たけのこ新聞の事件簿

離婚をきっかけに、今まで心に溜めていたことを書いています。離婚、エコ、世間の常識(のようなもの)についての疑問などなど。

生活を創る~無駄を省いて、無駄を満喫する~⑦

2023年07月06日 | 日記

子どもが幼かったころ、町内会のお祭りなどでよくお菓子が配られた。子ども達、楽しそうに食べ散らかしてたなあ。私は、その配られるお菓子が好きでなかった。私が子供の頃よりは合成着色料を使ったスゴイ色のお菓子は減ったかもしれないけれど、それでも安い駄菓子は合成された添加物にまみれているものが多いと思う。

自分がお祭りの役員になったとき、そういうお菓子は嫌だなと思い、出来るだけ添加物の少ないものを選ぶようにしたかった。でも、予算の関係で…と言われるとムツカシイ。役員の中で『予算内で、良いお菓子を少しだけ』という選択には、なかなかならない。それよりも、駄菓子を山盛り賑やかにっていう感じ。ちょっとくらい、たまには、仕方ない…これが大人の常套句。よく考えると、どの言葉も嘘だと思う。イラっ。

何故子ども達が食べるものに(駄菓子なんて、明らかに子供がターゲット)、そんな添加物を使うかなあ?子どもが大切なら、そういった子ども向き菓子は作るべきではないし、買うべきでもないと思うんだけど。

体に安全かどうか分からない…というと、国の基準を満たしているから安全でしょ、と言われるかもしれない。でもね、添加物単体で、しかも人間より短い寿命の動物で実験して、その結果が安全の証拠になるのだろうか?複数の添加物を摂取したときの相互作用、長期間摂取したときの慢性的な影響、どれも現在進行形の人体実験に思える。

嫌だと言っても、何かしら合成添加物を摂って、私たちは生きていかざるを得ない。表示されているから、選べばいい云々という問題ではなく。選べる状況ばかりではない、経済的理由や物理的理由で。そもそも子供は、与えられたものを食べるしかない。みんな選べるなら、添加物の少ないものを選択すると思うんだけどなあ。選べないから摂取してしまう…違うかな?

話を戻すけれど、安全かどうか分からないものは、作った責任、そしてそれを支持した責任で大人が消費するのが筋だと思う。モノの言えない子どもには、もっと丁寧に作られたものを食べてもらいたい。これから成長する子たちには。

こうした弱い立場のものに『良くはないもの』を押し付けてしまうことって、あちこちで見受けられる。続きは次回に。

自分も知らぬうちにそういうことをしていないか??気を付けようと思う。


生活を創る~無駄を省いて、無駄を満喫する~⑥

2023年07月04日 | 日記

昨晩は満月でした。雲が動き朧に月が見え隠れして、じれったい思いがしていました。

日付が変わるころには、くっきりとまぶしく輝いていました。じっと見ていると眩しすぎるくらい明るいので、目を伏せて、息を整え、また見上げる。そんなことをしているとだんだん眠くなってきて…。月を見ていると眠くなることが本当に多くて、これが月の魔力か?なんて思ってしまいます(単にオネムの時間になっただけかもしれない)。

 

話は変わって、うちの中で出る紙くずは、ほぼ紙リサイクル業者に出しています。個人情報の部分だけちぎっていることと、食品が包装されて汚れているもの以外は、服についている価格タグでさえリサイクル、です。集めた紙くずは、重量によって買い取ってもらいます。2~3年で500㎏程度になり、その消費量の多さにびっくりします。

A4規格を以前のように標準B5に戻せば、もっと消費量が減るのにな。アメリカの陰謀…じゃなくてアメリカの標準に合わせて大きくするから、消費量も増えるし、教科書やノートも重くなるし(最近の子どもが持つ登校カバンの重さは並じゃない。ちょっと可哀そうになる)、私にとっては微妙に手に余るサイズ感。何かと紙の端が折れたり、鞄を大きくしたりと、一つ一つは小さいんだけれど、ストレスの重なりが気分を重くする。

就職してみて感じたけれど、職場というところは馬鹿みたいに紙を使う。これだけの(紙の)面積を使って、たったこれだけの情報量?さらにミスプリント、余分に刷ったチラシや案内状。裏紙メモでは賄いきれないほどの量がごみ箱(しかもリサイクルではなく!)行きという現実に、ケチな私は罪悪感さえ覚えてしまいます。職場の下っ端ながら、この無駄の多いように見える書式を作り変えたいと、いつも思います。言えないけれど。

最近では、紙の消費を減らせる電子メールや、eーチケット、電子書籍というツールも一般的になってきました。でもこちらは、いくら紙の消費を減らせるとはいえ、おばさんの私に馴染まない。オンラインチケットはスマホが起動しなければ使えないし、個人情報の流出も心配。電子書籍は目が辛くて読んでいられない。この辺りは、紙に軍配が上がります。

『本好きの下剋上』じゃないけれど、紙を大切に使おうよと思います。もっと言うと、ごみ箱ではなくリサイクルして最後まで使い切ろうよと思います。それだけで小銭が稼げたり、ごみが減ったり、部屋が片付くなんていいことづくめ。


生活を創る~無駄を省いて、無駄を満喫する~⑤

2023年07月03日 | 日記

さて、電気についてあれこれ言い散らかしましたが、節電の実践編です。

なんて偉そうに書きましたが、実際に節電する方法は、本やらネットやらにたくさん出ているので、その中でできそうなことから始めてみたらいいと思います。雑な実践編だ…。

 

我慢する節電は続かないので、とにかく使わない電気は切る!に尽きると思います。エアコンや扇風機は、必要ならつける。照明も。でも必要のない電気は使わない。当たり前すぎてしょうもないですが、これだけです。さらに一歩進めるなら、電化製品の見直しでしょうか。何でも電気にやってもらうのではなく、自分でできないだろうか。もっと基本に帰って、その電化製品、本当に価値ある使い方が出来ているのだろうかと検証しました。所有する家電の種類を少数精鋭にするだけで、電気の無駄遣いは減ると思います。

もう一つ簡単な節電方法があります…きっと誰も真似しない(笑)。どんな方法かというと、使わないブレーカーを落としてしまうというもの。どのブレーカーがどの部屋とつながっているかを調べた一覧表をブレーカー横に貼っています。エアコンはシーズン外はOFFにしています。冷蔵庫、PC以外は長期間の外出時に切ってしまいます。夜遅く帰ったりすると、玄関の電気が点灯せず都合が悪いので、その辺りは自身の許容範囲と相談の上…いやいや、何度も言うけれど、真似したい人はいないだろうな。楽に節電できるけれど、私はたまにしかしないです。へへっ。

 

こんなふうに、なんてケチ臭いと言われそうな話をしましたが、こんな話、電気をじゃぶじゃぶ使うことをステイタスと思うような人には通じないかもしれませんね。

でも、ちょっと考えてみてください。電気(エネルギーと言い換えることもできる)を贅沢に使い散らかすことと、人間の価値は相関しません。お金持ちは各種エネルギー、それは電気だったり、お金だったり、労働力などをたくさん持つ人ではありますが、たくさん持つことが人間の価値を高くするわけではない…という当たり前のことが分かっていれば、ケチ臭いと揶揄するような人に恐縮することもないのです。必要あるところで使わないことや、もしくは必要ないにもかかわらずムダに浪費することの方が変だよ、と言えるような価値観が広がるといいな。