ラッキーノッツ

さまざまな出会いを大切にして・*:..。o○☆*゚

種の感想文、そのお礼状

2007年01月10日 | ○○に…

何かを深めてこだわり、一つのことに集中して生きている人って、ああ羨まし。

かくいう自分も文章に、幼い頃からかれこれ三十ん年にもおよんで日記、エッセイ、絵本、翻訳と、文字の世界に集中して生きてきました~

のですが…趣味という趣味は多種に亘りすぎ、広く浅~くって感じで、どれもこれも誇れるものなどありません~

みんなトバ口で終り、とても達人の域には及ばず。
そしてそのきっかけを語り、少しの経験を「こんな感じだった」というニュアンスみたいな感覚でちょっと語る…

情けない~あきまへんな。

だから、蝶だけを集めている人、ヨットに熱い人、社交ダンスを楽しむ人、それだけを趣味にしているっていうのが、すごくカッコよく、そして羨ましい~

まあ人をそんなに羨んでもしかたありませんね…やめましょう。自分は自分ってことで。

年末、大掃除をしてましたら、意外な場所から変なモノが出てきました。キッチンの薬置き場からです~

枝豆の観察とその感想文。そして種の会社のお礼文でした。


お土産まで送ってくれました~カスミソウの種

その経緯は~

テラスで枝豆を栽培しました。ルイボスティの飲みカスを土に撒くと、どんどん成長しましたね。りっぱな茎に肉厚の葉。さぞ大きな枝豆ができる事だろうと楽しみにしてました~4,5年前です。

そのえだまめの質素な白い花とやらも、楽しみの一つでした~
ところが、なかなか咲かない…。

朝から晩まで、気にして眺め、葉を裏返したり触ったり、でも咲かない。

結局、花が咲かずに実をつけたのです。ん?なんで?

ということで、種の会社に質問しました。それもハガキです。文章で尋ねました。

「そんなに喜んで観察していただき、また、栽培していただいてありがとうございます…一同感謝もうしあげます…中略…花を咲かせず実を結ぶものなどありません。きっと咲いたのだと思われます」とありました。

こんなに観察していたのに、こんなに厳しい眼で観察していたのに、その目をかいくぐって咲いたと、いうわけです

実際に育てている私より、遠くの生みの親が「それでも咲いたのだ」というので、咲いたのだと思います。

原理から言っても花が咲かずに実がなるっていうのは、おかしい

しかし~もしそうだとしたら、画期的な種です。ノーベル賞モノです。

というわけで、この冬が過ぎたら、またこの種を育ててみようかと思いま~す。

その頃の自分、趣味は、種の品質改良。まちがいなく、やってるでしょうね。厳しい目を光らせてますね