バイクについにアマチュア無線機 FTM-10Sを取り付けた。これは、バイク用無線機の定番といわれるくらい、皆さんが取り付けている。防水機能がしっかりしていて、バイクで使うことを前提に設計されている。
品物はちょっと前に届いていたのだが、取り付け用のアタッチメントがなくそのままになっていた。
本体とフロントパネルに分かれている。本体はシート下に設置。
シート下の空きスペースにバイクのゴムバンドで軽く固定。
電源は、リレーを介し、バッテリーから直接。リレースイッチはACC連動ではなく、別にスイッチを取り付けた。ネットで、ACC連動だと、給油等の時無線が使えず不便との記事を読む。また、常時接続では電源をオフにしていても、暗電流が流れていて、バッテリー上がりのおそれがあるとのこと。スイッチは両面テープで貼り付けるプッシュ型の薄いものがホームセンターにあったので購入。これをカウルの隙間から手を入れられる箇所に貼り付け。防水機能は無い。
設置。メーター表示されているものはバッテリーの電圧。
電圧は無線機起動時に表示する。また、常時表示させることも可能。
今回一番悩んだのがフロントパネルの設置方法。CBR1100XXはセパレートハンドルのため、既存のアタッチメントは利用できない。ネットで検索。
サインハウスの マウントシステム。
アタッチメントはA,B,Cの3種類必要。
Cパーツ(ベース) C-9 レバーホルダーマウント
Bパーツ(アーム) B-1 ロングアーム 83mm
Aパーツ(ホルダー) A-7 マウントパーツ
一番悩んだのが、Aパーツ。FTM-10Sにあうものが準備されていない。2種類アタッチメントはあり、従前のM5タイプと、強化されたM8タイプ。実はM5タイプのB,Cパーツを先に購入していたため、Aパーツは必然とM5タイプ。M8タイプには加工できそうなものがあったのだが、M5にはない。仕方なく加工しやすいように思われるA-7を購入。
カッターでプレートのでこぼこを取り、プラスチック用のヤスリで削る。穴あけする箇所にマーキング。穴をあけようとしていて、製品が分解できることに気が付く。これが正解だった。
プレートを固定していた金具のネジがFTM-10Sの取り付け金具と同じ大きさだった。多分M5かM6だと思う。ネジの長さが若干長いため、ホームセンターに向かおうと考えたが、とりあえず、ナットやワッシャをかましたところジャストフィット。無事つきました。結局プラスチックのプレートを加工する必要はありませんでした。
今回FTM-10Sと一緒にケーブル2DL1M(1m)とアンテナ(第一電波工業 NR-77AM)も購入。ケーブルはコメットの2Dタイプのものだったので、出来るだけ短くと、1mを注文。カウルの下からケーブルを引き込もうと考えていたが、短すぎた。そのため、シートの隙間から引き込む。手で引っ張ると動くので多分断線は大丈夫と思う。
ケーブルの引き込み。
アンテナはアースが必要(144MHz)。
アースはステーからとる。
アース線はテールランプの隙間から引き込み。本当はケーブルも同じようにしたかったがコネクタがじゃま。リアカウルをはずすのも面倒で、結局いいやとなった。
しかし、ここでトラブル。今までFTM-10Sのフロントパネルスピーカーから音を聞いていたが、先日購入したB+COM SB 213をBluetooth接続。FMラジオは良く聞こえる。しかし、430MHzに変えた途端、SB213のノイズがひどい。無線機本体からのノイズは全然無いというのに。144MHzも同じ。無線機の電源をオフにしてもノイズは残っている。原因が分からない。
先日、ヘッドセットと一緒に購入した旅先充電用バッテリーの初期不良があったばっかり。原因は製造ミスとのこと。新品のケーブルに交換してくれた。対応は非常に良かったが・・・
今回も製品の初期不良ということは考えられないが。
SB213が悪いのかFTM-10Sのノイズを拾うのかは分からないが。とりあえず、B+COMのサポート用掲示板に書き込みはしましたが。
まあ、無線局は開局していないので、とりあえずはラジオが聴けるのでよしとしておきましょう。開局用紙は既に記入していたのだが、旧コールサイン復活の書類がなくJARL待ち。本日無事証明書が届いたので、週明けに申請をすることにしよう。
あっ、しかし、まだアンテナのSWRを計っていない。器械がない。どうしようかな。誰かに借りて計測した方が良いのだろうか、悩むところである。