昨晩は満月でした。雲が動き朧に月が見え隠れして、じれったい思いがしていました。
日付が変わるころには、くっきりとまぶしく輝いていました。じっと見ていると眩しすぎるくらい明るいので、目を伏せて、息を整え、また見上げる。そんなことをしているとだんだん眠くなってきて…。月を見ていると眠くなることが本当に多くて、これが月の魔力か?なんて思ってしまいます(単にオネムの時間になっただけかもしれない)。
話は変わって、うちの中で出る紙くずは、ほぼ紙リサイクル業者に出しています。個人情報の部分だけちぎっていることと、食品が包装されて汚れているもの以外は、服についている価格タグでさえリサイクル、です。集めた紙くずは、重量によって買い取ってもらいます。2~3年で500㎏程度になり、その消費量の多さにびっくりします。
A4規格を以前のように標準B5に戻せば、もっと消費量が減るのにな。アメリカの陰謀…じゃなくてアメリカの標準に合わせて大きくするから、消費量も増えるし、教科書やノートも重くなるし(最近の子どもが持つ登校カバンの重さは並じゃない。ちょっと可哀そうになる)、私にとっては微妙に手に余るサイズ感。何かと紙の端が折れたり、鞄を大きくしたりと、一つ一つは小さいんだけれど、ストレスの重なりが気分を重くする。
就職してみて感じたけれど、職場というところは馬鹿みたいに紙を使う。これだけの(紙の)面積を使って、たったこれだけの情報量?さらにミスプリント、余分に刷ったチラシや案内状。裏紙メモでは賄いきれないほどの量がごみ箱(しかもリサイクルではなく!)行きという現実に、ケチな私は罪悪感さえ覚えてしまいます。職場の下っ端ながら、この無駄の多いように見える書式を作り変えたいと、いつも思います。言えないけれど。
最近では、紙の消費を減らせる電子メールや、eーチケット、電子書籍というツールも一般的になってきました。でもこちらは、いくら紙の消費を減らせるとはいえ、おばさんの私に馴染まない。オンラインチケットはスマホが起動しなければ使えないし、個人情報の流出も心配。電子書籍は目が辛くて読んでいられない。この辺りは、紙に軍配が上がります。
『本好きの下剋上』じゃないけれど、紙を大切に使おうよと思います。もっと言うと、ごみ箱ではなくリサイクルして最後まで使い切ろうよと思います。それだけで小銭が稼げたり、ごみが減ったり、部屋が片付くなんていいことづくめ。