The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

マルバ・シルヴェストリス Malva sylvestris

2022-05-24 10:15:17 | ポルトガルの野の花

アオイ科、Malvaceae、ゼニアオイ(マルバ)属、多年草、ヨーロッパ南部原産、

学名:Malva sylvestris、

和名:ウスベニアオイ(薄紅葵)、ブルーマロウ、

英名:Common Mallow、Tall Mallow、High Mallow、Blue Mallow、

仏名:Mauve des bois、葡名:malva、

2015年6月13日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2016年6月16日、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影、

 

大変丈夫で寒さに強い植物であり、草丈は60cmから、大きいものでは2mに達することもある。

 

初夏から夏にかけて赤紫色の花を咲かせる。花はハーブティとして利用されており、お湯を注ぐと透きとおった青いお茶になる。レモンを浮かべるとピンク色に変色するので、大変人気がある。近縁種のハーブに、芳香をもつムスクマロウや、平たく広がるクリーピングマロウがある。コモンマロウの花の水溶液は、酸性や塩基性の溶液を加えると色が変化するので、理科の教材や夏休みの自由研究などで利用されることがある。

 

若葉と花はサラダやハーブティに、葉と根は茹でて、野菜としても利用できる。民間薬として、咳や胃炎に効果があるとされている。ただし、妊娠している人や何らかの食べ物にアレルギーがある人、医師の治療を受けている人は飲用・飲食を控えるか、掛かり付けの医者に相談してからの服用が望ましい。

 

良く日のあたる場所に自生、土は水はけの良い弱アルカリ性のものが適している。夏場は乾きやすいので水やりを怠らなくすると良く育つ。比較的多湿を好む。(Wikipediaより)

 

マルバ・シルヴェストリス Malva sylvestris でした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 属名の malva とはギリシャ語の「軟らかくする」に由来している。この植物のもつ粘液に苦しみや痛みを和らげる緩和剤の効果があるからという。種小名は「野生の」の意。

ウスベニアオイは、アオイ科の多年草である。茎は円柱形で、直立する。草丈は2mほどにも。葉は掌状に5~7裂する。夏場に花色ピンク~赤紫色の花を見せる。花弁は5枚で、濃紫色の筋が見られる。(GKZ植物事典より)

 

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