The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

エロディウム・レベリイ Erodium lebelii

2021-08-11 10:47:45 | ポルトガルの野の花

フウロソウ科、Geraniaceae、オランダフウロ(エロディウム)属、地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Erodium lebelii、

英名:Sticky Stork’s-bill、

2014年4月10日、2015年1月12日、2016年1月15日、16日、19日、2020年2月21日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

エロディウム・レベリイ Erodium lebelii の花。花の直径は 1cm ほど。雄蕊は5つ、殆ど白色の花弁は5枚、淡い桃色の線が3本、葉脈状にある。

 

草丈 5~30 センチほど。花茎には毛がある。ポルトガルでも未だ寒い 1月に開花している。

 

まばらに咲いていて、群生を撮ることはできない。耐寒性は強い。葉はイタリアンパセリの様で、切れ込みがあり、対生。

 

 

 

英名の Sticky Stork’s-bill はコウノトリのくちばし。種の鞘が尖ってコウノトリのくちばしに似ていることから。Sticky はねばねばしているの意。エロディウム・レベリイ Erodium lebelii でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の erodios (=アオサギ)を語源とし、種子の形状がアオサギの嘴に似ていることから。種小名は、19世紀フランス人植物学者 Jacques Eugne Lebel への献名。

エロディウム・レベリイーはフウロソウ科の多年草である。本種は、概してヨーロッパの日当たりの良い山地の斜面に自生の見られる野草である。草丈は5~30㎝程度となる。葉は長い葉柄を持った楕円状で、縁部は羽状に深裂し、茎に互生する。5~10月頃、茎頂に径1㎝程度で白色の5弁花を付ける。花後の果実は長さ2~3㎝程度の蒴果で嘴状となる。(GKZ植物事典より)

 

 

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