医大生・たきいです。

医大生的独言。

若い女性に手を握られる

2012-06-30 20:12:47 | 医大生的生活

気づけば、明日から文月らしい。早いものだ。本格的な夏の到来である。栃木はついにじりじりとした暑さになってきた。すなわち、グラウンドの水は蒸発してしまい、風が吹けば砂が舞う。そんな状態を防ぐためには、水を一面に撒かねばならぬ。傍から見れば、水を撒いている人の周りは涼しげな雰囲気が漂い、水の軌道の上には、光の分散で虹がかかっているものだからずいぶんと風流に見えるのかもしれないが、あの水はくさい。ドブのにおいがする。水を撒く人は必死である。膝の怪我で久しくグラウンドを駆け巡ることはできないので、水撒きのプロフェッショナルと呼ばれる日も近いかもしれません(笑)。ひと夏はドブのにおいとともに過ぎ去りそう。医大生・たきいです。

さて、テストが近くなると、ほかの教科の教科書でも読みたくなるのが人の性というものである。「テスト前についつい掃除をしてしまう」というあの現象と同じくテスト前症候群のうちの一つだ。今日読んだのは医学専門課程で扱う膨大な知識をたった一冊で網羅しているという大胆な企画の本。因みにその著者は講義をしていた先生である(笑)。いんぜ(略)。本の初めのほうのページなんてたいていはまともに読まないものだが、読むとしたらこのような機会しかない。その本の中に、医療従事者のコミュニケーションに関する記述で面白いものがあった。



『男性の医学生、医師が、臨床現場で若い女性から手を握り締めてこられたら、「どうしましたか」と尋ね、連絡先を教えてくれと頼まれたら、丁寧に断る』



まぁでも、手を握り締めてくるその若い女性が綺麗な人だったら連絡先でもなんでも教えてしまうに違いありませんけれども。むしろ自分から女性の連絡先を聞きたいくらいである。自分から手を握ってしまうと訴えられかねないのでその衝動を抑えるのに必死なはずである。

その場合はこのように叙述できよう。



『男性の医学生、医師は、臨床現場で、あまりにも美しくて自分のタイプな若い女性から手を握り締めてこられたら、(どうしましたか、俺)と心の中でつぶやき体が熱くなり、連絡先を教えて…と上目づかいで言われたら、丁寧に断っている素振りを周囲の看護師に見せながら、紙に書いたケータイのアドレスを渡す。』



所詮、医者も男である。

アホなことを考えていたら、もしかして「臨床現場で」がここでは重要なキーワードですかなるほど。受験生時代から相変わらず読解力が欠如しております。プロとしてのけじめを持つべしという意味だったのかな、前述の記載は。なるほどねぇ。プロの道は険しいものだ。ましてや6年間でその術を身につけよとはずいぶんと無理なお願いな気がしてならない。

しかしながら果たして、かかるけじめを持てなかった経験を持つ医師の数は如何に。意外と多いのではないかと思うのは邪推か。



(「焼うどん」のことを、小さいころ「野球丼」だと思っていた人(笑))





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Yahoo!にも大旋風

2012-06-29 18:51:26 | 医大生的生活

「暇なことしてないで、勉強でもしてろ」

と浪人していた先輩としての立場からまずは盛大なツッコミを入れておこうと思うが、Twitterで高校の後輩が、「Yahoo!で「医大生」と検索すれば「医大生 たきい」が検索候補にでる」と教えてくれた。6/7付のブログで似たような記事を書いたが、それはGoogleでの検索候補である。今回はYahoo!ときた。2大検索エンジンを制覇して、なんだか天下を取った気分だ(笑)。冗談はさておき、それだけ注目してくださっている方がいると執筆にも力が入るものであります。医大生・たきいです。

さて、テストがいよいよ近くなってきた。ブログ休まなくていいんですかとかいう質問を受けそうだが、センター試験前日にも当日にも抜かりなく更新したという過去を持つ男なので、読者のみなさん毎日楽しみに待っていてください(笑)。

今回の試験は全科目不安である。というかいまだにどの教科にも手を付けていない。なんと怠惰な、とお叱りを受けそうだが、全寮制の筆者の大学では、まわりと同じペースで勉強していれば大丈夫という噂なので、まだ本腰が入っていないのである。もっとも筆者の仲の良い友人たちが自分を含めて皆劣等生かもしれぬという疑念は晴れないけれども。笑

なかでも“医科生物学”の試験が最難関と言われている。入学してひと月ほど未履修の方の高校理科を学習してから、夏前までにEssential細胞生物学という電話帳のごとく分厚い本を一冊終わらせてしまう訳のわからぬ筆者の大学である。範囲が広いだけならまだよい。担当の教授が、

「頭をひねって考えてもらう問題を出題する」

と明言しているのだ。なんというか困ったものだ(笑)。大学入試の試験問題なら、しばしば“悪問”と評されることを覚悟での志の高い出題である。随分と高次元の情報処理能力を要求しているらしい。これでは大学受験のほうがラクな気がする。試験場の設営が信じられないほど厳しいと先輩から確かに聞いていたのだが、正直騙されているのかと思った。所詮は学校の定期試験であろうと。しかしながら、その先輩の言葉は本当であると本日判明した。会場には学生証以外は何も持たずに手ぶらで入場し、筆記用具は配布するので持参してはならない。という徹底ぶりである。むろん、試験場での他の学生との距離はかなり遠くに設置されており、カンニングしようと思う学生がでてきたとしても、限りなく不可能なのである。きっと試験中に携帯電話が鳴ろうものなら即留年決定だろう。大学入試センター試験でさえも、かかるカンニング対策は実施していない(笑)。性悪説も度が過ぎているとしか思えない。そこまでされるなら、お言葉を「素直に」解釈して、こちらも全裸で入場してやろうかと悪態をつきたくなる(笑)。ははは(笑)。

以上のような具合に不平不満を漏らしてばかりいてもしょうがないので、ぼちぼち勉強を始めるとするか。今宵は学祭関連の宴があるらしいが、終了しだい取り掛かれればいうことはない。


…無理な気がするけど。笑




(テスト期間に寮のラウンジの冷房が故障したのが痛すぎる人)






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カラオケ行きたくなってきた

2012-06-28 23:59:59 | 医大生的生活

明日は小テストだから遅くまで勉強しようと思うも、部活から帰ればついついうたたねをしてしまい、気付けば午前4時である。酷く絶望的な気持ちになっております。医大生・たきいです。

さて、部活に顔を出すとマネさんから今日はカラオケで遊んできたのだと自慢された。うらやましい。思えば、こちらに来てからというものカラオケに一度も行っていない。そもそも大学に近接しているカラオケがない気がする。実に田舎である。

今にして思えば、筆者の地元の仙台はカラオケの店舗数が多い都市だった気がする。繁華街では、カラオケのみが入っている商業ビルが2軒並んで建てられているという露骨な競争が行われているところもある。田舎に来てはじめて思ったのだが、仙台は都会であったのだ。

筆者はカラオケでミヒマルをなかなか高いクオリティで一人二役を得意としているが、そんな人はまず見かけない。たまにミヒマルをカラオケで歌う人は見たことがあるが、たいていそんな人はmiyake(=男のほう)のパート意味わかんないからたきい歌ってくれと言われるのがよくある話である。だけれども、身近にミヒマル一人二役好きの稀有な人物がいた。ラグ部のマネさんである。ふと口ずさんでくれたのは、”気分上々↑↑”とかよりもずっと昔にリリースされた“Love is…”だった。ファンの間で評価の高い一曲である。実にすばらしい方だ。mihimaLISTはいい人しかいない。


なんだかカラオケに凄まじく行きたくなってきた。テスト終わったらどなたか一緒に行きましょう。


(ブログを書き終えたら外が明るくなっていた人(笑))



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bad news

2012-06-27 23:59:59 | 医大生的生活

看護学部の女子学生から、「痩せたね」と噂のわたくしの肉体でありますが、医学部女子からも同様のことを言われて天にも昇る気持ちになりました(笑)。筋トレ大好き(笑)。医大生・たきいです。

さて、調子の悪かった右膝でありますが、本日大学病院を受診しました。結論から言えば、残念ながら前十字靭帯が再断裂しているようです。3年前くらいに再建手術を受けた時に再断裂の可能性は5%くらいといわれていましたが、その低い確率に当たってしまった全くついてない男であります。当面の間ラグビーはできません。一番悔しいのは、プレーをしていてなんだかラグビーって楽しいなと思える前にこんな状態になってしまったこと。夏にでも手術を受けることになりそうです。そもそも運動を諦めて手術を受けないという選択肢もあり得そうですが、そのままにしておくと軟骨を傷つけてしまうことになるらしい。再々建術のオペは必須であるようだ。

整形外科の先生に医学部の1年生というのは紹介状でバレていたので、診療中に急に膝の構造の講義がはじまった(笑)。上の学年の授業で使ったものと思われるパワポのスライドを見せてもらいながら。診察が終われば「自分でも調べてみて」と言われたので、図書館に行って整形外科の教科書「整形外科クルズス」を紐解く。「自分でも調べてみて」という言葉が、自分が医学部に入学したのだという事実を身体的に納得させた。

靭帯とはそもそも関節の動きを制限しつつ、正常な方向に動くべく誘導するコラーゲンの物質であるらしい。医聖と称されるヒポクラテスは靭帯損傷の回復には運動が必要だと説いたように古来から研究の進んでいた部位なようだ。Lachman testの陽性で靭帯損傷と断言できるらしい。筆者は体が硬いのでその鑑別診断は難しいようだが、健部と患部の比較によりLachman testを実施するらしい。診察室でベッドに寝かせられて膝を動かされていたのはどうやらそれであったに違いない。因みにLachman testには経験が必要で実施には訓練がいるらしい。簡単なようでも誰にでもできるわけでは決してない。

いろいろと流し読みしてみた。前十字靭帯損傷による再建手術の記述はどの本にも載っていたが、「再々建術」なんて文字はどこにも見当たらなかった。不安でしょうがない。


というわけで、「医大生」と名乗りながら、初の医学的な内容のブログでございました(笑)。


話は変わりますが、自分がラグビー部に入部を決めたのは、先輩たちが皆、人のよさそうな人ばかりだったから。今回もたくさんの先輩に心配されてうれしかった。グラウンドでは当分の間練習できないけれど、まだまだ頑張っていきたい。上半身をムキムキにしてやる(笑)。


さ、勉強も何も手につかないので今日は寝よ。





(放射線技師さんの手つきがいやらしかったと思った人(笑))







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現実を直視しているのである

2012-06-26 23:59:59 | 医大生的生活

小中学生の頃はどうしてあんなに真面目な生き物だったのか。その疑問文の所以を問われれば、授業中に一度も寝たことがなかったからに他ならない。眠いと感じた記憶もなかった気がする。碌に勉強した記憶は一切ないが、学校で眠すぎて勉強できなかったこともない。実に健康的である。それに対して現在はといえば驚くほど眠い。なぜだ。深い理解ができ得る科目がほとんど展開されていないからという悲しい理由だったらどうしようとも考えるが、一身上の都合である気もする。第一に、ブログを更新している現在の時刻であります(笑)。「毎日更新」の体裁を整えるために、23:59更新の記事はすべて時刻を誤魔化してあるという本ブログの裏事情もありますので(笑)。医大生・たきいです。

さて、Dr.SPSS祭りと称されるコンピュータ実習があった本日。担当の先生は真顔で面白いことを言う系の先生だが、「祭りにふさわしい格好で来たら」とかのたまわっていたので、花火がプリントされたTシャツをチョイス。数人の学生にに筆者のその粋な心を気づいてもらってうれしかった(笑)。

おぼろげながら「帰無仮説」が理解できていなくもない気がしてきた今日この頃だが、「情報学」もその実態が掴めない厄介な科目の一つである。工学部の情報なんとか科とかなんとか情報科とかに進学しなくてよかった。どうも性に合わない。その難解さに閉口して、講義中は机の上に伏している人が散見される。ところが、今日うわさで聞いたのだが、講義中は助手の先生が後ろから態度を見ているというではないか。それは不都合だ。なにせ筆者も、講義中に意識が飛び、後ろのPCに頭をぶつけるまで上体を反らして休止状態に入ってしまったことが複数回ある。これはまずい。これ以上酷いアティチュードもあるまい。テストのほうも過去問やっておけば楽勝と誤解していたのだが、どうも最近はそうでもない厳しいテストらしいと知る。早くも暗雲が立ち込めている。

健康的だったのかどうかは知らないが、受験生時代特に浪人生時代は、「浪人生は時間的に不利になることはないのである」という、「信念」の言葉で覆い隠された「甘え」のもとで、毎日その日中には就寝する生活を送っていた。体力を振り絞って勉強したことがない。だけれども、大学では、かかる勉強が要求されているのだとか。耐えきれるか心配でしょうがない。

とりあえず、部活も休みな明日、悪友たちと定期試験決起集会でもやるかと画策中であります(笑)。あぁ、劣等生の道を歩んでいる気がしてならないのは気のせいであるはずだ。



(明日朝の終始全部英語で行われる授業でプレゼンするのが憂鬱な人(笑))






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