フウロソウ科、Geraniaceae、オランダフウロ(エロディウム)属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Erodium lebelii、
英名:Sticky Stork’s-bill、
2014年4月10日、2015年1月12日、2016年1月15日、16日、19日、2020年2月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
エロディウム・レベリイ Erodium lebelii の花。花の直径は 1cm ほど。雄蕊は5つ、殆ど白色の花弁は5枚、淡い桃色の線が3本、葉脈状にある。
草丈 5~30 センチほど。花茎には毛がある。ポルトガルでも未だ寒い 1月に開花している。
まばらに咲いていて、群生を撮ることはできない。耐寒性は強い。葉はイタリアンパセリの様で、切れ込みがあり、対生。
英名の Sticky Stork’s-bill はコウノトリのくちばし。種の鞘が尖ってコウノトリのくちばしに似ていることから。Sticky はねばねばしているの意。エロディウム・レベリイ Erodium lebelii でした。
©2021 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の erodios (=アオサギ)を語源とし、種子の形状がアオサギの嘴に似ていることから。種小名は、19世紀フランス人植物学者 Jacques Eugne Lebel への献名。
エロディウム・レベリイーはフウロソウ科の多年草である。本種は、概してヨーロッパの日当たりの良い山地の斜面に自生の見られる野草である。草丈は5~30㎝程度となる。葉は長い葉柄を持った楕円状で、縁部は羽状に深裂し、茎に互生する。5~10月頃、茎頂に径1㎝程度で白色の5弁花を付ける。花後の果実は長さ2~3㎝程度の蒴果で嘴状となる。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます