この写真ではちょっと確認は出来ないが、山の稜線とこの写真を撮ったすぐ脇にも幾つかの古い風車小屋がある。
風車として今も使われているものもあれば、別荘として使われているものもある。或いは完全に廃墟と化している風車小屋もある。使われているものは主に小麦やトウモロコシを粉に挽く役目を担っている。
風車で挽いた粉で作ったパンは粘りがあって旨いと評判だ。私たちも時々はそんなパンを買う。
風車の帆のところに小さな素焼きの壷が幾つも取り付けられていて風を受けてボーボーと音をたてる。そして風車の回るギリギリという音、石臼のごろごろという音、何れも現代の騒音とは全く違い、音楽を思わせ、何とも昼寝でもしたい気分にさせてくれる。
マルバ・シルヴェストリス Malva sylvestris
アオイ科、ゼニアオイ(マルバ)属、多年草、
学名:Malva sylvestris、
和名:ウスベニアオイ(薄紅葵)、ブルーマロウ、
英名:Common Mallow、Tall Mallow、仏名:Mauve des bois、
クリサンテムン・コロナリウム Chrysanthemum coronarium
キク科、シュンギク属、地中海沿岸地域原産の1年草、
学名:Chrysanthemum coronarium、
和名:シュンギク(春菊)、
英名:Garland Chrysanthemum、葡名:Pampilho-ordinário、
2015年6月13日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
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