2023年10月9日(月曜日)快晴のち晴れ時々曇り。31℃~17℃。降水確率0%。湿度71%(7:46)40%(14:39)。紫外線量5。東のち南西の微風。朝食後の7:41日の出を拝む。
珈琲を早い目に飲み終えてアヌンシアーダ郵便局へ9:00出発。路上駐車=0,30€。番号札は10人待ち。速達便=4,55€。その足でベラヴィスタ廻りで『オウシャン』へ。旅行トランクを見る。帰宅は10:30。
『昨夜の映画』は
『ランナーランナー』(Runner Runner)2013年。アメリカのクライムスリラー映画。91分。監督:ブラッド・ファーマン。脚本:ブライアン・コッペルマン(英語版)とデヴィッド・レヴィーン(英語版)。ウォール街の大手投資会社で働いていたがリーマンショックで失業したリッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、再就職のために名門プリンストン大学で修士号を取ろうとしていた。前職が高収入だったために奨学金を受けられず、学費はオンラインカジノのアフィリエイトで稼いでいる。しかし紹介した学生が親のクレジットカードを使用していたことから学部長にそれがばれ、紹介業をやめなければ退学だと言い渡されてしまう。リッチーは仕方なくオンラインカジノ「ミッドナイトブラック」のポーカーに全貯金1万7千ドルを賭けて6万ドルに増やそうとするが、納得のいかない負け方で全額を失ってしまう。相手の勝率からカジノサイトに不信感を抱いたリッチーは、調査の末、不正の証拠をつかむ。そのデータを手に、リッチーはサイト運営会社のある南米コスタリカへ飛び、サイトのオーナーでありカジノ王として名を馳せているブロック(ベン・アフレック)に直談判する。 不正を指摘されたブロックは、翌日リッチーを"ハウス"と称するクルーザーに呼び出し、不正はプログラマがシステムに仕掛けたバックドアから行われたものだったと会社の関与を否定する。リッチーの口座にはすった賭け金が返金され、世間に公表しなかった謝礼として残りの学費も振り込んであった。そしてブロックは、破格の雇用条件を提示して彼をカジノ運営に誘う。プリンストン大を出ても、一流企業に就職できる確率はランナーランナーでフラッシュの確率と同程度だろう。リッチーは、彼の誘いに乗ることにする。 持ち前の頭脳と度胸で現場を動かし、アフィリエイト仲間を自らの部下として雇い、水を得た魚のように仕事をこなすリッチー。未だ手に入らないのはブロックのビジネスパートナーであり元彼女のレベッカ(ジェマ・アータートン)のみ。しかし3カ月が経った頃、白昼に街中で何者かに拉致されてしまう。 リッチーを拉致したのは、FBI捜査官シェイバース(アンソニー・マッキー)率いる捜査チームだった。ブロックがカジノ運営の裏で違法行為を働いていると睨み、リッチーに協力を強請してきたのだ。リッチーはブロックに報告するが、FBIの管轄外であり手出しは出来ないと一笑に付される。そして今度は50万人の顧客を持つ大物アフィリエイターとの契約を命ぜられた。 彼は、相手を罠に嵌めて契約を取り、手にした3万ドルのボーナスで、部下を連れてリゾートへ出かける。そこでのパーティで、ついにレベッカを落とす。しかし翌朝、FBIがリッチーの部下にも接触、逮捕をちらつかされた一人が国に逃げ帰ると言いだす。帰国して金融業をするという彼に、もう一人の部下クローニン(オリヴァー・クーパー(英語版))は投資してくれと言って”タンス預金”の札束を渡す。札束は、シリアルの箱に隠してあった。 リッチーは社に残ったが、今度はコスタリカのギャンブル界を仕切るエレーラに賄賂を運べと言われる。運んだ金が要求額に満たなかったためにリッチーは暴行され、帰社してブロックに苦情を言うも、殴られるリスクも当然の仕事だと一蹴される。この件で目の覚めたリッチーは帰国すべく空港に向かうが、すでにFBIの手が回っており、現地警察を使って麻薬所持の冤罪を負わされ出国できなかった。シェイバースは釈放と引き換えにブロックの情報を流せと詰め寄る。コスタリカでは賄賂が物を言い、現地警察が起訴しても判事が買収されて終わりだという。FBIが動いてアメリカで裁くしかないのだ。 社に戻ると、部下のクローニンがブロックの詐欺の動きを顧客データに見つけていた。しかしその説明の途中でブロックから呼び出しがかかる。カジノ場で偽札を使ったリッチーの父親を、警察に捕まる前に連行し、危険な人物からの借金19万ドルを肩代わりした上でホテルに匿っていると言うのだ。父親を人質に取られた形になったリッチーは、父親と共にブロックから逃げ出せるよう策を練り、ほうぼうに賄賂を撒いて手はずを整えていく。 そしてクローニンから、とんでもない詐欺を見つけたと電話が入る。すぐに向かおうとするが、リッチーはブロックの部下にタルコレス川に連れて行かれてしまう。それはブロックがエレーラを拷問する現場であった。リッチーがクローニンの部屋に着いた時には、すでに彼は何者かに拉致された後だった。 そこへ現れたレベッカ。リッチーはブロックの差し金かと疑うが、彼女は否定し、ブロックが1週間後にアンティグアへの逃亡を企てていると暴露する。事業を始めて3年目にはすでに詐欺は行われており、リッチーは罪を着せるためのスケープゴートとして雇われたのだった。彼はレベッカに手を貸してくれと頼み、会社の裏金を盗んでさらに買収を続け、逃亡の準備をする。 FBIも業を煮やし、リッチーに48時間以内に証拠を出せと強要する。リッチーはクローニンの部屋に戻り、”証拠”を探す。そして、シリアルの箱の底にUSBメモリを見つけた。クローニンは会社の犯罪ー出資金詐欺、ブロックの使い込み、資金洗浄、リッチーに罪を着せるための偽装工作ーを完璧に調べ上げていた。 アンティグアへのプライベートジェットが発つまで48時間。私は味方よというレベッカを信じ、パイロットの買収に向かう。ブロックの部下に見つかってしまうが、すでに買収した現地人らにより部下は伸される。警察が会社に乗り込む頃、ブロックとレベッカを乗せたプライベートジェットが飛び立った。 機が空港に到着しブロックが降り立つと、そこにはリッチーの姿があった。到着したのはアンティグアではなく、アメリカの領土であるプエルトリコだった。ブロックはFBIに逮捕される。 逮捕の隙を見て、レベッカとリッチーはプライベート機で飛び立つ。気付いたシェイバースは慌てるが、預かりものだと空港職員から渡された紙袋を開けると、USBメモリが入っていた。「これで無罪だ」と彼は笑う。 (Wikipediaより)
『レディ・バード』(Lady Bird)2017年。アメリカの青春映画。94分。監督:グレタ・ガーウィグ。2002年、大学見学から帰る途中のレディ・バード(シアーシャ・ローナン)は、母(ローリー・メトカーフ)の運転する車の助手席から飛び降りる。レディ・バードがニューヨーク(「文化のある都会」)の大学に進むことを望んでいたのに対し、母はサクラメント市立大学など州内の大学への入学を求め、口論になったのだ。背景には、カリフォルニア大学バークレー校を卒業しながら就職できない兄(養子)のミゲル(ジョーダン・ロドリゲス(英語版))と、うつ病にかかり仕事が不安定な父(トレイシー・レッツ)を、精神科に看護師として勤める母が支えている家庭の経済状況があった。 レディ・バードはサクラメントのカトリック系の高校の生徒である。右腕を骨折したレディ・バードは、「Fuck mum」と書き込んだギブスをはめて通学していた。シスター(修道女)の勧めで参加した校内ミュージカルのオーディションで、舞台に立つダニー(ルーカス・ヘッジズ)に惹かれたレディ・バードは、自室のベッドに彼の名前を書き込む。ダニーの相手役が親友のジュリー(ジュリアン)(ビーニー・フェルドスタイン)に決まり落胆するが、稽古を重ねるうちにダニーと親密になっていく。レディ・バードの家を訪れたダニーは彼女の両親にも好印象を与えるが、ダニーの言葉から娘が自分たちの家を「線路向こう(スラム)」にあると話していたことを知った母は不快感を覚える。 感謝祭の日、ダニーの家に招かれたレディ・バードは、彼の家が以前から憧れていた家であることを知り、ダニーと結ばれる将来を夢見る。しかし公演を終えた夜、打ち上げで入った店の女子トイレが混んでいたため男子トイレに入ったレディ・バードは、ダニーが男性とキスをしているところを目撃してしまう。あくる日、レディ・バードはアルバイトをしている喫茶店で、オープンテラスで本を読んでいる男性客に声をかけた。彼が以前ジュリーに連れられてギグを見に行ったミュージシャンであることに気づいたのだ。言葉を交わした彼、カイル(ティモシー・シャラメ)に好感をもったレディ・バードは、ベッドに書いたダニーの名前を消し、カイルの名前を書き込んだ。 朝の教室でジェンナ(オデイア・ラッシュ)が自らの性体験を語り、レディ・バードを含む同級生は耳を傾けていた。そこにシスターが抜き打ちの服装検査にやってきて、スカートの丈を短くしていたジェンナは叱責を受ける。レディ・バードはジェンナの仕返しとしてシスターの車にいたずらをしかけ、これを機にジェンナと親しくなる。一方、ダニーと距離をおくために稽古に行くのをやめ、ジェンナと過ごす時間の増えたレディ・バードから、ジュリーは離れていった。或る日、ダニーはコーヒーショップに来店したが、店員としてそこにいたレディ・バードを見て飛び出していく。店の勝手口から出たレディ・バードと対面したダニーは、自らが同性愛者であることを家族に言えない苦悩を伝えた。レディ・バードはそんなダニーを慰めた。 カイルはレディ・バードたちと同じ高校の生徒で、ジェンナの親しい遊び仲間だった。親しくなったレディ・バードとカイルは、ジェンナの家で開かれたパーティでセックスをする。レディ・バードは、カイルが「初めてなんだ」と言ったことからお互いに初体験だと思っていたが、関係を重ねた後になってカイルが童貞ではなかったことを知り傷つく。別の日、ジェンナはレディ・バードが話した住所に基づいて彼女の家を訪れるが、レディ・バードが伝えていたのはダニーの家の住所だった。レディ・バードの家を訪れたジェンナは、彼女を嘘つきと強く責めるが、カイルの恋人だからと関係を断ち切ることはしない。レディ・バードはカイルとプロムに出ることを望み、ジェンナや男友達と共に出かけたが、彼らは揃ってプロムに出ないと言い出す。レディ・バードも一度はそれに応じるが、思い直してジュリーの家まで送ってもらい、落ち込んでいたジュリーとプロムに参加する。 高校卒業後カリフォルニア大学デービス校への進学が決まっていたレディ・バードだが、父の助けを得ながら母に内緒で受験し、補欠合格していたニューヨークの大学から入学許可が届く。レストランでレディ・バードと家族が彼女の大学入学と兄の就職を祝って会食していたところ、ダニーが偶然やってきて、ニューヨークへの進学を漏らしてしまう。怒った母が口を聞いてくれなくなり、レディ・バードは悲しむ。レディ・バードがニューヨークへ発つ日、父は搭乗口まで見送る一方、母は運転する車から降りずに目を合わせようともしない。しかし、母も内心では娘と離れる悲しみに耐え続けていた。娘の乗る飛行機が飛び立つのを車内から見あげた母は涙を流し、合流した父に抱きかかえられた。 ニューヨークに着いたレディ・バードが荷ほどきをしていたところ、くしゃくしゃになった手紙が出てきた。それは、母が夜な夜な書いては捨てていた手紙を、父が拾って娘の鞄に忍ばせたものだった。レディ・バードは手紙を読み、母の思いを知った。大学新入生の飲み会で男子学生に声をかけられた彼女は、レディ・バードではなく本名のクリスティンと名乗る。クリスティンは男子学生の部屋でベッドを共にしようとするが、行為を始める前に激しく嘔吐し、救急車で運ばれる。原因はアルコールの過剰摂取だった。翌朝、日曜日に退院したクリスティンはその足で教会に向かい、合唱団の賛美歌を聞く。父に電話をかけ、留守番電話に両親、ことに母への感謝と、自ら運転する車でサクラメントの街を走ったときの思いを吹き込んだ。 (Wikipediaより)
『フェイク・クライム』(Henry's Crime)2011年。アメリカの犯罪映画。108分。監督:マルコム・ヴェンヴィル。ニューヨーク州バッファロー。そこで暮らすヘンリー(キアヌ・リーブス)は、ただ漫然と日々を過ごすごく平凡な男。そんな彼がある日、高校時代の悪友エディ(フィッシャー・スティーヴンス)から野球の試合に誘われる。エディに言われるがまま、集合場所の銀行の前で車を停めて待っていたヘンリーだったが、突然銀行のベルが鳴り響き、中からエディが飛び出してくる。なんとエディは銀行強盗であり、ヘンリーは運転手役に仕立て上げられてしまったのだ。しかも、不運なことにヘンリーだけが逮捕されてしまい、彼は刑務所に収監されてしまう。それから1年後、仮出所をしたヘンリーは、茫然と強盗があったあの銀行の前に立っていた。そこで偶然、脇見運転をしていた女性ジュリー(ヴェラ・ファーミガ)の車にひかれてジュリーと知り合う。ジュリーは銀行の隣にある劇場で『桜の園』の稽古をしていた舞台女優だったのだ。その劇場から銀行の地下へと続く古いトンネルがあることを知ったヘンリーは、刑務所内で親しくなった詐欺師のマックス(ジェームズ・カーン)を誘い、本当に銀行強盗を行う計画を立てるのであった。(Wikipediaより)
武本比登志油彩No.973.
「ポルトガル淡彩スケッチサムネイルもくじ」
3171-3290 3051-3170 2931-3050 2811-2930 2691-2810 2571-2690 2451-2570 2331-2450 2211-2330 2091-2210 1971-2090 1851-1970 1731-1850 1601-1730 1501-1610 1401-1500 1301-1400