マメ科、Fabaceae、ウマゴヤシ(メディカゴ)属、地中海沿岸地方原産、
学名:Medicago minima、
英名:Woolly BurrMedic、Little Medic、Small Burr Medic、Small Woolly Burr Medic、
葡名:Luzerna-pequena、
2018 年 5 月 10 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
メディカゴ・ミニマ Medicago minima の花。
若い果実。
枯れた果実。
メディカゴ・ミニマ Medicago minima でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より) 和名は学名の直訳から。属名はmedicus(=薬)とagere(=用いる)の合成語で、この属の植物を薬用として用いたことによるとも言われる。種小名は「最小の」の意。
コウマゴヤシは、マメ科の1~2年草である。全草を長細毛が覆う。茎葉平伏から斜上し、草丈は30㎝程度となる。葉は3出複葉で、小葉は倒披針形~倒心臓型で、葉の上半部には鋸歯を持ち、基部では長さ1~2,5㎝程度の葉柄に連なる。葉柄基部には線形の托葉がつく。3~5月頃、茎上部の葉腋に総状花序を出し、黄花で径3㎜程度の蝶形花を2~6個つける。花後の果実は、3~5回螺旋状に巻いて径4㎜程度の扁球形となる。果皮には先端が鈎状に曲がった刺状突起が多数つく。種子は長さ2㎜程度で、3~4個が果実内に含まれる。本種は地中海沿岸地方原産種であるが、今日、各大陸で広く帰化状態にある。我が国では、既に明治24年(1891)神奈川県七里ヶ浜で採取されている。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます