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音楽というものは…
実に難しい。
いや、楽しいけれど、調べれば調べるほど、学べば学ぶほど、うーむー…となって、光が見えたり、凹んだり…笑。
いい刺激にはなっていますが、、、
今日は童謡唱歌という括りから外れるのかどうなのか…
童謡と書いてあったり、唱歌と書いてあったり?
でも唱歌ではないけれど…童謡ってわけでもないかぁ〜…と、よくよく考えてみたら違うか…という結果になりつつ、せっかく録音したので出してしまおう!という結果にした、今日の曲です!ははは。
6月10日。
スティールパンで童謡唱歌(161)
『夏の思い出』
作詞:江間章子
作曲:中田喜直
童謡唱歌…といいながら、なんとこの曲は"歌曲"だそうですが…
江間章子サンと中田喜直サンが作詞作曲なら"童謡唱歌"だろう…という先入観で作ってしまいましたが…(~_~;)
記念にアップしておきます。。。
※曲を先に弾いて、後から解説を調べる…という順番だったので、後から気づく…という現象が起きたわけです。。。
ガーン( ̄◇ ̄;)
この曲は、1949年に江間章子サンと中田喜直サンのお2人が、NHKからラジオ歌謡として依頼されて作った曲だそうです。
中学の音楽の教科書に載っているそうですが…私も中学で習ったかな?たしか。
作詞の江間章子サンは、子供の頃岩手県の八幡平にて生活をしていて、尾瀬を訪れた時のことを思い出しながらこの曲をつくったそうです。
しかし、作曲者の中田喜直サンは、尾瀬を見ずに曲を作曲したそうです。中田喜直サンが初めて尾瀬を訪れたのは、作曲から約40年後の1990年だそうです!!!
この曲で「尾瀬」とか「水芭蕉」とかを知ることになる人もたくさんいると思うのですが…。
尾瀬は、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる地域で、その中の尾瀬ヶ原は、日本最大の山地湿原。
その尾瀬には水芭蕉やミズゴケなど、湿原特有の植物がみられるそうです。
歌詞にも出てくる"水芭蕉"は、5月末ごろ〜6月初めが見頃だそうです。
実際に水芭蕉が咲く時期は尾瀬の季節でいうと春先だけれど、水芭蕉ら夏の季語として歳時記には掲載されているとのこと。
二十四節気においても夏にあたるそうです。
この曲の作詞者サン、作曲者サン共に、昔の人…というイメージでしたが、意外と最近の方だったんだなぁ、と思いました。(失礼しました…m(_ _)m)
◎作詞:江間章子サン
1913-2005、新潟県生まれ。
昭和を代表する唱歌の作詞家、詩人。
代表作→「夏の思い出」のほかに「花の街」などがあります。
『花の街』
◎作曲:中田喜直サン
1923-2000、東京都生まれ。
日本の作曲家。
代表作↓
『雪の降る街を』
『かわいいかくれんぼ』
『シャベルでホイ』
『おかあさん』
『めだかの学校』