医大生・たきいです。

医大生的独言。

内分泌代謝わず

2014-06-30 16:47:47 | 医大生的生活

試験ひとつめ、内分泌代謝学の試験会場から帰って参りました。お疲れ様でした。医大生・たきいです。




我が大学では「ナイピ」という愛称で親しまれるこの科目である。よくよく考えると「内分泌代謝」から結構スゴイところの読みを持ってきた略称ではないか。そんな下らないことを考えていると、試験開始直前、試験監督の先生たちの段取りが悪く開始が遅れてしまった。

「俺の知識の半減期短いんだから早く始めてくれよ~」

という若干ナイピとかけてみたギャグを呟いたらそれなりウケて満足していたら、試験の結果もそれなりに(笑)。そこそこ勉強したけど問題難しかった。というかそもそも内分泌代謝学というこの科目が難しいのか。頭が痛い。

試験期間序盤戦から疲労感でいっぱいだが、まだあと6科目もある。明日は「外科」。

外科医としてのあるべき姿として以下から不適当なものを選べという問題が毎年出てるっぽいですが、「鮮やかな手術手技」、「勇敢な精神」とかいうのが不適当という解答に選ぶのが正解であります。ドラマならマルかもしれないけど、これって国語力で解けるよね。笑






(妊娠糖尿病の細かい数字まで全部覚えたのに、先輩の予言が当たらずがっかりした人(笑))








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試験前だけどテレビ収録行ってきた

2014-06-29 19:24:08 | 医大生的生活

明日から試験が始まります。7科目。辛いよ辛いよ。医大生•たきいです。



さて、明日から試験ということで本日は一日中勉強していたのかというとそうでもなく(笑)、うちの大学でテレビ収録がやってたのでそれを見てきました。芸能人が何人か。そして雛壇によく知っている先輩たちが座ってました。

いつぞやのときもそうでしたが、マスコミは医大生にやたらと白衣を着させられます。ギャラリーの人数足りないからということで仕方がなく協力しましたが、そんな野次馬の我々にも着させられます。ふだんそんなに着てないっつーの。笑


そしてそして、医大生のみなさん的なギャラリーとして、ホコリみたいな感じで0.5秒くらいわたくしも映りましたのでどうぞご覧ください(笑)
たぶん見つからないけどね(笑)

明日試験というタイミングで我々の学年から収録に遊びに行っている人はほとんどおらず、みんな真面目すぎだなと焦りしか感じておりません(笑)。陰ながら放送スケジュールを宣伝して勉強の世界に戻ります。みなさんお元気で!


NHK BS1
地球アゴラ「故郷の命を守る」
MC LiLiCo、柴田行雄アナウンサー
ゲスト 為末大(元プロ陸上選手)、浜口順子(タレント)

第1週「集まれ!世界の熱血ドクター」
8/3(日)午後5:00~5:50

第2週「挑戦!新たな地域医療」
8/10(日)午後5:00~5:50




(明日は内分泌の試験と6年生の先輩に言ってみたら「妊娠糖尿病が最近基準決まったからアツイわよ」とすぐさま返されて流石だなと思った人(笑))







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受験は団体戦?

2014-06-28 23:59:59 | 医大生的生活

自分の部屋で試験の過去問の印刷をしていたら、ちょうど印刷しきったところでインクがなくなって日頃の行いのよさを感じた瞬間でございました。それにしてもプリンタのインクというのは高すぎる。プリンタを買わせてインクで儲けようという企業戦略なんだろうけどなんだかな。やられた感がはんぱない。黒だけなくなります。医大生・たきいです。





さて、大学入学前に見たパンフレットに書いてあった、遅くまで電気が消えないのも試験期間ならでは!というのははじめはワクワクしたものですが、今となってはもういい迷惑です。みんな勉強しすぎ。

大学によっては試験前に資料が手に入るとか入らないとかで人間関係が気まずくなるような大学もあるとか噂で聞きましたが、わたくしの大学は割とみんなで乗り越えよう的な雰囲気が流れております。比較的健全な集団といえましょう。情報ネットワークがなんだかすごい。田舎の県立進学校にありがちな、受験は団体戦!という雰囲気がぴったりな試験前の学生寮。

高校生のときに団体戦云々の話を聞いた時には、とはいっても所詮は個人戦でしょと思ってしまって冷めている自分もいたけれど、大学受験はいざ知らず、少なくとも「医学部での試験」は並の人間には個人戦でエントリーするのはなかなかキツイ気がする。茨の道であります。

中には勉強の進捗状況をやたらと聞いてくる人も。暇なのか。筆者のようなスロースターターを見ていてもしょうがないに決まっておりますが、なかには「ぼくの未来の患者さんごめんなさい」とかいって悲壮的になっている男も(笑)。覚悟が違います。恐ろしい子。

確かにそれはまさしく正論なのでしょうが、そこまでのプレッシャーを背負ってまでペンを握り続けられるほど、わたくしのメンタルは強くない。笑

寝たいけど、寝れない。つらたんであります。






(早く夏休みになってほしい人(笑))







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「受験生だから勉強しなさい」というセリフがイラっとくる理由

2014-06-27 22:30:27 | 医大生的生活

試験前だけどオヤジと飲んできたという昨日の流れを汲んだタイトルにしようか迷いましたが、とりあえず今日もお酒を飲みました(笑)。ただいま満員電車埋まるつり革、ぼくは臭いジジイの腕の中状態ですが、帰ってからもまた勉強しないといけないというのが試験前の医大生の宿命でございます。やばいよやばいよ。医大生•たきいです。



とある受験生がいたとして、少々だらけていたときに、その母親から

「アンタ受験生なんだから勉強しなさい」

と怒られるのはよくある光景だろう。極めて従順な子どもなら申し訳ございませんとでも言って、そのまま机に向かうのかもしれないが、天邪鬼な人間なら特にイラっとしてしまうのではないか。こは如何に。

そのひとつの理由には、「受験生」という単語の使用があげられると思う。その受験生だって、もちろん本来ナントカさんというお名前があるわけで、その人自身の人間というものがある。ところが、「受験生」というひとつの特性だけを切り取ってその人を矮小化してしまうことが、怒りに繋がるともいえよう。

ところが。受験生時代は親に「受験生だから勉強しなさい」と言われて不貞腐れていたような医大生でさえ、「医大生なんだから勉強しなさい」と言われた瞬間に背筋が伸びる。仮にそれから勉強しなかったとしても多かれ少なかれ良心には傷がつく。


医師について考えるとき、医師とは職業ではないということはしばしば説かれることだ。普通のサラリーマンなら背広を着ているときだけが仕事をしている時間と言ったら怒られてしまうのかもしれないが、少なくとも医師は四六時中「医師」でなければならないということだ。診察をしていないときだって、ましてや自宅にいるときだって主治医と患者という構図は変わらない。いつ電話がかかってくるかはわからない。他の業種と比べるといささか医師というのは変わった職業とも捉えられよう。

ならば、その医師を養成するのが大学医学部ないしは医科大学であり、医学だけではなく、医師としての嗜みやプロフェッショナルとしての自覚を医大生に持たせるという役割を医学部は担っているのかもしれない。とどのつまり、医者という職業自体がその人自身なのである。

「受験生」というのはある人の特性のひとつに過ぎないのだが、「医大生」というのはそれがその人そのものともとれる。だからぼくたちは「医大生なんだから」と言われてしまうと勉強するしかないわけである。誇りを持って然るべきなのかもしれないが、今はただ目の前の勉強が辛いというのが本音である。勉強だるい(笑)






(緑内障の家族歴が濃厚だから気をつけなさいと言われてもどう気をつければいいか分からない人(笑))








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試験前だけど老健の職員さんたちと飲み会してきた

2014-06-26 23:59:59 | 医大生的生活

予防接種があるから忘れぬようにという該当者に向けたアナウンスがあった。医学部の寮内放送で。まだ眠いのにうるさいなとか思いつつ自分には関係ないと聞き流そうとしていたら、「トイシンヒョウをもっていくように」という科白が聞こえた。はて、「トイシンヒョウ」とは。しばし考えてみたら「問診票」のことかと気が付いた。仮にも医学部寮だし、放送をかけていたおじさんもさぞ恥ずかしかったでございましょう(笑)。医大生・たきいです。





昨年度某老健施設で実習させていただく機会があったのだが、御礼状とは別に「今度飲みましょう」と書いた便箋を入れてみたら、本当に誘ってくださった。実習中の合間に飲み屋の話になって、飲みに行こうだんていう恰も社交辞令的な会話を交わしていたのだが、いいことか悪いことか、我々はそういうのを社交辞令ととらえない頭の固い人間なのだ。やるといったら本当にやるし、行くと言ったら本当に行ってしまう。もともとダメもとで出してみた手紙だったが、たかが学生の我々に付き合ってくださって感激であった。

ベテラン看護師さんと、器用さが自慢の通所リハの主任さんだけかと思っていたら、新婚さんだという美人看護師さんをはじめ、たくさん越しいただいてビックリした。手紙というのは書いてみるものだ。

アラサー、アラフォーの方と飲む機会というのもほとんどない。「次の誕生日で22です」と少しでも距離を縮めようと酔った頭で思いついた表現をしてみたら、

「まだ21なのフフフ」

と言われた。「平成生まれ?やーね」とのことだが、そのうち「2000年代生まれ?」という時代が来るんだろうから我々が若さで威張れるのも今のうちな気もしてきた。威張れるうちに威張っておこうというのが持論だが、お前の顔は老けているから無駄だとよく言われる。笑

実習中に見たプロの顔が輝いている人たちというのは、プライベートの素顔もなんだか素敵だった。こういう暖かい大人に自分もなりたい。


というわけでたくさんご馳走になってしまって、やや二日酔い(笑)。読まねばならぬ内分泌の教科書が重い。






(夜遅くに帰ってきたら普段勉強していない友人が勉強頑張っていて焦った人(笑))








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