに生える(互生)。葉には柄はなく、縁には小さなぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の裏面は灰白色を帯びる。
花の後にできる実はさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、中には毛の生えた白い種子がたくさん入っている。(みんなの花図鑑byGooより)エピロビウム・アングスティフォリウム Epilobium angustifolium でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、葉がヤナギの葉のようであり、美しい花を見せることからランにたとえたもの。属名は epi(=鞘)と ion(=スミレ)に lobin(=上)の合成語で、スミレ色の花が上部に集まって咲くことから。種小名は「細葉の」の意。
ヤナギランはアカバナ科の多年草である。草丈は1~1,5m程度。比較的乾燥気味の草原や山地の樹木伐採跡地などに自生が見られる。概して群落を構成するのですぐ目に留まりやすい。7~8月頃に総状花序を出し、紅紫色の花を見せる。茎は直立するが分枝せず、花は上部にまとまって開花する。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます