さて、電気についてあれこれ言い散らかしましたが、節電の実践編です。
なんて偉そうに書きましたが、実際に節電する方法は、本やらネットやらにたくさん出ているので、その中でできそうなことから始めてみたらいいと思います。雑な実践編だ…。
我慢する節電は続かないので、とにかく使わない電気は切る!に尽きると思います。エアコンや扇風機は、必要ならつける。照明も。でも必要のない電気は使わない。当たり前すぎてしょうもないですが、これだけです。さらに一歩進めるなら、電化製品の見直しでしょうか。何でも電気にやってもらうのではなく、自分でできないだろうか。もっと基本に帰って、その電化製品、本当に価値ある使い方が出来ているのだろうかと検証しました。所有する家電の種類を少数精鋭にするだけで、電気の無駄遣いは減ると思います。
もう一つ簡単な節電方法があります…きっと誰も真似しない(笑)。どんな方法かというと、使わないブレーカーを落としてしまうというもの。どのブレーカーがどの部屋とつながっているかを調べた一覧表をブレーカー横に貼っています。エアコンはシーズン外はOFFにしています。冷蔵庫、PC以外は長期間の外出時に切ってしまいます。夜遅く帰ったりすると、玄関の電気が点灯せず都合が悪いので、その辺りは自身の許容範囲と相談の上…いやいや、何度も言うけれど、真似したい人はいないだろうな。楽に節電できるけれど、私はたまにしかしないです。へへっ。
こんなふうに、なんてケチ臭いと言われそうな話をしましたが、こんな話、電気をじゃぶじゃぶ使うことをステイタスと思うような人には通じないかもしれませんね。
でも、ちょっと考えてみてください。電気(エネルギーと言い換えることもできる)を贅沢に使い散らかすことと、人間の価値は相関しません。お金持ちは各種エネルギー、それは電気だったり、お金だったり、労働力などをたくさん持つ人ではありますが、たくさん持つことが人間の価値を高くするわけではない…という当たり前のことが分かっていれば、ケチ臭いと揶揄するような人に恐縮することもないのです。必要あるところで使わないことや、もしくは必要ないにもかかわらずムダに浪費することの方が変だよ、と言えるような価値観が広がるといいな。