医大生・たきいです。

医大生的独言。

医大生たきいとひと夏の過ち

2015-07-31 23:59:59 | 医大生的生活

明日から8月です。西医体のみなさんは開会式なようですが、我々東医体は早い競技では明日が初戦となります。選手の皆様におかれましては、どうぞくれぐれも熱中症には気をつけて、怪我のないことが一番です。無事に、爽やかに、競技を終えられますことをお祈り申し上げます。医大生・たきいです。




「医大生・たきいです。」というのは毎度お馴染みのご挨拶でございますが、平仮名にしてみて衝撃の事実が判明したわけです。



「い」多過ぎ!笑

意外に、「医大生たきい」と名乗り始めてから今日まで気がつきませんでした、こんなに「い」が多いなんて。

「医大生・たきいです。」とキーボードで入力する速さだけは誰にも負けない自信がある、だなんて考えておりましたが、単に指の位置の変化が少ないから速く打ててただけだったのかもしれません。

医大生・たきいです。「い」の位置とか「濁点」の位置とか、今思うと幾何学的に面白い気もします。そんなことないかね。笑

「いだいせいたきいです」。ひらがなの脱力感がなんともいえないですが、ここで並べ替えてみましょう。

「きすせいいいいただで」

「キスせぃぃぃぃ、タダで…」



それは、ひと夏の過ち――







(久々にくだらないブログ書いてしまって頭が痛い人(笑))

今日も高校生とおしゃべり

2015-07-30 23:59:49 | 医大生的生活

夜中にピンポンされたと思ったら、たきい酒飲もうとつまみ持ってきた男。気づいたら一本日本酒を空けていましたが、寮の何がいいかってこういうところです。医大生・たきいです。




今日も医学部志望の高校生たちとおしゃべりの機会がありました。
医学部に入ってちょっと真剣にこの業界を垣間見ようと思ってみれば、背伸びした学生の前でさえも利権に権力は立ちはだかり、考えすぎると無力さに悩むこともあるわけです。それに比べて高校生たちは美しい。JKカワイイって言いたいわけでは決してなくて、彼ら彼女らは心が澄んでいる。医学部の学生なんかよりずっと純粋で、人の為になりたいと思っている。個人的には18で「医者にしかなれない」という選択を課されるのは実に酷であるという考えも持ってはおりますが、目を輝かせている高校生をみると尊敬さえします。

初心忘るべからずとはよくいったもので、今一度立ち止まる時間も重要なのでありましょう。

わたしなんかの話が聞きたいという自分より年下の人がいるならば、是非とも時間を取ってあげたいもの。それは時間の消耗だと考えてしまう人はきっと愚かです。その時間は質問者の学びの時間というよりむしろ、わたしの学びの時間な気がするのですから。








(高校生と卓球したとき妙に気を遣われて恐縮した人(笑))

医学部オープンキャンパスでお悩み相談に乗ってきた

2015-07-29 23:59:59 | 医大生的生活

地味に毎年参加しているオープンキャンパスでした。他の大学はオープンキャンパスのお手伝いをするとバイト代がもらえるらしいのですが、うちの大学は弁当とスタッフTシャツのみです。けれど毎年、ちゃんと学生お手伝いの人が集まっているのって偉いことだと思います。他大より愛校心強めなのかな、とちょっぴり誇りではあります。医大生・たきいです。





立場上オープンキャンパスの手伝いやらないといけないっていうのもあるけれど、意外にもわたくし積極的にお手伝いしている派です。自分が高校1年生のときに、某旧帝大医学部のオープンキャンパスに行ってお兄さんから優しく話してもらって嬉しかったという経験がそうさせているのかもしれない。けど医学部志望だという高校生と話していると、初心が思い出せる気がして自分もがんばろうって思えるんです。だから貴重な夏休み1日を費やすのはちょっと嫌でもあるけれどやっている。

高校生から一番多かった質問が、「国語が苦手なんです」という話。浪人時代、本を100冊読んだ時間とか含めると国語の勉強時間が一番長かった気がするわたくしとしては、ハイハイ語っちゃいますよと、恩師の予備校の先生の講義内容を完コピで教えてきましたが、よくよく考えるとうちの大学って入試に国語なかった気がするし、質問する人間違っている気もするよ。点数取るにはまずは古文漢文・センター国語はパターン系の話は全面的に同意するし、自分ももっとその辺の点取る勉強気合入れておけば入る大学変わってたのかなと思わなくもないけど(笑)、わたくしに質問してきてくれたからには誠意を持って、「日本語とは何たるか」という話をしてしまいました。アツく語っている姿を同級生に見られて、医者より予備校講師のほうが向いてるよ、って言われた。俺もそう思う。「私国語は得意なんですけど」って言ってた女子高生さえもキラキラした目をして「新たな視点が持てました!」って言ってくれたときには嬉しかったです。医者やめたくなったら塾開こうかな。

国語の話を出されると、「ぼくブロガーなんですけど」と言わないわけにはいかないし、今年は大学の宣伝よりブログの宣伝に傾きました。学事課の皆様ごめんなさい。「息子と写真撮ってください」と頼んでくださったお母さんありがとうございました(笑)。息子さんの志望校合格をお祈りしております。

さらには母校の後輩が来てくれたのにはテンションが上がってしまって、話しちゃダメかもしれない系の内部の話まで教えてきちゃいました。笑

医学部ってどんなとこだろうって思っている高校生のみんなには、わたくしのお友達のこなりかほ氏が書いたこの対談記事がオススメですのでこちらもどうぞ。

医学部に入ってから知った医学部の実態(前編) │医大生たきいさんと対談―「こなりかほのそんなとこ」より

高校生と話して、やはりこちらもやる気が俄然出てきました。





終わり際に、オープンキャンパスのスタッフとしていらっしゃっていた県人会の先生から、

「そこの10年目くらいの風格がある先生は何科の先生だろうって一緒に来てたドクターと話していたんだけど、なんだ、たきいくんじゃないか」

って褒められてるのかディスられてるのかわからんコメントをもらったわたくしなのでした。

来年も暇だったらオープンキャンパスのお手伝いしようと思っているのでみなさん遊びに来てくださいね\(^o^)/
いろんな大学見学して、じっくり自分の将来と見つめ合ってみてください。







(もらい物の日本酒が増えすぎて消費しきれないから一緒に飲んでくれる人募集中な人(笑))

ブロガー的作文のこだわり

2015-07-28 23:58:59 | 医大生的生活

オープンキャンパスの準備のお手伝いの仕事があったのだけど、東医体の仕事も忙しかったもので頃合いを見計らって抜け出そうかと画策していたのですが、学事課の方から「ブログ見てます」って言われてサボれなくなったわたくしなのでした(笑)。「ブログ見てます」って言葉に弱いです。医大生・たきいです。





午後から深夜にかけてひたすら人の書いた日本語直しの仕事をさせられていた。添削を飛び越えてもはや自分が作文し直している感じになってしまいがちだから、なかなか難しい作業だ。劇的ビフォーアフターで留まればまだいいものの、遺伝子組み換え作業に近いこともままある。恩師の中学時代の国語の先生は作文添削の技術が神だった。生徒の拙い文章の原型を留めながらも上手に直していく技術。いつかはああなりたいと前から思っているが、匠の技過ぎてなかなか真似できない。

とはいっても、わたくしもそれなりにブロガー歴を重ねてきて、つまらない日本語のこだわりとか、癖とか、いろいろもつようになってきてしまった。

数の表記。算用数字を使うか漢数字を使うかの使い分けは、横書きか縦書きかの違いによる、と知識としては習ってきた。わがふるさとの宮城県は高校入試でその当時毎年作文が出題されていたのだが、数の表記方法なんかは模試なんかでは厳しく減点されていた記憶がある。ただ、どうも横書きか縦書きかの使い分けもひとつの考え方に過ぎず、どうもそれ以上の意味があるという話を聞く。

1,2,3,4,5。算用数字の出番は、「数が増えうる」とき。「何個欲しいの?」「5個!」なんてやりとりは算用数字がふさわしいのであろう。だって、気が変わって6個欲しくなるかもしれないし、やっぱ1個でいいやとなるかもしれないのである。

対して漢数字の出番は、「数が一定」のとき。たとえば、将棋名人戦七番勝負。いい勝負になってきたからもう1番行こうか!なんてことはあるはずもなく、3勝3敗でタイトル戦が進行すれば、泣いても笑っても7局目で勝敗は決するのである。

他には。第二次世界大戦。我々人類は、過去の過ちを繰り返して「第3次」を勃発させるわけにはいかない。だからこそ漢数字で表記すべきなのだ。

言葉は一生使っていく、思考の幹となるもの。大切にしていきたいし、細かいところまでこだわれる大人になりたいものだ。それにしても医学部の学生の中には日本語が著しく下手な人が結構な数いる気がする。読者諸賢におかれましては、今すぐブログを開設して日々日本語の鍛錬に励まれますようお願い申し上げます。笑








(明日起きれる自信がイマイチない、午前3時を過ぎてしまっている人(笑))

部屋をきれいにするには飲み会を開くしかない説

2015-07-27 23:59:59 | 医大生的生活

先輩がぼくの部屋に泊まりに来てめちゃくちゃ狭いベッドに男ふたり。いよいよホンモノと疑われそうだ。先輩はようやく遠慮していただいたのか、床でぬいぐるみを枕にして寝ておられましたことに朝起きたら気が付きましたが、なんだか狭くて朝起きたときに非常に肩が凝っておりました。ああ今日こそはゆっくり寝たい。医大生・たきいです。




自分の部屋で飲み会を開くとその開始直前だけは異常にきれいになる。おそらく一人暮らし大学生あるあるに違いないが、やばいやばいこの後飲み会がウチで開かれちゃうぞ…と背水の陣を迎えたときのわれわれの強さたるや。日頃からこの掃除の捗り具合を発揮していっれば普段から綺麗な部屋に住めるのに、だなんて思わなくもないところだがそれも無理なこと。人の目というのは実にひとをやる気に駆り立てるものだ。

他人からのまなざしは人を変える。恋する女性が輝いて見えるのも、今はまだ他者に過ぎない彼の存在が彼女を生き生きとさせしめているからに違いないのだ。

他人から自分ってどう見られているのだろう。見られ慣れた人の言動でさえ気になって掃除を頑張ってしまうくらいだ。その証拠に、この先飲み会の予定が入っていない部屋を見るとまたまた部屋は指数関数的に汚くなってきてしまうのである。








(ひとり飲みって妙に酔いが早い気がする人(笑))