この手前はビーチ。甲羅干しをする人々や泳ぐ人、そして目の前を巨大な貨物船がゆっくりと進む。奥に入るとレストランがあり、空き地には盛りを過ぎた野の花が必死で最後の花を咲かせている。その中でグラウシウム・フラヴムはまだ元気そうだ。黄色い花もいくつか残っているが、何といっても角がすごい。長さ50センチほどもある角にはぎっしりと種が育っている。ポルトガルの7月、8月は雨が降らず、全くの枯れ野原になってしまう。
グラウシウム・フラヴム Glaucium flavum
ケシ科、ツノゲシ属、地中海沿岸地域原産の多年草、薬用植物、
学名:Glaucium flavum、
和名・ツノゲシ(角芥子)、英名:Yellow Hornpoppy、
2014年7月3日、ポルトガル・コスタ・アズール地方で撮影
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