たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

生活を創る~無駄を省いて、無駄を満喫する⑰

2023年07月26日 | 日記

今朝はダラダラ。睡眠時間が足りないと、てきめんに体が動かなくなってしまう。気合だけではどうにもならない。速度を緩めて生きるよう、体が教えてくれるんだと思う。

 

若い時から、せっかちというか万能感の塊だったところがあり、この位はできるはずという、目一杯の予定を計画して、思い通りに計画が進められない自分に落ち込む…という繰り返しだった。毎日そんなに懸命には生きられないし、予定には思いがけない障害がつきものだし、何をそんなに生き急いでいたんだか。

周囲の人が、効率的にたくさんの用事や仕事をこなしているように見えて、私は無力感に悩まされたりもした。今でも時々、周りの人が多大なタスクをこなしていて、自分が何もしていないような無力の迷路に迷う。中年になってもまだ、自分の万能感と折り合いがつかない。はあ~。

 

ただひとつ気付いた。せっかちで真面目に(まるで時計の秒針がチクタク鳴るように)予定を積み上げようとする、その頑張りを放棄し始めると、他者へのまなざしが優しくなるような気がする。自分がミスをすれば、他人のミスも理解できるようになるのと同じで、「まっ、いいか。お互い様」と言えるようになる。あきらめとも違う。相手のありようを了解する感じに近い。これが齢をとるということか?人生、練れてきたということか(カッコいい!)?…単に、自分が怠けものになった言い訳だったりして。へへっ。

古から言い古されている『つらい経験は人を優しくする』のは、確かにそうで、悲しいことがある人の悲しみを理解しやすくする。そして、人の幅を大きくする(条件付きで)。条件については、またそのうち。

 

そんな訳で、今朝はいつもより20分遅くダラダラ起きて、慌てて子どもの弁当を作り、朝食を食べさせた。20分くらい遅く起きても、充分間に合うことが分かった。

ビバ!ダラダラ!