英名で修道士の頭巾と呼ばれているのも、なるほどとうなづける。大西洋の荒波に向って祈りをささげる修道士の姿にそっくりだ。実際にこの岬には教会があり、その両脇に、修道士が住んでいた部屋が並んでいる。今は宿泊所は廃墟になっていて窓は塞がれているが、その当時は旅の修道士たちがやってきて、大西洋の荒波と強風吹きつける絶壁の上で瞑想をしていたのではないだろうか。
アリサルム・シモリヌム Arisarum simorrhinum
サトイモ科、アリサルム属、ポルトガル、地中海沿岸地域原産、
学名:Arisarum simorrhinum、
和名:アリサルム・シモリヌム、別名:コビトハンゲ(小人半夏)、
英名:Friar’s Cowl(修道士の頭巾)、葡名:Barranco de Teneguime、
2015年12月12日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
©2015 MUZVIT
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます